mixiユーザー(id:462499)

2024年03月26日00:27

47 view

地底世界シリーズ3 戦乱のペルシダー

を読んだ。昨日。
 ジェイソン・グリドリーという無線技士がターザナにやってきて、バロウズの近くに土地を買った。
彼は特殊な無線技術を開発し、その実験を行ったところ、出所不明の電波を受信した。この世にはここで実験を行っている機械以外に送受信できる無線機は無いはずだと言うのに。
果たしてその電波はペルシダーのペリーからのもので、驚くべき発見を地上に知らせるためのものだったが、同時にガークの息子であるタナーの大冒険をも伝えるものだった・・・。

 相変わらず前置き部分で全然本編までたどり着かない(笑)
本作ではすっかりペルシダー皇帝が板についたデヴィッド・イネスの代わりに元原始人タナーの大冒険が描かれ、それがまさにいつものバロウズという内容で、真面目で強靭で素早いタナーが数々の危険と美女に立ち向かう(笑)というもの。
これがもうカーターとターザンを足して2で割ったような感じで、まさに八面六臂の大活躍(笑)
途中ではコリビーズ人という、まさにバルスームに出てきそうな怪物たちも登場するし。
 冒頭語られるのがすっかり零落した爬虫類人マハールの様子で、1巻当時の圧倒的な支配体制が見る影もなく、涙を誘う(笑)
そこに攻めてくる謎の野蛮人たち。と言うか、ペルシダーでデヴィッドたち以外は野蛮人のはずが、襲撃者も原始的ながら銃を所持し、海賊のような姿で襲ってくる。
数では劣るものの近代的な装備で武装したデヴィッド軍が彼らを海に押し返すが、タナーが囚われの身に。
当のタナーは敵船上で敵の対象であるエル・シドの娘ステララに惚れられ・・・るのだが、これがタナーの苦難の始まりで、なぜかどこに行ってもモテモテの彼は、本書だけでも3人の美女に惚れられ、そのせいでえらい目に(笑)
というのもヒロインであるステララの性格が、バロウズには珍しく女性の物の考え方を実にリアルに表現しており、彼女の嫉妬でどんどんややこしい展開にはまりこんでいくのだ(笑)
そういうわけで色恋のもつれも含んだ読者の方が音を上げるくらいの危機に次ぐ危機で、もう堪忍して・・・となったあたりで終わるのも相変わらずのバロウズ節(笑)
いや〜〜〜久しぶりに満喫してお腹いっぱい(笑)
 また本作ではペルシダーの新たな謎も提示され、そこに至る道中の描写がこれまた興味深かった。
そういうところもしっかり書けるのがバロウズの強みの1つだと再認識。
 それにしても後半でタナーに課される過酷すぎる拷問は、読んでるこっちが気が狂いそうになったな〜〜〜(汗)
 あと冒頭でさらっとターザナが出てくるというかバロウズがそこにいるのだが、ターザンは出てこないのはなんでだ???っと思ったら、バロウズが住んでいた牧場が、現在もターザナという地名で存在していたのだった。
すげえなバロウズ(汗)
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年03月>
日 月 火 水 木 金 土
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

最近の日記

もっと見る