誰でも
男と女の区別なく
嘗ては子宮の中に居た筈。
子宮の中に居る経験を持たない人間は
存在するのだろうか。
人工的な出産であれ
一度は子宮の中へ注入されて
子宮の中で過ごす期間を経て
この世に生を得たのではなかろうか。
だとしたら
子宮の中に居た記憶は
誰にでも有ると思う。
意識に現れることはない
としても
記憶としては
脳内のどこかに
残っているのではないかと思う。
パソコンなら
一度消去されたデータでも
復元出来るように
脳でも
一度意識から消え去った記憶(データ)であっても
復元出来るのではないだろうか。
(もしもデータとして残っているのであれば。)
記憶として意識出来ないにしても
「子宮の中に居る感触」
は覚えているのではないだろうか。
そして
「眠る」という行為が行われる場所
としての
「寝床」が
「子宮に限りなく近い環境」であるのなら
理想の眠りが
実現出来るのではないだろうか。
誰でも一日のうち
何時間かは眠りの中に居る。
その眠りが
「子宮の中」で得られれば
最も深く上質な眠りを得られるのでは
ないだろうか。
眠っている時
のみならず
起きている時も
子宮の中に居るような世界なら
誰も疲れないのではないだろうか。
人は子宮から出て
子宮の中に居た頃の記憶を忘れて
子宮の中に居た時の環境を復元することの意味を
考えなくなっているけれども
この世界が
子宮の国であったのならば
(それは神話の中では
「ノアの方舟」で表現されているように思える)
誰も皆
イライラしたり
悩んだり
不安になったりすることは
無いのではなかろうか。
この世界を
「子宮の中の環境」に近づける
という発想で
変えてゆければ
誰も争わない世界を
現出させることは出来ないだろうか。
ログインしてコメントを確認・投稿する