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2022年11月03日21:12

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美食の歴史

を読んだ。アントニー・ローリー著/池上俊一監修
 絵で読む世界文化史シリーズ。
フランスはどのようにして世界最高の美食の国と讃えられるようになったのか。
ヨーロッパの美食の黎明期から紹介する。

第1章 中世ヨーロッパの美食
第2章 ある芸術の誕生
第3章 フランスの範
第4章 フランス料理の黄金の世紀
第5章 料理の惑星

 同シリーズの「ナポレオンの生涯」よりも「インカ帝国 太陽と黄金の民族」の方が読みにくいと書いたが、更に読みにくい本が登場(笑)
本文途中でぶった切るようにして図版が入るのも相変わらずだが、今回はインカ帝国に輪をかけて主役不在で扱っているテーマもはっきりとした形をなさないので、読みにくいというかほとんど意味がわからなかった(汗)
化夢宇留仁は食に対する興味は高い方で、そういう点からこの本は読むのをまあまあ楽しみにしていたのだが、時代、場所、登場人物、材料、料理など、どれもこれもあまりにもまちまちすぎてマジで意味がわからない(汗)
部分的に読み取れる情報としては興味深いことも多いのだが、文章自体は結局なにが言いたいのかわからないのがほとんどだった(汗)
例えば第1章ではあのノストラダムスとパラケルススが、料理に使用される砂糖について、それが身体によいものなのか、または害を成すのかで激しく争うのだが、双方の言い分どっちも意味がわからない(汗)
 上記の興味深かったところとしては、初期の香りも塩味もない悲惨な食事や、とにかく酸っぱいジビエ宮廷料理や、アメリカ大陸から入ってきた野菜への拒否反応など。
特にじゃがいもへの拒否反応は、現在のなにがどうあっても山盛りで供される状況からすれば意外だった。
巻末の資料編では当時の手紙や小説などの料理に関する記述の部分を紹介したりするが、なぜかメグレ警部シリーズの抜粋が多かったり(笑)、更に野兎の煮込み料理のレシピの歴史的変異を、実際に当時のレシピを紹介することで伝えてくれるのだが、そもそも野兎が手に入らないので欲求不満爆発(汗)
 ちうわけでほとんど意味不明のチンプンカンプン本(汗)だったが、大量に掲載されたカラー図版の当時の油絵の料理部分の抜粋など、見ているだけでも面白いところも多かった。
そして化夢宇留仁の食べ物の好みは中世ヨーロッパから進歩していないこともわかった(笑)
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