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2012年08月28日21:44

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兵庫県豊岡市城崎町:城崎温泉

土日を使って兵庫県豊岡市の城崎温泉に行ってきました。
細切れ夏休みの有効(?)利用です。
城崎温泉に初めて行ったのは八年ほど前に、職場の労組
のイベントで団体旅行したのが初めてで、そのほか家族
で行ったこともありましたが、ゆっくり温泉街を回った
こともないし、醍醐味である外湯めぐりも満足にできな
かったので、一泊して外湯をすべて回ってみようと思った
のです。

今回、城崎温泉街から外に出ようとは思わなかったので
車はやめ、鳥取駅からのんびり列車で行きました。
鈍行で行くと2時間くらいかかりますが、ちょうど臨時
快速の「山陰ジオライナー」が運行されていたので
これを利用しました。

外は雲ひとつない快晴です。
山陰本線は、鳥取市から東、鳥取砂丘、浦富海岸などの
景勝地を走っていきます。これらを山陰海岸ジオパーク
といい、列車はジオライナーという名の通り、景勝地を
通る時にちょっとした解説を車掌がしてくれます。

なにげに見る風景も解説つきだと何だかじっくり見て
しまいますね。

1時間半ほどで列車は城崎温泉駅に到着。
城崎温泉街を散策し、外湯の場所を確認し、
奥の方にある城崎ロープウェイに乗車。
城崎温泉街の背後には山々が連なっており、
このロープウェイはその1つ大師山の山頂
まで運んでくれます。
途中に温泉寺本堂があり、途中下車をする
ことができますが、まずは山頂に行きました。

快晴ですし、空気も澄んでいるので、城崎
温泉街、沿って流れる円山川、遠くは京都府
の丹後半島までよく見えました。
しかし、日差しは強烈です。
山頂からは別の山に縦走できるような小道が
作ってありますが、六、七キロくらいの行程
ですし、今回はハイキング目的ではないので
やめておきます。そういう装備もしてきてないし。

とはいうものの、ロープウェイでくだろうとしたら、
乗客が詰めかけていまして、しばらく順番待ち
状態だったので、徒歩で下ることにしました。
実はロープウェイを使わなくても、麓にある
温泉寺薬師堂の裏の参道から山頂までは
上がることができます。
ただ、勾配がかなりきついです。

こんなときに限ってビジネスシューズで来て
しまいましたので、降りにくい。
途中の温泉寺本堂、美術館をそれぞれ
見学し、そのまま麓まで降りました。

午後1時を回ったので、温泉街のとある店で
食事をし、宿に向かいます。
ビジネスプランで予約したので、通されたのは
普通のビジネスホテルの一室のような部屋です。
素泊まりなので宿の食事はつきません。
食事がつかない分、宿泊代は大幅に安くなり
諭吉が飛んでいかなくなります。

ある程度の規模の温泉だと、ビジネスマンを
ターゲットにしたこういうプランもあって
いいですね。例えば豊岡市に出張などのとき
少しだけ足をのばして(城崎温泉駅は、JR豊岡
駅の2つとなりです。)、宿に泊まって
温泉三昧できます。

ただ、お宿自体は温泉旅館なので部屋の前に
「(私の苗字)様」という札が貼ってあり、
ちょっとこはずかしいかんじ。

それはともかく、宿の温泉は使えますし、城崎
温泉名物の外湯めぐりも無料でできますので、
これで十分です。

ちょっと前まで、宿に泊まって無料の外湯めぐり
を楽しむときは、フロントなどに備え付けの
入浴券を、入る外湯の数だけとって向かう、という
やり方だったのですが、現在はバーコード付きの
券を1枚もらい、外湯のカウンターで機械に通す、
という方法をとっています。これなら何度でも
入れますし、途中で気が変わって、もっと外湯
に入ろう、と思った時も大丈夫ですね。

しかも、おさいふケータイやWAONなどのICカード
があれば、フロントで情報登録しておけば
このバーコードカードの代わりになるらしいです。

宿に泊まらず、日帰り入浴で外湯めぐりをする
場合も七つある外湯のどれかひとつで1000円
払ってこの登録作業をしてもらえば、同じことが
できます。その場合、ガラケーやICカードがなく
ても、「ゆめぱカード」というものを貸し出し
てバーコードのかわりにするようです。
なお、外湯1湯あたり600円かかりますから、
(後述の「さとの湯」「御所の湯」のみ800円)
2つ入れば元は取れてしまいます。

城崎温泉・・・いつのまにかIT化してますね

さて、外湯ですが、鴻の湯、まんだら湯、御所の湯、
一の湯、柳湯、地蔵湯、駅舎温泉さとの湯、と
七つあります。
このうち、鴻の湯とまんだら湯には入ったことが
なかったので、そこから行くことにしました。
この2つは温泉街の一番奥にありますので、ちょうど
そこからスタートし、最後にさとの湯に入って
締めくくる計画です。

八年前に初めてきたとき、バスの運転手さんから
「外湯めぐりをするときは、パンツ1丁の上に浴衣
だけ、というスタイルがいい。」と言われ、その格好
で繰り出す。
なぜかというと、外湯めぐりをしていると、
湯に入って、上がるまでのサイクルが短くなるため、
あまりごてごて着過ぎていると邪魔になるからです。
加えて、いくら手ぬぐいで身体を拭っても、
フロに入ったり出たりをしているうちに服、
がしっとりと濡れてきてしまいます。
濡れた服の状態で外を動き回るのは
かえって不快。

その分、浴衣とパンツだけなら爽快なもんです。
城崎温泉は浴衣姿の人が大勢いるので全然違和感
はありません。
しかも今は夏。このスタイルの方が
らくちんです。

旅館の自動車で近くまで送ってもらい、
鴻の湯の玄関をくぐると、作務衣を着た
店員が待ち構えていました。
すぐにバーコードリーダの機械に案内されます。
新しい外湯めぐりシステムになってから
日が浅いので、客が戸惑わないよう、
案内がすぐ入るみたいです。
すべての外湯で同じ対応でした。

城崎温泉の湯は、集中管理されているので
どの外湯でも、どの旅館でも泉質に変わりは
ありません。湯自体も無色透明の塩化物泉なので
それほど特徴もありません。
ざっくり言えば万人受けする泉質ではありますが、
いろいろと客を呼び込もうと頑張っている姿勢が
感心しました。

私は温泉に入るときはだいたい30分以上はかけて
いますが、このペースで七湯入っていると
バテてしまうので、10分程度で切り上げ、
次の湯へ向かいます。
それでも3湯目の御所の湯のあたりから、くたびれて
きました。

いたるところでソフトクリームが売られていたので
心は動いたものの、それよりも水! という感じで
途中から、風呂のカランから出る水をそのまま手で
すくって飲んでいました。
乳製品は食べた時はいいけど、すぐ喉が渇くのです。

そんなこんなで休憩をはさみながら外湯めぐり
を繰り返し、最後のさとの湯に来た時は午後8時
を回っていました。
外湯めぐりを開始したのが午後5時半くらい
だったので3時間近くかかっています。

私は素泊まりだったので夕食のことは気になりません
でしたが、そうでなければ食事の時間を考慮
するとだらだらと外湯めぐりはできませんね。
八年前もそういう理由で外湯は3つめぐるのが
精一杯でした。

しかも各外湯で営業時間がまちまちで、平日は
休みのところもありますから、すべての外湯
を一気に回ろうと思ったら、土日の午後4時
から午後9時までの時間に限られます。
いくつかは朝7時から営業しているので、夜
をはさんで朝に行くという方法も使えますが。

さとの湯は、クールサウナと水風呂があるので
ほてった身体を冷やします。ああ極楽極楽。
温泉に来ているのにこんなんで極楽を感じるのも
どうかと思いますが、真夏に外湯めぐりをする
とこうなってしまいますね。

さとの湯を出て、ふらふらと宿まで帰り就寝。
よく眠れました。

次の日は旅館で朝風呂をし、朝9時にチェック
アウトをして、ふたたびジオライナーで鳥取市
まで帰りました。

城崎温泉はかなり規模が大きいので、賑やかです
から、静かに温泉につかる、というわけには
なりませんが、旅館も充実しているし、飲食店
やお土産屋も多く、駅からも近いので便利です。
私は鳥取市方面からきましたので、使用ルート
としては少数派ですが、その他の地方からだと
大阪や京都からの特急や直通バスもありますので、
アクセスは大変便利だと思います。

私自身、今回の旅で、意外と手軽に利用できるな、
と改めて思いましたので、今度は違う季節に
来てみたいと思います。

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