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カーオーディオなんでも相談室コミュのこれからオーディオを弄ろうと思っている方へ

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【随時更新♪】

※ここは対話式ではなく、こちらから一方的に情報を流す形で運営したいと思います。
質問やご意見は、該当トピ、雑談等でお願いいたします。



こんにちはー!
管理人のドテラです^^

オーディオって楽しいですよねー♪
気分が良いときは、より気持ちを高ぶらせてくれますし、悲しいときでも、悲しい気持ちを紛らわしたり、逆にどっぷり浸ったり。。。
家族や友達とのドライブなんかでも、良い音は会話の邪魔に鳴らず良いスパイスになります^^


オーディオ最高!!!!!!!!
って感じなんですが、大変なこともあります。。。


って事で、これからオーディオを弄ろうと思っている方へ、何かしらのヒントになれば!と思い色々と書いてみます。
と言っても、ドテラは何様でもないので独り言って感じなんですが、ドテラが今までやってきて感じた事です。

良い音の近道になれば良いなー^^

コメント(33)

DIYの考え方。。。

DIYって工賃がかからなくって、低予算でシステムが組めるので良いですよね^^
商品もネットで購入すれば、定価の何割も安い金額で購入できますし、同じ予算ならワンランク上のシステムが作れちゃいます!

なぁ〜んてのが、DIYでやろうと思ったきっかけだったりしますよね。
実際にドテラも全く同じ考え方でした^^;

ところが、ちゃんと施工をしようと思えば、それなりの工具が必要です。
工具を買うにもお金がかかり、それがちゃんとしたものとなると結構な金額に・・・
何ですが、この先なんか何時買うか判らないような工具に、何万円もつぎ込むのはアホらしい。。。
って事で、電動工具ではなくノコギリとかキリなんて原始的な道具で始めちゃうんですよね^^;;;


でも、精度が命だったりする(やってゆけば重要性が判って来ます)オーディオですので、良い音になるはずも無く・・・
仕上げもどうなのよって感じだし・・・

でも何度か作り直したり、車を換えたりシステムを変更したりするうちに、工作も慣れてきて、そこそこのクオリティーの物ができるようになります。

とここまで来ると、人間欲が出てくる物で良い工具が欲しくなったり、ちょっとした工房が欲しくなったりします。
で、やめときゃよいのに買っちゃうんですねー^^;;;

で、工具が良ければ精度も上がるし作業効率も数倍アップ!
快適なDIY生活となるのですが、ここでふと気がつくと・・・


システム以外に費やした金額って凄い事になってる・・・


工具だけでなく、DIYに要した時間、失敗して買いなおした材料、その他もろもろ。。。


自分が経験したから判るんですが、、、



DIYは安上がりじゃない!!!!!!


DIYの考え方。。。其の2

と、DIYって以外にお金がかかるって事を書いたんですが、では音質は???


そりゃあ、初めてやるんだから音質は最初から最高って感じではないですよね^^
でも、音質にしたってそんなに多くは望んでいないし、とりあえず純正よりもよければ良いかって感じだし、、、なんて思っている方も多いと思います。


ドテラもそうですた^^;


でもここに大きな落とし穴が潜んでいるんですねー!!!!!!!!!

これから始める人が奮発して50万円の予算をかけたとします。
ドテラなら1/2の予算で同じレベルの音が出せます。
プロはその1/2の予算で10倍良い音を出せます。

だってドテラさんは、もう工具はしこたま持ってるし、ある程度作業も慣れてるから失敗も少ない!かかる時間だって始めたばかりの人よりもぐっと少ない時間で出来ます。
更にプロは、工作の精度だけでなく、機器を生かすノウハウがありますし、システムの欠点を見極める能力や、それを改善する能力があります。


これは、もう一度予算を割り振る作業を、綿密に行う必要がrかもですね。。。
DIYの考え方。。。其の3

と、ここまでまるでDIYは駄目!みたいな書き方をしてきましたが、ドテラさんも基本はDIY!
悪いことでもなく、否定されるべきことでもありません^^


ドテラさんの仲間には、お店に行った事が無いってくらいどっぷりDIYの人が沢山居ます。
工具もドテラよりも沢山持ってますし、下手をするとしっかりした工房さえ持っている人が居ます。
この人達に言えることが、DIYが好きなんです^^

作ることが好きなので、せっかくの楽しみを人に奪われるのは嫌だ!!!!!
ってノリで、週末になるとせっせと自分の車を施工しています^^

こんな人達はどんどんDIYで楽しむべきですよね^^


これを見ている人達も、自分も作ることが好きだからDIYで作るんだー!
って方は、どんどんDIYでやるべきです^^



続いては、もうひとつの可能性について・・・
ドテラ的、DIYの考え方。。。

と、ここまで読んでくれて、なんかだめんどくせぇなぁ〜って思ってる人も居ると思います。
もうちょっと我慢してね^^;;;


って事で、今までの話の流れですと


DIYは金がかかるから、DIY自体が好きな人以外は、プロに任せろ!


って感じになっちゃってると思うのですが、ここでもうひとつの可能性について書きますね^^


ドテラさんは、相変わらずDIYでがんばってます!
ですが昔とちょっと違うのは、お店のお客さんでもあると言うことです。

具体的には
・物はお店で買う
・施工は基本自分
・やれない施工は素直に任せる

って感じです^^
基本的にお店で購入した商品であれば、ある程度責任を持って面倒を見てくれますし、場合によってはプロのありがたいノウハウまでも教えていただけるって事もあります。
基本DIYって事も伝えてありますので「施工させろこのやろう!」なんてことも言われたことがありません^^;
その代わり自分で出来ない事は、あっさり任せちゃいます^^;
ドテラさんの場合、レザーを貼る才能が「ゼロ」ですので、そんな作業はプロに任せて綺麗に仕上げてもらいます^^

でもそのほかの部分は、自分で拘りたい所ややってみたいって事もあり、自分で施工します。


こんなスタンスですと、無理に高価な道具を購入する必要もありませんし、失敗して材料を無駄にすることもありません。
音だって自分一馬力の頃に比べると、比べようも無いくらい良くなります!

自分の楽しみも残しつつ、音も想像以上に良くなるって、一粒で二度美味しい方法だと思います^^
プロショップってどうよ?

プロって凄いです!!!!!!!
最近では色々なお店の人とお付き合いさせていて居るのですが、知れば知るほどに凄さと言うか、レベルの違いを感じてます。

正直ドテラさんもカーオーディオ暦は十数年!
俺様一番と勘違いした時期もありました^^;;;


あるお店の方が言いました「だって俺らは毎日ドア作ってるんだし、年間にしたら何十枚も造ってるから当たり前だよー」


そりゃそうだ^^;
追いつける訳も、ましてや追い越せる道理もないんですよね^^;;;

それにあの人達は、寝ても覚めてもオーディオの事ばかり考えている変態さんです^^;
オーディオに対して努力や勉強は半端じゃないです!
たとえプライベーターで天才が現れたとしても、変態さんにはかないません^^;



でも、ここにも落とし穴が・・・
先に書いた"プロ"と言うのは、残念ながら全てのプロの事を指すわけではありません。。。
プロショップもピンキリなんです。。。

例えば
1000円の費用が、1000円分の効果しかないのが、プライベーターだとします。
優良店では、1000円の費用が10000円に化けたりします。
駄目駄目店では、下手をすると1000円以下の効果しかない場合があります。。。

これなら自分でやった方が良いですよねー^^;;;



ショップ選びは、機器選びよりも重要です!



インストール代金について


これはよくある間違った解釈なんですが、

工賃=取り付け代

では無いんです。。。


これはお店の見積もりの表記にも問題があるのかもしれませんが、取り付け代ならドテラさんだって全く同じ料金を請求しちゃいます!
それに、取り付け代であれば、自分で施工しちゃえば費用は全くただで出来る事になりますよね^^

お店の工賃とは、そのお店が長年培ってきたノウハウの代金です。
ぎぼし一個の選別、ねじ一本の絞め方から、システムのプロデュースまで。。。
ありとあらゆるノウハウを突っ込んでの料金です。

だから自分で施工したからと言って、工賃がまるでただになった訳ではなく、それは最終的な出音にもろに現れます・・・



工賃はお店のノウハウの対価として支払う物ですので、取り付け代とは異なります。
でも。これもお店によって価値は変わりますので、お店選びは慎重にしたいです^^;
DIY向け予算の組み方。。。


とここまで、たらたらと能書きを書いちゃいましたが、ここでは予算の組み方について、ドテラ的お勧め方法!を書いちゃいます。


これはDIYで出来る限り音を良くしたいって方や、機器の性能を出来る限り発揮させてやりたいって方に限定してお勧めします^^

今まで予算の組み方は、機器の購入代金と付随するパーツ代だけだったと思います。
それもネット等で出来る限り安く購入した時の金額だと思います。



これ一度リセットしてみましょう!



全部定価で計算しなおしてください。
予算を大幅に超えるようでしたら、何かを削ったり、グレードを下げたりして調整してみてください。

最初の予算と差額がほぼなくなったところで、どんな変更があったのかをまじまじと見つめてみましょう!

かなり大幅に譲歩した部分や、諦め切れない部分もあると思いますが、ここを譲歩すれば、後々何倍もの効果になって自分に帰ってきますので、投資と思って我慢しちゃいましょう!


組んだ予算のメモを持って、お店に行きましょう!


お店の人に、基本自分で取り付けますって旨を伝えてから、メモを見せてみましょう。
そこで色々と相談に乗ってもらい、変更するところは変更し、自分がこだわりたいところはその旨伝えて、システムを一緒にプロデュースします。
ここで、自分が出来なさそうなところは、工賃を聞いといてそれも予算に盛り込みましょう!
変更しなければならない時は、またシステムの組みなおしです^^;


システムが決まったら、速攻買っちゃいましょう^^


ここでやっちゃ駄目なのが、聞くだけ聞き出して他で安く購入すること・・・
これは人間的にもやっちゃ駄目ですし、どてらもそんな人は嫌いです。。。
それにこれからが本当のお店との付き合いになるんですから、そんな事しちゃもったいないです!

後は施工のコツや注意点なんかを聞ける部分をしっかり聞いてゆき、実際に施工しましょう!

取り付けたら、お店に自慢げに見せに行きましょう!
其のときに色々な話の中で、ヒントが見つかったり、時にはいろいろなことを教えてもらったりしちゃいましょう!
お店の人も基本的にオーディオが好きな人なので、同じオーディオ好きと言う事で話も弾むと思います^^

帰りにオートサウンドの定期購読を申し込みましょう!
もちろん受け取りはお店で♪
次回からは、この本を受け取るときがお店に伺う良いきっかけになります^^


お店に行く時間帯は、混雑する週末よりも平日の方が良い場合があります。
伺って忙しそうなときは、さっさと退散しちゃいましょう!
そして暇なときはがっつり雑談しちゃいましょう^^;;;
がっつりDIYに最低限必要な道具

【計測器】
・テスター(3000円〜)
これが無いと話になりません!
必須です。

【電動工具】
・充電式インパクトドライバー(12000円〜)
これが無いと話になりません。。。
安いのでも良いですが、思いし電池がすぐに悪くなります。

・ジグソー(17000円〜)
これも無いと話になりません。。。
これはケチると仕上がりに響きますので、しっかりがっつりした物を選んでください。
プロいでなければ重い物でもOKなので、しっかりした物を選びましょう!
安いのは壊れますし、メーカー製のでもプロユースのしっかりした物でないとまっすぐ切れません。

・サンダ(10000〜)
サンドペーパーをくっつけて、物を削る機械です。
パテでの整形やMDFとうの整形にも使用します。
これが無いと手が死にます^^;
安いのでも良いですが、効率は悪いです。

・ディスクグラインダー(3000円〜)
プロはあまり使わないようですが、ドテラはめっちゃ使います。
パテ整形の荒削りやその他もろもろ使う機会が多いです。
安くても良いので、購入しておきましょう。

・丸のこ(15000円〜)
直線はジグソーでは無理ですので、丸のこで切ってください。
ウーファーボックスなんかは最低限丸のこで切り出してください。

・充電式電動ドライバー(12000円〜)
インパクトがあればいらない場合もありますが、繊細なところにビスを打つ時等に便利です。
安いのでも良いですが、電池がすぐに悪くなります。

・作業用ライト(2000円〜)
これが無いと話になりません。。。
夜間の作業だけでなく、車内は暗いところが多くこれが無いとめっちゃ作業性が悪くなります。

・タッカー(2000円〜)
ホッチキスのでっかい奴です。
必ずしも必要ではありませんが、レザーの巻き込み部分の止めに使ったりします。
意外と重宝したりします。

・掃除機
これは電源がある場合は、家庭用でかまいません^^

・はんだごて
必要になると思います。

・その他
インパクト用ビット(数種)
ジグソー換え刃(数種)
サンダ用ペーパー(数種)
グラインダー用換え刃(数種)
その他消耗品

【工具】

・ドライバー
柄の長い物や短い物数種類

・ラチェット&ボックス

・メジャー

・定規色々

・ノギス

・ペンチ数種

・ニッパー

・ケーブルカッター

・圧着工具

・やすり類

・カッター

・はさみ

・バイス数種

等々・・・
追記ですー!

あと、お店選びで重要なのが、いくら良いお店でもDIYを受け入れて入れないお店があります。
これはお店の考え方なので、私たちがどうこう言うわけにも行きませんので、そんなお店は潔く諦めるか、全部お任せで作ってもらいましょう!
トラブルシューティングの仕方

DIYでオーディオを弄ってると、必要になるのがトラブルへの対処。
コミュへの質問でもトップの質問内容なんですが、やり方さえ分かれば自分でも大体のことは把握できます。

ここでは片側のみ音が鳴らない時の、トラブルシューティングについてご紹介しますね^^

1.左右のスピーカーユニットを入れ替えて症状が入れ替わるかの確認。
Yes=スピーカーに原因があります。
No=スピーカーよりも上流に問題があります。

2.アンプ又はデッキのスピーカー出力の部分から、左右を入れ替え症状が入れ替わるか確認します。
Yes=スピーカーケーブルに問題があります。
No=スピーカーケーブルより上流に問題があります。

3.RCAケーブルをアンプの入力部分で、左右を入れ替え症状が入れ替わるか確認。
Yes=アンプに問題があります。
No=アンプより上流に問題があります。

4.デッキorプロセッサ等のRCA出力からRCAケーブルの左右を入れ替え、症状が入れ替わるか確認。
Yes=RCAケーブルに問題があります。
No=RCAケーブルより上流に問題があります。

5.ここまで来るとデッキに問題があります。

トラブルを抱えたままの走行は非常に危険です。
何らかの対処を行うまでは、オーディオを機能させない等の処置が必要です。
DIY作業で注意すべきこと

全てが自己責任となるのが、DIYの宿命です。
第一に考えるべきは、安全!

自分だけでなく周囲の人にも気を配り、怪我の無いように注意することが重要です。
そんなこと判ってるよ!なんて軽く考えている方!!!!!
作業中の事故って素人だけでなく、プロでさえも結構あることなんです。
特に電動工具を使用するときには、注意が必要です。

電動工具って人の能力を大きく超えて作業できることから、大変便利で作業効率も上がるものなんですが、それだけ危険も大きくなると言うことです。

丸のこが引っかかって、足をざっくりって人や、回転系の工具に巻き込まれ、指を持っていかれた人。。。
キリコで目をやられた人も居ますし、トリマーやルーターでも肉をえぐられるような事故だって珍しくありません。。。

工具を扱うときは、例えそれが人力の工具であっても、人の能力を超えて作業することに変わりはありませんので、十分注意して作業してください。


安全が確保できたら、次は機器や車両を壊さないことが重要です。
せっかくのDIYも機器を壊してしまったらもともこもありません。。。

バッテリーのマイナス端子を外してからの作業も、機器や車両を壊さないためには最低限必要なことです。
判らないことは判るまで作業するべきではありませんし、自分の範疇を超えたと感じるときは、潔くプロに任せるのも重要なことです。
ステレオを理解しよう!

皆さんスピーカーって何故、左右二個セットかって気になったことありません?
あと、ツイーターやらサブウーファーやら、沢山スピーカーってついてますよね・・・
何ででしょう???
なんとなくは分かってても、ちゃんと説明できる人って意外と少ないかも。。。


って事で、ここではちゃんと人に説明できるくらいしっかりと覚えちゃいましょう♪
ここをちゃんと理解しとけば、この先変な所で躓くことがなくなりますので、しっかり理解しましょう!


スピーカーって何で左右二個???

簡単に言っちゃえば、人間の耳が二個ついてるから^^;
人間って目を瞑ってても、ある程度音が何処からするのかって分かりますよね!
例えば誰かと話している時に、相手が自分の周りをぐるぐる回りながらしゃべってても、耳からの情報だけで位置って把握できると思います。

これは、左右二つの耳にそれぞれ入ってきた微妙に違う情報を、人間が頭の中で処理をして位置を割り出しているんです^^

例えば、自分の右側で相手がしゃべっていると、左の耳に入る情報は高域が減衰した低域中心のバランスで声が聞こえます。
これは、頭に遮断されている左耳には、大きく回りこむ性質の低域は届くんですが、直進してしまう高域は聞こえにくくなります。
他にも左右の耳への音の到達時間の差や音全体のレベルの差、直接音と反射音の割合なんかを、総合的に合成して判断しているようです。

これが耳がひとつしかない場合、差が生まれず音源の特定の材料が極端に少なくなっちゃいます。。。



オーディオでは、こんな情報も再現できるように、左右二つのスピーカーが必要ってことです^^
スピーカーが一つだと、左右の位置情報は全く再現されず、スピーカーユニット付近に固まって定位します。
二つあることによって、左右の位置情報が加わり前後の情報と合わせ空間が再現されたりするんですねー^^



じゃあ、何でツイーターとかついてんの???

残念ながら単体ユニットで、高域から低域まできれいに再生できるユニットって、存在しないんです。。。
だから高域は高域が得意なスピーカーで、低域は低域が得意なスピーカーで再生しちゃおうってのが、マルチウェイの考え方です。
これによって、低域から高域まで満遍なく再生されることになります。


でもそれって必要???

自然界の音ってサイン波のような、単一の周波数だけを持つものって無いんです。
サイン波ってのは、電話の受話器を上げると「ポー」って音がするでしょ!あんな感じの音。
例えばドレミの「ラ♪」って、中心になっている周波数が440Hzなんだけど、440Hz以外にも音が出てるんです。
その組み合わせや割合で、バイオリンっぽくなったり、ギターっぽくなったり・・・
ジャイアンっぽかったり、静香ちゃんぽかったり^^;
バスドラムの"ドンッ"って音だって、皮の音やリムの音、胴の音が一緒に鳴っています。

これは意外と高い周波数まで出てたりします。
ちゃんとした周波数バランスで鳴らすには、マルチウェイは必須ですし、ちゃんと再生されれば、静香ちゃんの声がジャイアンの声に聴こえることがなくなります^^;

でも、人間の耳って意外といい加減なもので、例えば電話でしゃべっている相手の声は、めっちゃチープでとても本人のものとは思えないですが、実際に出た相手を疑うことって無いですよね^^;;;
これも人間の頭の中で、以前のデータと比べて似ているようなら本人と認識してしまうからなんです。。。

じゃあ、オーディオだってそんな感じで良いんじゃないって思っちゃいますが、オーディオは至高の趣味!
よりリアルな再生を目指して突き進んじゃうんですよねー^^;

だって自分の車の音が、電話のようなチープな音って嫌ですもんね・・・
ドラムはドン!、シンバルはチーン!アユはアユの声で聴きたいです^^
マルチウェイをもうちょっと掘り下げてみましょう!

ステレオって?のところで少し書いたのですが、ここではマルチウェイにするにはどうしたらよいか!って事について書きます^^


マルチウェイって、最近の純正もツイーターが別でついてるものも良くありますよね!
厳密に言うと違うものもあるんですが、だいたいあんな感じです^^

社外製のもののほとんどが、2wayのマルチウェイで、構成は高域専用のツイーターと中低域専用のウーファーです。
セパレートになったものや、同軸型と言ってウーファーの中心部にツイーターが配されている物も同じマルチウェイです。
他にも3wayや4wayなんてものも存在します。

じゃあ、LRの方チャンネルに2つ以上のスピーカーがあれば、マルチウェイかと言えばそうではありません。。。
ステレオって?のところにも書いたように、各スピーカーが得意な周波数だけ再生できる環境に無いと、マルチウェイトは呼びません。


と言うことで、マルチウェイにする為には、各スピーカーが得意な周波数だけを再生できるように、音声信号を分けてあげなければなりません。

その役割が「クロスオーバー」とか「ネットワーク」と呼ばれている物が担当します。
クロスオーバーについては、後々と言うことで、まずはネットワークの仕組みから。。。
クロスオーバーも基本的に動作は同じです。


この機器の中には、高域のみを通す「ハイパスフィルター」と低域のみを通す「ローパスフィルター」で構成されています。
高域から低域までを含んだ音声信号が、この二つのフィルターを通ることにより、高域、低域に別れて出力されます。

これがあることにより、高域が得意なツイーターへは高域の信号のみ、低域が得意なウーファーには、低域のみが送り出されることになります。

それと同時にスピーカーの保護と言った意味合いもあります。
音を大きくした状態で、ウーファーの状態を確認してみてください。
前後に激しくストロークしているのがわかると思います。
この勢いで小さなツイーターがストロークしたら・・・

怖いですよね^^;

そういった意味でも、ネットワークは必ず必要になります。


もう一つネットワークには役割があります。
アッテネーターといって、要はボリュームみたいなものです。
2wayの場合、ツイーターのみに設定されるようになっていて、ウーファーとの音量の差を調整します。
車載機器のほとんどが固定式で、三段階くらいで調整できるものが多いです。


社外製のスピーカーを購入すると、小さな箱がついてきますよね!
あれがネットワークです。
メモ用・・・

TA(タイムアライメント)って何?
リアスピーカーって必要?
デッドニングって何?
EQって何するもの?
デッドニングについて
自分の音への近道
土台

これからオーディオを始める方で、真剣にオーディオを向き合いたい方!
何事もそうなんですが、土台って大切です。

土が無ければ、種をまいても花は咲きません^^

って事で、このトピを見てくれている人達は、最低限こんな事を分かっている人達だと思いますが、改めましてお勧め書籍をご紹介します。


http://carnaviaudiotop.blogspot.com/


なんだか物凄く売れている本のようで、既にお持ちの方も多いと思いますが、この本!
一生物の知識が身につけられる本で、カーオーディオの基礎がぎっちり詰まっています。
この本の記事を漏れなく身につければ、コンクリートの上に、種と間違えて鳩の糞をせっせと撒くような事は無くなります。
種はしっかり花を咲かせますし、鳩の糞も肥やしになります。

ドテラさんも持ってますが、良い勉強になります^^


必需品といっても過言ではないと思いますので、是非一冊常備してください^^
ドア

カーオーディオの音質の為に、最重要項目の一つなのがフロントスピーカーの施工レベルです。


・自称初心者から自称上級者まで。
・そんなに懲りたくない人から、拘ってやりたい人まで。
・比較的ライトなシステムから、数百万のシステムまで。
・クラッシック、ジャズ、ロック、J-POP、トランス、演歌まで。
・小音量派から音圧派まで。
・Hi-Fiからズンドコまで。
・自分満足できれば良いって人から、コンペ使用まで。
・フロント2ch、リアも鳴らしたい、6.1chシアターまで。


全ての人に漏れなく当てはまるのが、、、




とりあえず、ドアスピーカーを固めましょ!




って事です。
ここで手を抜けば、例えば1万円のシステムが100円の価値しかなくなりますし、100万円のシステムでも、1万円の価値しか持たなくなったりします。。。


なんか、損した気がしません?


逆にこんなことを知らない人たちが多いのも事実で、ちゃんとしたお店で施工すればこのあたりはまったく問題ないのですが、特にDIYですと情報も少なくスキルもプロほどじゃない。
それに見えないところへの投資は、たとえ小額であっても気が乗らないものです。。。


ここがポイント!


ちゃんと出来ている人が少ないって事は、ちゃんと施工すればそれだけで、格上のシステムを楽勝かもれちゃったりします♪
100万円のシステムが1万円分の効果しかないって事は、2万円で楽勝に勝てるって事!
決して大げさじゃなく、本当に起こりうることです。
これ、やんなきゃ損ですよね^^



じゃあどうすれば良いの?
って事になると思いますが、、、


ズバリ!バッフルです!


何を差し置いてでもバッフルだけは、しっかりがっつりした物を使ってください。
最低限市販のでも良いので、確実にスピーカーの振動を受け止めきれるものを選択すると良いです。
出来れば弱いドア自体の補強も兼ねて、出来る限り大き目のバッフルを作ってやると良いですね^^
色々な考え方があり、施工法も色々あるオーディオなんですが、バッフルの重要性に関してはすべて共通!
ここをしっかり施工しなくては、いくらお金をつぎ込もうと、いくら手間をかけようと良い音にはなりません。

何で?

って疑問がわくと思いますが、これはあまり難しくなく、ちょっと考えればわかります。
スピーカーって、コーンと呼ばれる振動板が、プルプル振るって音を出しています。
これはCDの情報に基づき、アンプがスピーカーを制御して音にしています。
このCDに入っている信号を、出来る限り忠実に再生しようって事で、全てのオーディオ機器は作られています。
当然施工も同じ考えの下しなければなりませんよね^^

コーンが前に出ようとする時、コーン以外の部分は後へ戻される力がかかります。
バッフルが弱くコーン構えに出ようとする力に負けてしまうと、コーンが前に出る力がユニットが押し戻される力に変換されてしまい、忠実なストロークが出来なくなります。
例えば、重い荷物を引きずる時に、足元が悪かったり滑ったりすると、ちゃんと力が引きずる方向へ作用せず、同じ力を使ってても荷物は思ったように動いてくれません。
これは引っ張る力が、足元が悪いために逃げてしまうからです。

オーディオもまったく同じで、がっちりしたところに取り付けないと、コーンがストロークする力が他に逃げてしまいます。。
こうなってしまうと、本来であれば「ドンッ!」って鳴らなきゃなんない音が「モンッ!」って鳴っちゃいますし、細かい音は大きい音にかき消され無くなってしまいます。。。


信号を音に変換する最終的なユニットですので、最低限!ここだけはしっかり施工しましょう!
迫力ある低音

ドアスピーカーの重要性について、理解していただけたと思いますが、次はよく言われる「迫力のある低音」の仕組みについて書きます。

純正オーディオに不満を抱いている人たちや、オーディオをいじり始めたばかりの人たちの多くは「迫力のある低音」を望んでいると思います。
そのためサブウーファーなんかを追加したりして、低域の補強を行いますよね^^


実はこれって、正解でもあり間違いでもあるんです。。。


これを理解するには、ほんのちょっとだけ音に対する理解を深める必要があります。

例えば低音の代表!って感じのバスドラム。
この音がズドンッ!って鳴らしたいって方は多いと思います。
実はこのズドンッ!って音!意外に上の帯域から出てます。
サブウーファーを使用している方で、サブウーファーだけを鳴らしたことがある方ならわかると思いますが、サブウーファーの受け持つ帯域ってかなり下のほうで、実際出てる音は「むーん!」って感じのかなりぼけた音なんです。
これだけを聴くと、とてもバスドラの音とは思えませんし、迫力もくそもあったもんじゃありません^^;
この事からもただ低音域を補強すれば、迫力ある音になるって訳じゃない事が分かりますよね^^

バスドラの音は、皮が叩かれる音、胴の音等色々入り混じった音なんです。
オーディオに置き換えると、ツイーターからミッド、サブウーファーまで駆使しないとちゃんと再生できません。

人が迫力があると感じる部分って皮が叩かれるような上のほうの帯域が中心です。
この帯域がレスポンス良く立ち上がるのが重要です。


ではどうしたら良いか!

先ほど書いた、ドアスピーカーをしっかり鳴らしてあげることです。
ドアスピーカーがしっかり鳴れば、ツイーターとのつながりも良好になります。
そうすればツイーターから出た極少量の高域がしっかりミッドに乗り、分厚く且つ鋭い音になります。
ミッドがしっかり鳴っていれば、サブウーファー無しでも十分迫力のある低音が再生可能です。
この状態になって初めてサブウーファーが効いてきます!

核となる、ドアスピーカーをしっかり鳴らすことで、各スピーカーのつながりが飛躍的に向上し、バスドラの音も皮の音、胴の音も渾然一体となって再生され、その出音は生そのものって感じです♪
綺麗な高音

ここまでしっかり読んでくれた人は、なんとなく想像がついていると思います^^


そのとおり!


綺麗な高音を再生するにも、ドアスピーカーをしっかり取り付けることが重要なんです。
ドアスピーカーの音にちゃんとツイーターの音が乗っかることで、きついだけでなく適度な厚みを持った説得力のある高音の再生が可能です。
よくツイーターの音がきつい!なんて事を耳にしますが、ひょっとしたらちゃんとドアが鳴っていない為って事も一因としてあるということを覚えておいてください。



おまけ
自然界の音って、単一周波数ってありえないんです。
例えば、ギターで言う「ラ」の音は440Hzなんですが、中心周波数が440Hzというだけであって、もっともっと上の帯域の音も鳴っています。
単一周波数ってのは、いわゆる正弦波と呼ばれている電気的な信号です。
時報のプップップッポーン♪って音の「プッ」って音が440Hzで「ポーン」って音が880Hzの正弦波。
こんな音って自然界に存在しないですもんね^^;

ドラムのドンッ!って音も、色々な周波数の音が入り混じってますので、それぞれがちゃんと再生されていることが重要です。
デッドニングって必要?

デッドニングって、デッドニングシートやペースト状のデッドニング剤、鉛テープなんて物を使って施工するんですが、ちょっとここで疑問・・・
ホーム用のスピーカーで、こんな物がべたべたと貼り付けられている製品って見たことあります?


無いですよね^^;


私も見たことありません。。。

じゃあ何故カー用のスピーカーだけに施工するのか!
これはスピーカーが、専用のエンクロージャーではなく、車の出入り口であるドアに施工するからです。

ホーム用のスピーカーって、がっちりしたバッフルを含む、しっかりとした箱でエンクロージャーが形成されています。
素材や形状、容量はしっかり吟味され、適正なものが使用されます。
ところがカー用のスピーカーは、ユニット単体で売られています。
それを自分のドアへ取り付ける訳ですが、先ほども書いたようにドアって車の出入り口として作られているもので、エンクロージャーとして作られている訳ではありません。。。
複雑な形状、密閉されている訳でもなく、色々な部品が取り付けられ、しかも素材は薄い鉄板。。。

エンクロージャーとしては、かなりお粗末なものにスピーカーを取り付けなくてはなりません。。。

スピーカーが取り付けられた鉄板は、スピーカーからの振動で「パイーン!」って鳴きますし、車両整備に不可欠なサービスホールからは、逆相の気持ち悪い音が「もやーん」ってします。
ハーネス類や部品は共振によりびりびり鳴きますし、その上、内張りなんて余計な空間を作り余分な定在波の原因ともなります。



皆さんは、ここに高価なスピーカーを取り付けるわけです。。。



細かいことがわかんなくても、良い音になる要素が無いって事は、十分理解できると思います。

箱鳴りって物があります。
これはスピーカー意外から出た音で、CDにはいっている情報ではない音なんですが、この箱なりはどんな丈夫な素材でエンクロジャーを作っても、絶対に回避できないものです。
ホーム用のスピーカーであれば、素材や形状まで理想のものが使用できますので、スピーカー全体の音色としてチューニングすることが可能ですが、カーの場合プルプル振るうのは鉄板やプラッチック・・・

こんな物がプルプル振るった音って、音色として許容したくないですよね^^;;;

って事で、せっせとデッドニングをする訳です^^



デッドニングの仕方については、色々考え方もありますし、車両によって押さえるつぼも違いますし、システムレベルによっても異なります。
使用しているスピーカーによっても程度が変わったりしますので、ここで一概にこれ!といった方法はありません。

現状に見合ったレベルの施工を、実際に確かめながら施工する必要があります。

デッドニングの難しさはここにあります。
一つの提案

ここまで読んでいただいた方は、ドアの重要性、デッドニングの重要性と難しさが理解できたと思います。
私も基本DIYでやってきましたし、これからもそうでありたいと思ってますので、自分でやることに関しては否定しません。
ですが、はっきり言ってDIYの範疇を大きく超えているのが、この部分であると思います。

工作が得意であれば、しっかりとしたバッフルは作れますし、デッドニングもぺたぺた張るだけなら誰でも出来ます。
ですが、諸々考慮し音質を効率良く上げてゆこうとすると、途端にハイレベルな施工へと変貌します。



ここだけは、プロに任せたほうが10000倍早く良い環境が築けます。



ノウハウがてんこ盛り必要なドア施工だからこそ、スキルの高いプロの力が必要です。
作る楽しみが最優先って方には向いていませんが、音質最優先って事であれば、ドアを任せることで良い音への最も効率的な近道だといえます。
各機器の役割

カーオーディオには色々な機器があります。
無くてはならないものから、無くても大丈夫なものまで色々なものがあります。
ここでは、各機器の役割分担について書きます。
分かりやすくするためにCD機に特化して書きます。

【デッキ=ヘッドユニット(内臓アンプ)】
アンプ内蔵デッキの場合大まかに、トランスポート、プリアンプ、パワーアンプ、ラジオチューナー、D/Aコンバーターが内蔵されています。
これは家庭用のミニコンポ(スピーカー、本体の三点セット)のスピーカーを除いた部分と同じ構成です。
って事はアンプ内臓タイプの場合、あとはスピーカーさえあれば、音楽は楽しめるということです。
最近のデジタル機では、プリアンプがデジタルになってて、EQやクロスオーバー、タイムアライメント等のプロセッサの機能を持ち合わせているものがあります。

【デッキ=ヘッドユニット(アンプレス)】
この場合のアンプレスとは、アンプ内臓タイプからパワーアンプが取り除かれたものです。
アンプレスの場合は、別途パワーアンプとスピーカーが必要です。
大電流を必要とする、パワーアンプを廃したことでスペース的な余裕が出来、パワーアンプ以外の回路が無理なく組めることと、それぞれ専用回路にすることで理想的な環境が気づける利点があります。



・トランスポート
CDから信号を読み取る部分です。

・プリアンプ
一定のレベルで記録されている信号を、試聴時に都合が良いように、ボリュームで音量を調整したり、バランスやフェーダー、タイムアライメントやクロスオーバー等プロセッサで音を加工する場所です。

・D/Aコンバータ
CDに記録されている信号は、「0と1」のデジタル信号です。
このままでは音に変換できないので、ここでアナログ信号に変換します。

・パワーアンプ
アナログ信号を増幅させるところです。
スピーカー以外のオーディオ機器は、CDに記録されている信号、それを取り出し加工する段階、デジタルからアナログに変換された場合も、めっちゃ微細なラインレベルの信号を扱います。
パワーアンプでは、この微細な信号を試聴時に都合の良い大きさに増幅する物です。


信号の流れとしては
CDから光デジタル信号を取り出し
光から電気的デジタル信号に変換し
デジタル信号からアナログ信号に変換し
パワーアンプでスピーカーレベルへ増幅します。

音声信号の種類にもちょっとだけ書きます。
カーオーディオで主に使用する音声信号は、デジタルで2種、アナログで2種あります。
正確にはちょっと違うんですが、分かりやすくするためにここでは種類分けしちゃうことにします^^

デジタル信号
基本的に"0"と"1"の信号しか刻まれておらず、このままでは音楽として認識できない信号です。
CDから読み取る時は、光デジタル(オプティカル)信号として読み取ります。
これを音にするための第一段階として、電気的なデジタル信号(コアキシャル)に変換され、プロセッサやD/Aコンバータに伝送されます。
昔はレコードやカセットテープのような、アナログメディアへの記録だったのですが、より情報量を多く記録するために、メディアがデジタル化し、それに伴い再生機器もデジタルに移行しました。
もともと音を情報として記録するためには、音を電気的信号に変換しなくてはならず、マイク等で電気的信号に変換していたんですが、デジタル信号はこのアナログ信号を元にデジタル信号化されているものです。

アナログ信号
カーオーディオの音声信号に限定すれば、アナログ信号はRCAのようなラインレベルの信号と、スピーカーへの出力用のスピーカーレベルの信号です。
基本的にプロセッサやプリアンプ以降のRCA信号とスピーカー信号は、レベルが違うだけで全く同じものといえます。
パワーアンプで増幅されるまでの信号は、微弱なRCAレベルの信号です。
これは機器が扱うのに都合が良いからです。
それにパワーアンプ以外の機器は、このラインレベルを扱うように出来ていますので、スピーカーレベルのような大きな信号を入力してしまうと壊れてしまいます。
逆にこの段階で大きなレベルの信号は必要なく、信号は色々な回路を経て最終的にパワーアンプでスピーカーレベルへ増幅されます。
W(ワット)の表記に関して。

コミュでの質問で最も多い質問の一つが、スピーカーのワット数とアンプのワット数のマッチングに関してです。

はっきり言っちゃいますと、、、




全く気にしないでください^^




これっぽっちも考えなくても良いです!
デシベルレースに出すコンペ車両や、必要以上の音圧を必要とする外向き等以外では、全く考慮しなくても良い数字です。
音の良し悪しには一切関係ない数字です。

ちょっとだけ解説をしますね^^

ウィキによると
「ワットはジュール毎秒(J/s)に等しい。すなわち、1秒あたりに変換・使用・消費されているジュールで表したエネルギーの率を表す。ジュールがm2・kg・s-2の次元なので、ワットはm2・kg・s-3の次元を有することになる。」
だそうです。
要は消費電力であろうが、仕事率であろうが、電気的エネルギーの単位であるってだけで、色々な使われ方をするんですね^^

アンプに表記されているのは、どれだけの仕事をこなせるかって数字で、簡単に言えばどれだけ大きい仕事がこなせるかって事。
どれだけでかい音が出るって数字でもないです。。。

例えば、国産ファミリーカーAと外車のスポーツカーBがあります。
Aは80馬力でBは800馬力!
パワーの差は歴然ですが、残念ながら日本の国道では高速道路であっても100km/hの制限速度がある為、800馬力を生かすことが出来ません。
それに、通常であれば一般道60km/hも出れば十分車としての機能を果たしていますので、なんら問題はないんです^^
ですが、レースになるとそうも言ってられません、レギュレーション内で精一杯の馬力を出すことが重要になってきます。
それに車を速く走らせようと思えば、馬力だけでなく色々な性能も上げないと、直線のみは速いがコーナーは全く駄目って、どうしようもない車になってしまいます。。。

オーディオも全く同じ!
Aは50W+50W、Bは200W+200W!
でも通常試聴に必要なエネルギーは、爆音であってもせいぜい数十ワット。。。
このことを考えると、わざわざワット数がでかいのを選ぶって意味はあまりないって分かりますよね^^
出力が大きいほうが、何かと余裕があって良い事に違いないのですが、車でもそうですが、速く走るために必要なのは馬力だけじゃないんです。
サスペンションやタイヤ、ブレーキ等の足回りの性能も重要ですし、ボディー剛性やその他のメカ類も重要です。
アンプも出力だけに目を取られるのではなく、数字で音を判断するのであれば、他の数字も合わせて評価しないと何の意味もないって事です^^


アンプが、どれだけの仕事を出来るかって出力表記に対して、スピーカーの表記は入力表記。
どれだけ大きいエネルギーを入れられるかって事です。
これもどれだけ大きい音が出るかってのとはちょっと違います。

対入力の大きなスピーカーは、大きな入力に対し壊れにくいってことは言えると思いますが、音が良いのとは全く別問題です。



このようにアンプとスピーカーの表記で、同じ「ワット」という単位が使われていますが、単位は同じでも全く違うことをあらわしています。
それに通常の試聴では、せいぜい数十ワットしか使用していないって事を考えると、この表記に関して両者にマッチングは存在しないという事になります^^
ヒューズに関して。

意外に誤解されている方が多いのが、ヒューズです。
まずは、何故ヒューズが必要かって事を書きますねー^^


ヒューズは無くても音楽は楽しめますし、付けたからといって音が良くなるものではなく、逆に音を悪くします。
音質のことを考慮すれば、出来る限りつけたくないのですが、電気を甘く見ると手痛いしっぺ返しを食らいます。。。

機器の保護装置として最重要で、欠かすことの出来ないパーツです。
位置づけとしては「必要悪」といった感じのパーツなので、むやみに取り付けるのではく適材適所に最小限施工したいです。

勘違いしやすいのが、知らず知らすのうちに二重三重にヒューズを設置しまっている事があります。
覚えておくべきは、、、



機器の保護はほとんどの場合、機器に内蔵されているヒューズで事足ります。



車両電装機器も車両内臓のヒューズでまかなっていますので、それ以外のヒューズは後付け電装機器への配線類の保護のためのヒューズです。



コミュへの質問でよくあるのが「アンプが100W+100Wで、内臓ヒューズが20Aなんですが、後付けのヒューズは何Aが良いですか?」って質問がありますが、この場合の後付けヒューズは機器の保護の為の物ではないので、機器の使用電力は全く関係ありません。
考慮すべきはケーブルが短絡等のトラブル時に、ケーブルが燃える前にヒューズを断ち切るといったケーブル保護のためのものですので、現状使用しているケーブルがどのくらいの電気を流せるかってのは重要になり、ヒューズはこのケーブルに見合ったものを選択することになります。
これは線材やシース、太さや長さ、使用環境での温度にも左右されるので、正確に計算するにはたくさんの情報と計算が必要になりますが、使用電力から計算する数値よりは大きい数値になることが普通です。

参考までにケーブルの許容電流ととりあえずのヒューズの定格を記しますので、参考にしてください。
パワーアンプへの電源供給は、エンジンルームからラゲッジまでですと、最低限8G程度、音質を考慮するなら4Gは必要と思われます。



太さ/許容電流/ヒューズ定格

0G/210A/200A
1G/180A/150A
2G/140A/100A
4G/110A/100A
8G/60A/50A
10G/50A/50A

上記は基準値ではなく参考値です。システム環境対ケーブルの太さ、周囲温度、耐熱温度、長さ、ケーブルの抵抗等により変化します。参考程度にお考えください。

万全を期して機器のトータル最大使用電流を割り出し、ヒューズの定格としても良いのですが、機器の保護のためって意味合いですと二重にヒューズを入れたからといって、二重に保護されたりリスクが半分になるわけではないですし、ヒューズはそれだけで抵抗成分となりますので、音質のことを考慮すればヒューズはケーブルを保護する為の最大数値が良いのかもしれません。
【リアスピーカーについて】

オーディオって目に見えない音を扱うものですし、その音に関しても個人の趣向で評価が大きく異なってくるものです。

純正システムにはほとんどの場合、リアスピーカーがついています。
オーディオを社外製に換装する場合は、このリアスピーカーも変えようと思っている方も覆いと思います。

そのリアスピーカーに付いてちょっと書いておきますね^^


先にも書いたように、オーディオは個人により正解が異なるものですので、壊さないことを前提に、自由に楽しんじゃっても良いと思います♪
リアスピーカーに関しても、必要だと感じたら追加しちゃえば良いですし、不要と思えば無しで良いです^^

って大前提のもと、せっかくこのコミュを覗いてもらったので、ここではHi-Fiって枠の中での考え方を書いておきますね^^


Hi-Fiとは、個人の趣向よりもCDに記録されている情報を、忠実に再現しようといったことに重きを置いたシステムを構築する考え方です。

全ての事は、CDに記録されている情報が基準です。
システムの構築や、変更、調整等も全てこういった考え方で進められます。


リアスピーカーの有無も、こういった考えから判断します。


オーディオでの重要なファクターは色々ありますが、その中でも非常に重要かつシビアな問題は、資金ですよねー^^;
極一部の富裕層以外は、かなり限られた資金の中で、システムを作ってゆくことになります。
この資金をどう割り振るかってのは、非常に重要なファクターです。

ステレオ再生は、最低限左右2個のスピーカーがあれば良いです。
ですが、フロント2wayって構成の場合、左右で4個のスピーカーが存在します。
これは、高域用と低域用をそれぞれその音域を得意としているスピーカーに分担することで、より良い再生をしようと考えられたもので、現在の主流です。

サブウーファーも全く同じ考えから追加する人は多いです。

では、リアスピーカーは??
特殊な使い方や、かなり高度なPAの技術を応用するって場合以外は、増やす目的も効果も無いんです。。。
もちろん音質が良くなる要素も少なく、逆に悪くなる要素は満載です^^;

先に出てきた2wayスピーカーの場合は、低音から高音までの音を二つに「分けて」再生しているのに対して、リアスピーカーは、有るものに対して追加するって形になります。

先にも書いたようにステレオ再生には、左右2個のスピーカーがあれば再現出来ます。
これはCDには右と左の2ch分の情報しか入っていないからです。
もしも右後とか左後って情報が入っていれば(この情報が入っているのがDVD等です)、リアスピーカーの存在意義はありますが、既にフロントスピーカーが負担している情報と同じものを負担するって事ですので、音量が増えるだけで、音質には何の貢献もしてくれません。。。


で、大切で有限な資金の話。
大切な資金を、ただ量が増えるだけの物に使うか、質を上げるために使うかってことです^^
例えば6万円って資金があったとします。
フロント3万+リア3万とか、フロント4万+リア2万って使い方があると思いますが、上記のようにリアスピーカーは質を上げるためのものではないので、6万円の資金は3万+3万の場合は、3万円分の質って事になりますし、4万+2万って場合でも4万円分の質しか稼げません。。。

このように質を上げる為には、リアスピーカーに資金を割くことは有効ではなく、その分フロントに回すことで質の向上は期待できます^^



とは言うものの、これはHi-Fiでのお話。
オーディオはHi-Fiじゃなくても十分楽しめますし、楽しみ方は個人の自由です^^
上記のようなことを理解し、それでもリアが必要と感じた場合は、じゃんじゃんやっちゃって下さい。

オーディオは楽しんだもの勝ちです♪

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