を読んだ。2014年6月13日。ジョン・ブラナー著。巻正平訳。ハヤカワ文庫。
人口過密問題はもはや手遅れの域に入っていた。もはや人類が共食いを始めるのも時間の問題。
そんな時ハッピー・ドリームという麻薬が流行りだした。
常識では考えられない低価格に、無尽蔵の供給、そしてかき消すようにいなくなってしまう常習者。
国連ニューヨーク支部の麻薬部に勤めるニコラス・グレイヴィルは、研究用のハッピー・ドリームを届けにメキシコに向かっていたが、飛行機がキャンセルされてしまい、陸路を行くことになったが・・・。
ミステリータッチで進む本作はあまりSFっぽい雰囲気ではないが、骨格にあたるアイデアは完全にSF、しかも古きよきSFという感じ。
ハッピー・ドリームは誰が、何のために供給しているのか?そして消えた人々はどこに?そしてヴァームという色は?
要素を並べて理由を推測すればたどりつくその真相がまさに直球SFなのだ。
その分古くさい感じは否めないが、そこがまた面白かったりするので、物事は単純ではない。
でもまあ一言で言えば、「普通」かな(笑)?
ログインしてコメントを確認・投稿する