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2015年05月03日18:55

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リチャード・ブレイド13 黄金の馬

を読んだ。ジェフリー・ロード著。風見潤訳。創元推理文庫。
 ブレイドが今回目覚めた世界は中世ヨーロッパ風の森の中だった。
そこで偶然立派な馬を手に入れたブレイドだったが、その馬のおかげで「黄金の馬を駆るもの ペンダーノス」と勘違いされてしまう。
彼らペンダーの民は、馬を駆っての弓術が得意な民族だったが、近隣の同じく騎馬民族であるロジャックと、重装歩兵を主力とするラニールの脅威にさらされていた。
さらには若きネファス王の摂政であるクレルスがラニールと通じ・・・。
 ちうわけでまさに相変わらずの多勢力の衝突と、その渦中でいきなり中心人物になるブレイドと、相変わらずのブレイド節(笑)である。
基本的には全く同じストーリーを世界の味付けの違いで読ませているわけだが、今回は中世ヨーロッパ風とこれまた典型的な感じだが、むしろローマ帝国時代の蛮族の視点と考えれば少し珍しいかもしれない。
今回はブレイドの属した陣営が最初からそこそこ戦力が充実していたので、いつもよりは「楽」な任務だったかもしれない(笑)
 ところで典型的ヒーローアクションものである本シリーズだが、ヒロインがたくさん出てくるのはもちろん、遠慮なくすぐにベッドインするのも特徴なのだが(笑)、少し変わったところ(?)として、ヒロインの中には大損担当がけっこういることが挙げられる。
今回はロジャックのスパイだった少女で、ブレイドに正体がばれたあともブレイドに保護されるのだが、ブレイドの目が届かないところで拷問されて殺されてしまった。
これまでのシリーズでもブレイドは守ろうとはするのだが、それが果たせず悲惨な末路を迎えるヒロインが多数存在する。
前巻の父親に踏み殺される娘は可哀想だった。
そしてブレイドは悲しみはするものの、なにしろ忙しいのでそれどころではなく、結果的には他のお姫様と結ばれてハッピーに・・・・ひどい(笑)
まあそういう脳天気なところが当時の小説の醍醐味のような気もする(笑)
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