皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
70代男性
病名は急性白血病。
抗がん剤治療を行っていたが、寛解に入らず、骨髄機能が低下して抗がん剤の継続が困難となった。
以後、緩和の方針。週に2回程度、血小板及び赤血球の輸血が必要。
本人は、治療中は「頑張って病気を治したい」と前向きだったが、緩和となってからは「もうやることがないなら無駄な延命はしたくない」という気持ち。
一時退院し、息子さんの家に世話になったが「もう輸血もしない、早く死にたい、死に場所もない」と訴えがあり、
自殺のリスクがある、ということで入院となった。
「このまま生きていても周りに迷惑をかけるだけ。生きていても、輸血しても意味がない。一日でも早くこの世から去りたい。出血して死ぬ可能性がある事はわかっている」
と、輸血の継続を拒否。「もう何もしなくていい、ここで死なせて欲しい」。
息子さんは「そんなに死に急がなくても」という考え（妻はいない）。
食事は全量摂取できていて、ADLは自立、認知症もない。苦痛となる症状もなし。
芽球も出現しておらず、輸血を継続すれば半年程度生きる可能性がある。
一方、輸血を中止すれば、1週間以内に脳出血などで死亡する可能性が高い（血小板6000〜1万程度）。
さて、このような状況で、皆さんはどのように対応すべきと考えますか？
70代男性
病名は急性白血病。
抗がん剤治療を行っていたが、寛解に入らず、骨髄機能が低下して抗がん剤の継続が困難となった。
以後、緩和の方針。週に2回程度、血小板及び赤血球の輸血が必要。
本人は、治療中は「頑張って病気を治したい」と前向きだったが、緩和となってからは「もうやることがないなら無駄な延命はしたくない」という気持ち。
一時退院し、息子さんの家に世話になったが「もう輸血もしない、早く死にたい、死に場所もない」と訴えがあり、
自殺のリスクがある、ということで入院となった。
「このまま生きていても周りに迷惑をかけるだけ。生きていても、輸血しても意味がない。一日でも早くこの世から去りたい。出血して死ぬ可能性がある事はわかっている」
と、輸血の継続を拒否。「もう何もしなくていい、ここで死なせて欲しい」。
息子さんは「そんなに死に急がなくても」という考え（妻はいない）。
食事は全量摂取できていて、ADLは自立、認知症もない。苦痛となる症状もなし。
芽球も出現しておらず、輸血を継続すれば半年程度生きる可能性がある。
一方、輸血を中止すれば、1週間以内に脳出血などで死亡する可能性が高い（血小板6000〜1万程度）。
さて、このような状況で、皆さんはどのように対応すべきと考えますか？
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緩和ケアチーム 疼痛 緩和医療 更新情報
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