を読んだ。
銀河連邦監察宇宙軍巡航宇宙艦エアリーズで大尉として勤務しているグライムズ。
エアリーズは辺鄙な星域にあるエル・ドラドという惑星に向かっていた。
エル・ドラドは銀河中から風変わりな大金持ちが集まって暮らしている独立世界で、そんなところから宇宙軍に援助の要請が来たのは前代未聞のことだった。
やがてエアリーズはエル・ドラドの軌道上に到着し、まずはロケット艇による先遣隊を派遣することになり、それにはグライムズ大尉がパイロットとして搭乗することになった・・・。
スタートレックっぽい幕開けに、それっぽい展開を想像したがいい意味で想像を裏切られた。
まずエアリーズが本格的に惑星に降下するのに68ページまでかかったことにびっくり。
これからやっと本編かと思ったが、それ以降も似たような展開が続き、実はすでに本編が始まっていたのだと気づく。
この辺はなかなかうまい展開で、先が読みにくく飽きさせない。
またエル・ドラドの様子やそこに住む貴族の面々もなかなかおもしろく描けている。
神戸出身のタカダ男爵とか、ダンウィッチのタールトン卿とか、メチャメチャなにかありそうで特に何もなかったのは残念だったが(笑)
物語の骨格部分はそんなに目新しいものではないのだが、本編のヒロイン王女マルレーネの魅力も相まって最後まで面白く読めた。
あとロボットの召使いがちょろちょろ出てくるのだが、こいつらがシェイクスピアの引用に対して間違いを指摘してきたり、異様に賢いのも面白い。
それにしても1巻と雰囲気違いすぎでは(笑)
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