文字研究の場所です。文字とは何かという問題を考えましょう。言語と文字を混同しないことが条件です。文字は言語に従属する二次的なものではない。むしろ、文字が言語を記述しはじめたときから、言語が文字に従属するようになる。とりあえずはこのような観点から考えました。
文字は遠い過去のものであっても専門家の専有物ではありません。文字とその構成要素は目の前に際限なく留っています。時間によって変化せず、今あるものが文字なのです。ただし止まっているものに目を凝らしてみなければ文字はその都度消えていくものとしてしか考えられません。専門家はむしろ文字をそのような消耗品として扱います。そして文字への偏愛は学問ではないと見なされています。しかし目の前の文字に奇妙なざわめきを感じる人は決して少なくないと思います。焦点が合っているようで合っていない意味の流動性に埋もれながら文字の静かな沈殿に落ち着きを取り戻すこともあるでしょう。文字への偏愛は単なる通過点ではなく、むしろ唯一根拠のある到達点だと考えます。
☆目次☆ (トピックの入口)
<導入>
休憩室 雑談のトピックです。
覗いてみただけの人もどうぞ。
とりあえずここに書き込みです。
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<考察>
言語を持たない文字
原初的な線の書き込みについての議論が展開しています。
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文字の三つの次元
(予告)もうしばらくお待ち下さい。
文字とそれ以外のもの
(予告)こちらもしばらくお待ち下さい。
<文字以前の歴史>
ブロンボス洞窟
言語を持たない文字の中のブロンボス洞窟に関する
議論を引き継ぎます。
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洞窟壁画
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シャテルペロン文化
(予告)
トークン学説
メソポタミアにおける文字以前の文字と考えられている粘土小片群、通称トークンまたはクレイ・トークンについてです。
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<各文字>
シュメール文字
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エブラ文字
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ウガリト文字
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ヒエログリフ
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マヤ文字
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梵字
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漢字
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仮名文字
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キリル文字
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ハングル文字
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☆関連する項目☆
文字論、文字政策、文字学、グラマトロジー、考古学、言語学、音韻論、先史学、人類学、カリグラフィー、エクリチュール、テクスト、
☆文字の色々☆
シュメール文字、ヒエログリフ、ヒエラティック、デモティック、アッカド文字、エラム文字、バビロニア文字、アッシリア文字、エブラ文字、ウガリト文字、ヒッタイト象形文字、ヒッタイト楔形文字、古代ペルシャ文字、インダス文字、マヤ文字、線文字A、線文字B、シナイ文字、カナン文字、フェニキア文字、ギリシャ文字、エトルリア文字、ラテン文字、キリル文字、グラゴール文字、ルーン文字、オガム文字、グルジア文字、アルメニア文字、アラム文字、ヘブライ文字、古ヘブライ文字、ヘブライ角形文字、ナバテア文字、アラビア文字、ブラーフミー文字、カローシュティー文字、デーヴァナーガリー文字、グルムキー文字、グジャラーティー文字、オリヤー文字、シンハラ文字、チベット文字、ベンガル文字、タミール文字、テルグ文字、カンナダ文字、マラヤーラム文字、タイ文字、クメール文字、ラオ文字、ビルマ文字、西夏文字、亀甲獣骨文字、金文、篆書、隷書、楷書、・・・ひとまず休憩
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