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2018年04月09日06:26

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ペヤングヌードル ♪

マーケッティングと味覚テストは、つくづく、偉大であり、不思議なものです。

有名なペヤングソース焼きそばは、まるか食品という群馬県伊勢崎市の製麺会社の大ヒット商品ですが、まるか食品のカップ麺は、
実は、ペヤングヌードルという醤油味のカップ麺が最初です。

子どものころ、母が働いていたので、料理が上手な母の「おふくろの味」も食べましたし、手銭があるので外食にも連れて行ってもらえましたが、カップ麺も食卓に上りました。
一番好評だったものは、ペヤングヌードルでした。
最初に食べたとき、「なんてうまいのだろう。」と感動したことを覚えています。

ところが、上京してから店頭で見かけず、驚きました。あるものは、焼きそばだけです。「経費削減などの経営戦略上の理由で商品を絞ったのか」などと思っていましたが、実際は、ペヤング焼きそばで儲かって仕方がない状態でした。
上京してから同級生との交流がありました。
(不思議なもので、大学時代と人生の輪郭が確定した現在がもっとも交流があります。)
そのとき話題になりましたが、新潟大学の学生は毎日のように食べていたそうです。

最近知った真相は、群馬県、新潟県を中心とした、事実上の地域限定品だったということです。

不思議ですね。
私はマーケッティングの素人ですが、絶対に東京でも売れる味です。販路が問題かというと、それは違うでしょう。大手スーパーへの納入がことごとく失敗するとは考えられません。ソース焼きそばによって絶大な知名度と販路がすでにあるのですからなおさらです。

同様に、日清食品も、一時はカップご飯(ピラフや赤飯など)を売り出しましたが、すぐに撤退しました。
(ちなみに、日清食品は、チキンラーメンやカップヌードルを発明した安藤百福氏が亡くなられていてから、息子さんが跡を継ぎました。
テレビのインタビューに答えて、創業者について、

「発明も偉いが、その後の父の商品展開が自分にはまねができない」
とおっしゃっていたのが、印象的です。)

その判断が正しいのかわかりませんが、
私が社長だったら、損をしてもむきになって売るでしょう。
まるか食品のペヤングヌードルも全国展開するでしょうね。その辺りが、素人とプロの違いです。素人にはうかがい知れない理屈があるのでしょう。

よく、インスタントを嫌う人がいます。
しかし、何と鮎までも、天然鮎よりハーブで育てた鮎がうまい時代です。
(大塚の松し滿という店の定番です。毎年、楽しみにしています。)
ペヤングソース焼きそばは、カップ麺というハンディがありますが、日清ソース焼きそばやサッポロ一番ソース焼きそばなどは、既存の中華屋さんや大衆食堂では太刀打ちできない味の完成度があると思います。

私も、インスタント食品の味覚テストには何回か参加しました。自分が「絶対に不味い」と思っていたものに、何割かの熱狂的な支持者がいて驚きました。
私を含めた多数派のAというバージョンと、少数派のBというバージョンの中間の味が市場に出ました。こんなことをやっているから、うまくなるわけです。

結局、パソコンと同じで、
いくら弊害が叫ばれても、受け入れるしかないものでしょう。


正直一番おいしい「定番カップ麺」ランキング
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=45&from=diary&id=5061963
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