mixiユーザー(id:462499)

2021年08月17日12:48

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カナリヤの爪

を読んだ。E・S・ガードナー著。阿部主計訳。
 ペリイ・メイスンシリーズ。
依頼人はカナリヤの入った鳥かごを持った女性だった。
依頼内容は離婚問題に関することでペリイの興味を惹かなかったが、カナリヤの爪がきちんと切りそろえられていないことが気になった。
そこで調査を開始したペリイは、彼女が姉の不倫の隠蔽のために身代わりをしていたことを突き止めるが、彼女の姉の夫が死体で見つかったことで事件は混迷の中に・・・。
 相変わらずテンポがよくて活気に満ちていて楽しめる。
今回特に気になったのは、あまりにも雰囲気が現代的だということだった。
原書が書かれたのは1964年らしいのだが、全然古いイメージが無く、携帯電話が無い以外はそのまま現在の物語としても通用しそうである。
その電話も登場人物たちが行く先と連絡を取り合う時間を必ず告げてから出てゆくので、一切滞りなく、まるで携帯電話を持っているがごとくスムーズに連絡がとれる。
更にやはりここはアメリカの凄さでもあると思うが、要するに彼らは当時すでに現在と同じような生活環境を構築していたのだ。
 今回の事件は「どもりの主教」と比べるとやはり登場人物は多いものの時系列的にはシンプルな作りだったので、混乱することもなく読みやすかった。
しかしそれとトリックを見破れるかはもちろん別問題で、最後に解説されるまで全く想像もつかなかった(汗)
あっちがああの内にそっちも入れ替わってるなんて想像つかないよ(笑)!
 そんでペリイさん、この話の中で可愛い秘書のデラ・ストリートと2人で豪華客船に乗っての世界一周旅行を計画してましたよ。日本には桜時に行くそうな(笑)。
アメリカはやっぱすごい&やっぱ弁護士は儲かるんだなあ。

追記2021.10.12
書かれたのは1937年でした(汗)
戦前(汗)
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