mixiユーザー(id:462499)

2022年03月16日20:18

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スターバック号を奪回せよ

を読んだ。
クライブ・カッスラー著/中山善之訳
 アメリカ海軍最新鋭の原子力潜水艦スターバック号が、ハワイ沖を処女試験航海中に海上に奇妙な霧を見つけ、その後行方不明に。
 ハワイの海岸で奇妙な漂流物を拾ったダーク・ピットはその中の文書を読んで海軍基地に届ける。
そこにはスターバック号の艦長が記した奇妙な遺言が・・・。

 約10年寝かされていたダーク・ピットシリーズ第1作で、著者が言うにはプロットが単純なので発表しなかったということらしい。
確かに一直線なストーリーではあったが、それを補って(?)あまりあるほど内容はぶっ飛んでいた(汗)
 冒頭からスターバック号の巡航速度は225km(約121ノット!)と書かれているのを見て、少し著者の正気を疑い、萎えた(笑)
気を取り直して読み進めると、海底の謎の急傾斜、水面の謎の霧の末にスターバック号は行方不明になるのだが、その艦長が書き残した記録の内容がとんでもなさすぎ、更にその海域で約30年前から40隻もの船が行方不明になり、全て発見されずじまいというミステリーの提示、船員の全身が緑色になって死亡していたという証言・・・と、なんだかもうクトゥルフ神話みたいなノリになってきて俄然面白くなってくる。
そこに更に戦後すぐにハワイ沖に沈んだ伝説の島を調査していた金色の目の大男と来た日には、もしかしてこれはエイリアンシリーズだったかと表紙を見直す始末。
後半は謎の海域の調査と発見された潜水艦の回収という展開になるのだが、更にそこにとんでもない大仕掛けやらとんでもない装置やらが登場して、実はキャプテン・フューチャーだったかと疑うことに(汗)。
 まあ色々と楽しめたわけだが(笑)、プロットはさておき、確かにこの作品が先に世に出ていたらシリーズはこんなに続かなかったかもしれないと思った(笑)
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