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Motorcycle Maintenance RoomコミュのMFバッテリーの「恐ろしさ」

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最近は、原油高の影響もありまして、バッテリー(クルマ・バイク用双方)の値段も上がりました。
さらに、流行なのでしょうか、MF(メンテナンスフリー)バッテリーが多く売られています。

皆さんにお聞きしたいのですが、
「MFバッテリーは、突然昇天(バッテリー上がり)する」
「あまりバイク(バッテリーはMF)に乗らない場合、充電しないと使えない」
「使い方によっては、MFバッテリーは寿命が少ない。それゆえ、6つキャップがあるバッテリーでしたら”強化液・希硫酸を補充”すると復活する」

・・と言うような事を考えていました。(実体験から)
そこで、「MFあるいは6つキャップ付きバッテリー、どちらが好きですか?」
と言う事をお尋ねします。

私のバイクにはMFバッテリーをつけていますが、前回のMFバッテリーは1年で昇天しました。(早過ぎないか?)
何回充電してもセルが回らない状態でしたから・・。

確かに頻繁にバイクに乗れば、それだけ「走りながら充電される」事からバッテリーの活性化は充分にありますが、いくらMFでも「状態が良い状態が続き、いきなり昇天する」と言う特性のようですから、油断ができないと思うのです。
その点、従来の6つキャップ付きバッテリーなら、液の補充と充電で”何とかなる”と思いますが・・・、いかがでしょうか?

そう言った意味で考えたら、6つキャップ付きバッテリーが「長持ちする」と思います。
(+とーの接点部分にグリスを塗る)
まあ、そのバッテリーの使い方とも言えるでしょうが・・・。

皆さんのご意見をお待ちしております。

コメント(18)

てりさん、こんにちは。

MFかどうかに関わらず、バッテリーは放電させた状態におくと極端に劣化します。
それは負極の硫酸鉛が硬化してしまって、充電しても元に戻らなくなるからです。

充電すると本来は硫酸鉛は分解されて、鉛と硫酸に戻ります。
放電すると鉛が硫酸鉛になります。

硫酸鉛になったばかりは柔らかいので充電すると簡単に分解されます。
しかし硬化してしまうと、分解できなくなります。
硬化した硫酸鉛は白い物質になります。「サルフェーション」と言います。

なのでバッテリーは常に満充電で保存するのが良いのです。

私のスクータはMFバッテリーです。2004年の10月に新車で買ったものですから
3年半乗っていることになります。最初の2年間は、週に5日、その次の1年半は
週に1日程度の頻度ですが、片道20分13kmの通勤をしていて、全く何も問題ない
です。まあ、ほとんどいつも全開で走っていますが。完全メインテナンスフリー状態
です。エンジン始動は100%セルモータでやっています。長い信号待ちではエンジン
止めています。通勤途中で2回ぐらい再始動しています。

MFバッテリーは液を補充しなくてよい、というのがメリットなので、液面管理をちゃんと
するならMFでなくてもいいわけです。液が減ると、鉛の板が電解液に触れていない
わけで、その部分では電気分解ができませんので、やはり表面の硫酸鉛が硬化して
しまいます。
>かつぼんさん。

てりでございます、ご説明ありがとうございます。

やはり「液」そのものが減る事に問題がある訳ですね。
つまり、常にバイクを動かすなどの「活性化」でもって、硫酸塩の硬化が防げる・・と言う訳なのですね。
別の言い方をすれば「満充電」・・となるのですね。

良くわかりました。ありがとうございます。
>「MFあるいは6つキャップ付きバッテリー、どちらが好きですか?」

MFバッテリー(バイク用ならば密閉型)と、開放型バッテリーの好みですかぁ…。( ̄-  ̄ ) ンー

あくまで私個人の好みで選ぶと、『開放型』ですかねぇ〜。ぴかぴか(新しい)

我が家のバイクには、MFバッテリー装着車もあれば開放型バッテリー装着車もあります。けれど、実際の使用上において性能的にMFと開放型での性能差というのは感じたことがありません。

もちろん性能とは別に使い勝手についてなら、開放型には補水作業が必要となり手間と言えば手間です。
しかしMFバッテリーについても我が家では、走行後は必ず車体から取り外して保管しており、時々補充電もしながら管理していますので、開放型の補水もこの時にやるだけの事ですから、さしたる手間にはなりません。

ではなぜ開放型の方が好きかと言うと、一言で言えば『白黒付け易い』というところでしょうかねぇ…。あせあせ(飛び散る汗)

開放型はセルの中の希硫酸の比重を、比重計を使って測定する事ができます。これにより補充電の必要性や補充電後の比重状態により、バッテリーの状態判断や寿命の判断がつきやすいという利点があります。

もちろんMFバッテリーでもテスターで同じ様な判断は可能ですが、いまいち判断が曖昧になりがちです。私自身が少し時代遅れの職人気質の所が有り、比重計ではっきりと目に見える形で現される開放型の方が好きです。あせあせ

それと、この事自体はバッテリーのせいでは無いのですが、バッテリー搭載方向に自由度の有るMFバッテリーは、その特性からか比較的バッテリーが外し難い場所とか方向に取り付けられる傾向があります。

MFバッテリーとはいえ、実際には補充電や保管状態により寿命が左右されやすいバッテリーは、取り外し易い場所にある方が楽なのは当然なので、“倒すと液漏れを起こす&補水が必要”というネガティブ要素のある開放型の方が、結果的にアクセスしやすい設置場所にある事から、開放型の方が好みですねぇ。手(チョキ)

ちなみに私の場合、特にMFバッテリーの方が『突然昇天する』とか『寿命が短い』と感じる事は無かったですねぇ。

開放型の強化液の類は使った事がありますが、多少の効果くらいしか実感できませんでした…。o(ToT)o ダー

元々開放型に補水をするのも、電気分解や蒸発分の水の減量分を精製水を補充して足してやるのが目的ですから、別トピに有った様な“液そのものをこぼした”様な場合を除き、通常減量しない希硫酸を補充する事は無いでしょう。
>miyanさん。

てりでございます、誠にありがとうございます。

バッテリーにおける「性能差」は、どちらもあまり差がない・・と言う事ですね。
ただ、開放型(6つキャップがあるバッテリー)の場合、多少の手間(電解液・水の補給等)はかかるものの、電気的作用において考えたら「差がない」と言う事ですね。

・・・これらのご意見を読み、私における「バッテリーの使い方」を検証した結果・・、

1・バイクに乗る機会が少ない
2・そのため「オルタネーター(ダイナモ)」からの”充電が足りない”

・・と言う事がわかりました。

私のバイクは、説明書を見ても「MFバッテリーを搭載するように」と明記されています。
事実、バッテリーの搭載方法が「斜めにバッテリーをマウントする」のです。
開放型ですと、何らかの事態が発生した時「液漏れ」を起こしそうですね。

私も、MFバッテリーの”突然昇天する事態”を経験しているため、多少の手間があっても「何とかなる(液の補充・・バッテリー強化液とか・・その後充電する)」開放型が好きですね。
やはり「長持ちさせたい・原油高の影響でバッテリーの値段が上がった・・ユOサでは18000円くらい・・バイク用で・・」事実もありますから。

・・でも、繰り返しますが、日常において「バイクに良く乗る(通勤とかで)」事で、バッテリーを活性化させる事、あるいは「はずして充電し、保管する」と言う方法が重要なのですね。

ありがとうございました。
MFバッテリーと解放型バッテリーでは充電圧が違うので注意して下さい

MFバッテリー用のバイクに解放型バッテリーを積むと過充電してしまい、最悪は爆発します

また、解放型バッテリー用のバイクにMFバッテリーを積むと充電不足を起こします

積み変える場合はジェネレーターオルタネーター等の交換が必要となります

また、MFバッテリーと解放型バッテリーでは+−の端子の位置も逆になりますので配線の取り回しも変える必要があるかと思います

サイズもMFバッテリーの方が多少大きいのでバッテリーボックスの加工も多少必要になります
>MFあるいは6つキャップ付きバッテリー、どちらが好きか?

と聞かれれば、自分はできれば MF の方を選びたいんですが
古い Virago なんで残念ながら開放型です。 MF 仕様に改造
することは考えていません。 充放電バランスを検討したうえで
電装系を設計し直すなんて素人の手には負えません ・・・
純さん、こんにちは。

>>5
>>MFバッテリー用のバイクに解放型バッテリーを積むと過充電してしまい、最悪は爆発します
>>また、解放型バッテリー用のバイクにMFバッテリーを積むと充電不足を起こします

逆のような気がしますが、ソースがありましたらお願いします。

GSバッテリー、FBバッテリーのサイトをウロついてみたのですが
MFバッテリーと解放型バッテリーの充電方法の違いの説明を発見できて
おりません。

バイクの充電回路はやや充電容量をオーバーめに設計してあると思います。
充電容量を少しだけ越えてさらに充電することを「トリクル充電」と言います。
これによって常に満充電の状態に保つことができます。
充電電流が大き過ぎると過充電になり、バッテリーを痛めます。
MFバッテリーはこの許容量が少なそうです。
これはGSバッテリーの取説から推察できます。

MFバッテリー↓
http://gyb.gs-yuasa.com/download/manual/file/manual_seal.pdf
開放型バッテリー↓
http://gyb.gs-yuasa.com/download/manual/file/manual_open.pdf

これによるとMFバッテリーは0.1C〜0.13Cで5〜10時間、
開放型バッテリーは0.1Cで15〜20時間 ほど充電するように指示があります。
MFバッテリーは最大でも1.3C、開放型は2Cまで充電して良いみたいです。
過充電に強いのは開放型のようです。

構造的にも爆発する危険はMFバッテリーの方が高いように思えるのですが。
開放型は爆発することはほとんどないでしょう。なにしろ電解液のドレインチューブが
あるのですから。気体が内部に溜まることはないでしょう。

>>MFバッテリーと解放型バッテリーでは+−の端子の位置も逆になります

これは必ずしもそうはなっていません。+端子、−端子はどちらのバッテリーも
いろいろです。カタログを見ればわかります。
かつぼんさん>

ご指摘有難うございます

とりあえず自分のFJの場合はと書くべきでした

XJRのエンジンに載せ変えた際しばらく解放型バッテリーのまま乗っていたのですが、バッテリー液の異常な減りの速さと沸騰といった症状が出たので最悪の場合爆発と書き込みさせていただきました

また、バッテリー自体は解放型、MFともにGSYUASAの14型でしたが端子の位置が逆だったので他のメーカーまでは調べていませんでした
純さん、おはようございます。

XJRのエンジンはMFバッテリーが指定で、それに開放型バッテリーを繋がれたのですね。
積み替えされたとのことですが、レギュレータもXJRのものにされたのでしょうか?
バッテリーをMF型に変えたら、液減り・沸騰の症状は治ったのでしょうか?

同様の症状が自動車で起こったことがあります。中古で10万km走っている普通乗用車
でした。手に入れて半年ぐらいは問題なかったのですが、液の減りがすごく多くなり、1週間毎
に補充するようになりました。高速道路を走行中に、ボシュッという音と共にエンジン停止。
電装が全部死にました。ボンネットを開けると、バッテリーのキャップが2個ほど吹き飛んでいました。
バッテリーの筐体も膨らん丸っこくなっていました。

\5000で買ったクルマだったので廃車にしましたが、クルマ屋が別のバッテリーを繋いで試したら、
煙が出てきてやめたそうです。

今から思えばレギュレータがパンクして電圧制御が無くなり、超過充電状態だったのだろうと思います。
いつも大変参考にさせていただいております

爆発寸前のバッテリー
http://www.kjps.net/user/fettasedan/fetta/diary/20020915.html
かつぽんさんの「超過充電状態」+ドライバッテリーです
「バッテリーの筐体も膨らん丸っこく・・」で、前にみたサイトを思い出しました(笑)

怖いですね〜
>いい気分(温泉)さん。

てりでございます。コメントありがとうございます。

以前のクルマ・バイクの場合は「開放型」しか売られていなかった=開放型しか製造していなかった・・と言えます。
然るに、開放型バッテリーに合わせた「電気的セッティング」であった・・と言えます。

確かに、バッテリー一つでも「好みが分かれる所」と言えるでしょうか。

私の場合、多少の手間ヒマをかけても「バッテリーの復活」ができる開放型が好みです。
逆にMFですと、確かに手間いらずなのですが、「寿命が突然来る」のが難点と言えます。

・・もしこうなった場合、押しがけでも「何ともならない」ですから、怖いですよね。

>純さん。

ありがとうございます。
バッテリーに関する事柄ですが、その他電気系統の関係もあるのですね。

バッテリーは、本来は充電するもの(走りながら充電)ですが、電圧の数値等「周辺機器」に関する事柄もある・・と言う事がよくわかりました。

>かつぼんさん。

解説、ありがとうございます。

私が、電気のテスターにてバッテリーの電圧を計ったところ、
アクセルをふかすと「電圧が上がる(13V付近を行く)」のですよね。
まあ、ダイナモが生きている証拠で、ダイナモにて発生する電圧がそのままバッテリーに良く様子がわかります。
いわゆる「トリクル充電」ですね。

開放型の場合、MFと違い「液漏れ」がありますし、小さな空気穴がありますよね。
ですから、電極にグリスを塗る(バッテリー液によって電極が錆びるのを防ぐ)のですよね。

>炭屋さん。

てりでございます。
コメントありがとうございます。

MFの場合、密封型ですから、液が少なくなる=寿命・・と言う事でしょうか。
まあ、使い方(頻繁にバッテリーを動かす=充電が繰り返されて活性化される)一つ・・と言う事でしょうか。

まあ、おっしゃるように「工夫」によって寿命を延ばす(開放型)事もできるのを知りました。

ありがとうございます。

>jin goroさん。

てりでございます、ありがとうございます。

・・・爆発寸前のバッテリーを見ました。
過充電になると、ああ言った事態(充電電気を受け付けない・・限界の状態・・人間だって、腹いっぱい食べると腹が出る・・のと同じ事)になるのが良くわかりました。

・・・バッテリー一つの事柄でも、一つ間違えると「怪我をする」のが良くわかりますね・・。





かつぼんさん>


FJ、XJR共に同系統のエンジンですが、FJ(中期型)は解放型指定、XJRはMF指定でした
レギュレーターはどちらもレギュレートオルタネーターの為エンジンを載せ変えると必然的にレギュレーター自体が変更となります

バッテリーサイズを確認していなかったのでMFバッテリーが搭載できず、後期型FJのバッテリーボックスを注文して待っている期間MF指定のレギュレーターでしたが解放型を積んで走っていたところ前記の症状が出ました

MFバッテリーに交換後はなんの異常も出ず、レギュレーターにも特に異常はみられないです


かつぼんさんの車の例だと+−が逆の場合の症状にも似ていますが、電気系は苦手なので正直なところ原因はわかりません

何が原因なのかその車をバラしてみたい衝動にかられています

弄りながらじゃないと考えが纏まらないもので(苦笑
みなさん、こんにちは。

>jin_goroさん、
ご紹介のURLのバッテリーはすごい状態ですね。
私の場合はそこまで丸くなっていませんでした。15年ぐらい前の話です。
写真を撮っておけば良かったです。
高速道路で停まっちゃったのでかなりパニックになっていました。

>てりさん、
正常にレギュレータが働いていれば、エンジン回転を上げていった場合、ある電圧で
頭打ちになります。その頭打ちになる電圧が、MF指定のバイクと開放指定のバイクとで
違うような気がします(前から気になっていて調べているのですが、明確な資料はインター
ネット上にないようです)。

>純さん、
お話、了解です。指定通り、MF型にしたらその後問題なかったということですね。

私の車の場合、+−逆接はないです。爆発する前までは正常に動いていました。
カーステレオも鳴っていました。2泊3日の家族旅行に出かけて、その帰り道でした。
爆発の1時間ぐらい前からエアコンが動かなくなりました。真夏のものすごく暑い日の
昼間で、出口のインターチェンジまであと500mほどの所で停まってしまいました。
惰性で路肩に停め、家内と娘は歩いてインターチェンジから出て、私はJAFが来るまで
外に出て炎天下で待っていました。携帯電話はまだ普及していない頃で、高速道路の
緊急用電話で連絡しました。炎天下の日はオーバーヒートなどの故障が多いそうで、
1時間以上待ってたと思います。

エアコンが効かなくなったので早く家に帰って、車を修理に出そうと思って高速道路を
一生懸命走ったのがマズかったです。下の道をトロトロ走っていれば、爆発まではしな
かったかもしれません。娘が1歳半の時です。
かつぼんさん>


数値は忘れてしまいましたが、解放型用とMF用ではアイドリング時の電流量も違っていたのでその辺りが関係しているのかもしれないです


家族旅行中にそれは大変でしたね

自分の場合車だとオルタネーターが死んだ事しか経験ありませんが、突然全ての警告ランプが点灯して焦った覚えがあります

その時はバッテリーは生きていたので普通に走る事はできましたがドキドキものでした


最近のバイクや車の場合は以前よりもバッテリーへの依存度が高い割に中国製部品が多いみたいなので、電気系はマメにチェックが必要なのかもしれないですね

ドライバッテリー、興味あったんです(笑)
ドカのバッテリーが弱く、今まで悩んでました
が、ドライバッテリーは高価故・・
しかし、爆発寸前で爆発しなかったのは評価したいですね(笑)

で、開放型とMFでしたね(ドライは置いておいて・・w)

自分は・・
ドカで開放型のバッテリー、RZ-Rで流用のMFバッテリーを使っています

ドカですが、イタリア製のレギュレターが仕事せず・・
最近、国産の3相レギュレターを2相だけ使うように配線して使っています
バッテリー依存の点火方式なもので・・以前から遠出ではビクビクしながら走ってました
国産レギュレターに変えてから絶好調です、始動時のセルの回りも変わりました
今までに数回バッテリーを交換してます
現在は交換する気にならないほど液の減りや充電状態も気になりません
スペアとして同じモノを持っていますが、出番すらありません
さすが国産品、日本電装は良い仕事してますよ(笑)

RZ-Rは余り物のMFバッテリーを貰い、使っていますが・・なんの問題ありません
ちょっとサイズダウン気味だからでしょうか??
問題が起こりましたらココで相談させていただきますので・・・(笑)
>てりさん

確かにバッテリーの値段って凄く高騰してますよねぇ。ふらふら
以前は1万円でおつりがきていた物が、今は2万円で同じ状態とは…o(;△;)o エーン

場所によっては、安かった時からの在庫分に昨今の値札貼ってるのもチラホラ…。(;^_^ A フキフキ

さて誤解があるといけないので一つ語句の整理をしたいのですが…、大多数の方は既に御存知と思いますが、一口にMF(メンテナンスフリー)バッテリーといっても全てがバイク用の完全密閉型ではありません。

特に誤解を招くのが、自動車用バッテリーで最近売っている“メンテナンスフリーバッテリー”を謳ったものです。

バイク用に売られているMFバッテリーは、完全密閉型で(と言っても、発生ガスが過多の場合に内圧上昇を回避するための制御弁は付いているのですが…)使い始めに希硫酸を注入しますが、この希硫酸は綿状セパレーターに吸収される形で電極を潤す様になっています。

ですから完全密閉型バッテリーには、開放型の様な液状の貯留された状態の希硫酸はありません。(液体ではありますが、スポンジに吸収された様な状態。)
という事で揺すっても“チャポチャポ”音がすることも無いですし、漏れ出す事もありません。この特徴のおかげで完全密閉型は、横置きや極端な話、逆さまでも使用できます。

そして過充電時などによる水の電気分解によって発生する酸素・水素などのガスは、極板に吸収されて電解液へと戻るため、開放型のように水の減量は無く、従って補水の必要も無くなります。

実際に自動車でこのバイク用と同じ完全密閉型バッテリーを標準搭載している車は、まだ一部車種でしかなかったと思います。(スポーツ系でしたか?すいません車種名忘れました…。)

では最近出回っている自動車用に売られているMFバッテリーはというと、基本構造は開放型と同じです。
ただバッテリーの密閉度を上げて(これも排気弁あり)外部にガスを極力逃さない様にしたり、極板の材質や製造法の工夫により減水量を極力減らしたり、また蒸発分を結露回収したりの工夫により、いわゆるバッテリー寿命付近まで補水が必要無い程度の減水に収めている訳です。

ですから内部には開放型と同じ様に、液状貯留された希硫酸がありますし、搭載方向も正立が原則です。

という事でバイク用MFバッテリーの場合、正常な充・放電範囲内であれば“液が少なくなる”という事はないでしょう。

ただしバッテリーが満充電状態に近づくにつれて、充電電流は電解液内の水の電気分解に費やされるようになり、過充電状態になると電気分解による酸素・水素ガスの発生が増大するために、極板での吸収量を越えてしまいます。

完全密閉型バッテリーでこの状態が長引くと内圧が異常に上昇するため、破裂を防ぐ為に制御弁が開き、ガスを外部に排気してしまいます。こうなると本来ならバッテリー内部で循環される水が減量してしまい、硫酸濃度が上昇し極板やセパレーターの酸化劣化が促進されバッテリーが機能低下してしまいます。

開放型の方が密閉型より過充電に強いと言われるのは、密閉型では発生ガスの循環量に限界がある為でしょう。
逆に開放型も過充電になれば、水の電気分解による減量は同じ様に起こりますが、失われた分の補水が可能であるために短時間ならば機能回復させられるという事でしょう。

もちろん開放型でも過充電が続き、水が減量したままで放っておけば、バッテリーの機能低下は深刻になります。(極板が空気中に露出してしまう分、白色硬化してしまうので、その分更に性能劣化し易いかもしれません。)
>miyanさん。

誠にありがとうございます。
これらの解説、たいへん参考になります。

今現在では、確かにバイク用には多くMFを使われる度合いが大きいと言えます。
クルマ用品センタ−あたりに行くと、MFのクルマ用バッテリ−もチラホラ見ます。
でも、おっしゃるように「MF”風”」なんですよね。

開放型の場合、希硫酸(乾くと白い粉になる)がキャップ下あたりに固まっている状態を良く見ます。
こう言う場合、精製水の補充で希硫酸が溶け、また電力が回復(充電できる)する・・と言う事ですね。

でも、MFの場合、内部にスポンジ的要素な物があるとは初めて知りました。
合点がいきますよね、逆さまにしても液漏れがない事実を考えたら・・。

しかし、開放型・MFでも「特性を理解する」ことで上手に使える・・と言う事を知りました。

誠にありがとうございます。

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