を読んだ。
E・R・バローズ著/厚木淳訳
火星の巨人ジョーグ
カーターとデジャー・ソリスはソートに2人乗りで工場や農場の巡視を行っていたが、何者かに襲撃されてデジャー・ソリスがさらわれてしまう。
カーターがヘリウムに戻ると、そこにヘリウムの製鉄関連施設を引き渡さなければプリンセスを殺すという脅迫状が届いていた。
差出人はピュー・モーゲルと名乗っていたが、その名を誰も知らなかった。
タルス・タルカスの協力もあり、大規模な捜索隊を組織したカーターだったが・・・。
本書には書かれていないが、バローズの息子が書いたものらしい。
なので解説にもある通り呼び名などそこかしこに違和感がある。しかしキャラクターの性格とか雰囲気とかは特に変化は感じないので、普通に読む分には問題ない。
目玉はもちろん巨人ジョーグで、身長なんと40m(汗)
40mと言えば初代ウルトラマンと同じである(笑)
こいつがヘリウムの空中艦隊を叩き落としまくるのだから、もはや怪獣映画の世界。
逆に言うとこいつ以外では特に目立ったところのない凡作だが、まあ息子が書いたんなら悪くない出来と言えると思う。
木星の骸骨人間
ジョン・カーターは罠にはまり、宇宙船に乗り込まされ、なんと木星に連れてこられてしまう。
そこは不気味な骸骨のような姿をした種族が、人間型の種族を隷属させている世界だった。
しかも更にデジャー・ソリスまでもが・・・。
そこで終わり!?とびっくりさせられるが、WIKIによれば著者が亡くなったために未完成となったらしい。
そのわりに一応終わったようにも見えるのは、偶然なのか?誰かが加筆したのか?
ちうわけでなかなかとんでもないところで終わっているのだが、このあと木星シリーズを書くつもりだったのだろうという解説は納得の行くところ。
ちうわけでとうとう火星シリーズ全11巻を読み終わった。
第1巻の感想でも書いたが、予想していたよりも趣があり、バローズのびっくりするくらいのアイデアマンぶりもあって非常に面白かった。
後半息切れしてきた感はあるにしろ、これだけ濃い内容を11巻も書いただけでも大したものだと思うし、しかも著者の作品はまだまだ山のようにあるのだから凄すぎる。
化夢宇留仁のお気に入りベスト3をあげておくと、「火星のチェス人間」「火星の幻兵団」「火星の秘密兵器」になるかな。
やっぱり面白いアイデアが炸裂していた話が気に入っている。
秘密兵器はヒロインがよかった(笑)
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