を10月18日に読んだ。小泉和子著。
タイトルの通りの博物館を運営する著者が自らが体験した昭和のくらしを紹介する。
第1章 昭和のくらし博物館
第2章 道具とくらし
内容は読みやすく、写真も多いので見飽きない。
扱っている期間はまさに昭和の初めから終わりまでという感じ。
著者は化夢宇留仁の親より10年ほど歳上くらいなのでストライクとはいかないまでも、化夢宇留仁の小さい頃はまだ生き残っていた昭和の文化も多いので、懐かしく思うところも多かった。やっぱりおばあちゃんの家にあったというのが多いが。
どれも興味深いが、化夢宇留仁が特に面白かったのはやはり食べ物に関するところで、現在は身近な食べ物が最初は如何に奇異に見られていたかとか、つつましくも強烈にうまそうな当時の食事とか、非常に面白かった。
この本で失礼ながら意外だったのは著者の知識の深さで、当時の生活を紹介するのみならず、ポイントポイントで歴史的な考察やそれがなぜそうなっていたのかなどの説明が入り、そこがまた非常に面白かった。
まだ中国から箸が伝わっていなかった古代日本では食事に匙だけを使っていたとか。
匙以外でも実は古代日本の生活は今よりも西洋っぽかった理由とも重なる床の歴史と、日本(床座)と欧米(椅子座)の違いによる寝具、テーブル、トイレなど様々な住環境への影響とか。
そもそもちゃぶ台が丸いというイメージが定着したのはサザエさんのせいだとか(笑)
石鹸の普及はダイナマイトの普及のおかげだとか(汗)
ちうわけでとても面白い本だった。
しかし今の若い人が読んでもファンタジーか悪夢にしか見えないだろうねえ(笑)
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