mixiユーザー(id:462499)

2022年12月08日23:48

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フルメタル・ジャケット

を読んだ。
グスタフ・ハスフォード著/高見浩訳
 ハイスクールを出たばかりの「私」ことジョーカーは、サウス・カロライナ州パリス・アイランドのアメリカ合衆国海兵隊新兵訓練基地で過酷な訓練を受ける。
脱落者も続出する中、足手まといと思われていたレナードがある日を境に優秀な成績を挙げ始めるが・・・。
 訓練が終わり、軍報道員としてベトナムに配属されたジョーカーは、次第に戦争に一体化し、研ぎ澄まされた1人の歩兵として戦うが・・・。

 もちろん例の映画の原作である。
ところで映画の訓練基地のシチュエーションは非常に印象的で、化夢宇留仁もよく覚えていた。
しかしその後の展開となると、ほとんど全く思い出せない(汗)
しかも映画は原作の後半の多くをカットしたらしい。
しかしどこからどこまでを再現し、どこからはカットされたのかも読んでいてよく思い出せない(汗)
映画でも女狙撃兵は出てきたっけ???
 それはさておき(汗)、ベトナム戦争を題材とした小説としては十分に濃くて面白かった。
映画と同じく訓練基地のシーンは印象的だが、その後のベトナムのシーンは空気や雰囲気、匂いといったところがリアルに伝わってきて内容としては負けていない。
しかしそもそもベトナム戦争に駆り出されている海兵隊ということは要するにザ・泥仕合ということで、物語っぽい展開にしようがなく、まさに「そういうもの」という展開になるのは必至であって、そこがまた著者の意図でもあるのだと思う。
 ちうわけでなかなか面白かったのだが、印象的だった訓練基地のシーン、実はここが無かったほうが1つの作品としての完成度が上がったんじゃないかとも思った。
あそこが印象的な上に変にドラマツルギーを保っているせいで、その後の展開に没頭しきれないような気がしたのだ。
おそらく著者が描き出したかったのは後半の展開の方だと思うし。
 それにしてもやっぱり狙撃兵は強いのう(笑)
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