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平家琵琶コミュの聴きたい「句」、お勧めの「句」

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皆さんが平家琵琶の語りで聴いてみたい「句」は何ですか?
また、今までに平家琵琶を何度か聴いた方で、お勧めの「句」はありますか?

平家琵琶の規範譜「平家正節」は、「平家物語」を199句にわけて語ります。
これに「八坂流訪月」として伝わる一句がありますので、合計200句存在します。

しかし皆さんが聴きたい!と思う句の多くは、
節回しが単調すぎたり、初めて聴くには内容が重すぎたりするので、
実際には200句中、一般的な演奏に向くのは50句あるかどうかです。

ですので、もしここで多くのリクエストを頂いても、
私が人前で語るかどうかはお約束できないのですが(ごめんなさい)、
それでも「聴きたいものは聴きたいのだっ!」という句がありましたら、
是非教えてください。

また、私以外の相伝者・演奏家のものでもかまいませんので、
これはお勧めという「句」や「音源」がありましたら、是非ご紹介ください。

コメント(24)

こんにちは
こちらには初めて参加させて頂きます。

私は、まどか先生のCDでしか平家を聞いたことがないのですが
「那須与一」が大好きです!
屋島の向かいの県に住んでいるからかもしれませんが、
矢が波に揉まれる様など、情景が目に浮かぶ様です。

是非、沢山の平家を聴いてみたいと思います。
まどか先生、よろしくお願いします!
> 蜻蛉 さん
早速のコメントありがとうございます。
地元や、身近に感じている場所が舞台になっている句は、人気がありますね。
「那須与一」は情景描写が巧みなので、語っていても面白く飽きません。
こんにちは
相伝十周年記念として、是非madoka♪先生の二百句語りを聴いてみたいです。
とても大変なことだとはよく分かっておりますが、二十周年記念までに完走
を目指して語って欲しいなと思います。

もちろん聴くほうも皆勤を目指します。
>火の鳥さん
>ヨウダさん
いつかは二百句の公演をしなければとは思っていますし、
それも40代くらいの時点と、60代くらいの時点の2回することも考えていますが、
う〜〜〜ん、どうなんでしょうね。
私も「那須与一」聴いてみたいです!
やはり一番有名な箇所ですから・・・
教科書に載ってる原文?も心地良い感じだったですし。

ほかには祇王と仏御前の話など恋愛関係、の場面も
興味があります^^
>さつき。さん
「那須与一」は練り上げられていますからね。ぜひ機会があったら聴いてみてください。

「祇王」は文学的に、また内容的に魅力があるようで、リクエストが多いのですが、
私が語っても101分かかる(他の相伝者だと2時間は要する)長くて退屈な句です。
全200句中、最も所要時間が長いんですよ。(次に長いのは「六代乞請」の90分です。)
リクエストを受けた時は、聴きたい箇所の前後15〜20分くらいだけを語っています。
「祇王」も長いですが、他に『平家物語』としてはよく挙げられる
「小督」「千寿前」「小原御幸」なども長いですね。(madoka♪さんのHPより)
やはり女性中心の話なので、ゆったりした語りなのでしょうね。

個人的には「木曽最期」「濱軍」「福原落」などが好きです。
でも「・・最期」というのは、あまり語ることは少ないのですか?
「濱軍」は「・・最期」ではありませんが『平家物語』では「知章最期」ですが、どうなのでしょうか?
「福原落」などは高校時代(約30年前)からずっと暗記しています。
>火の鳥さん
ああ、女性中心の話という見方もできますね。
徳川将軍が亡くなった時の法要「法華頓写」では、
女性が主人公の句は語らないことになっているのですが、
「女性だから」という理由のほかに、「長いから」という理由もあったのかもしれません。

江戸時代後期の記録をみると、「・・最期」はあまり語られていません。
特に私が知る限りでは、当道座の人々は一度も語っていません。
晴眼の平曲者たちも、「敦盛最期」「木曾最期」のほかは語っていないようです。

源平合戦のことを扱う以上、犠牲者のことを語るのは避けて通れませんが、
「・・最期」「・・被斬」は、語り手の詞(ことば)で武将の命が絶たれますし、
「・・炎上」に至っては、お寺や仏像や民衆や町を焼き滅ぼすわけですから、
精神的には非常に辛いものがあります。
初めまして
私の家系が平家物語緒環にかかれている惟義の息子・野尻次郎惟村の末裔にあたり、大蛇伝説を知れべていて、このコミュに巡り合いました。
平曲について何もわからないのですが、「緒環」の句というのはあるのでしようか。
何処かで聴けたらと思っています。
>IndianWolfさん
初めまして。コメントありがとうございました。

「緒環」の句は、もちろんあります。
平家物語では巻之八、木曾義仲に都を追われた平家が九州に逃れたときに登場する、
豊後の国の住人・緒方惟義のエピソードとなっています。

平曲では前半が「宇佐行幸」、後半が「緒環」という別々の句になります。
全200句中、「緒環」は56番めに習うもので、特に難しいものではないのですが、
挿入話であるためでしょうか、語られる機会は少ないようです。

でも面白い話ですよね。挿入話シリーズか化身シリーズを企画するときに考えてみます。
>madoka♪様
早速ありがとうございます。

わが家には、大蛇の言い伝え勿論、大神神社と同じ蛇へのお供えの風習や、惟義と同じ三つ鱗の家紋。それと代々身体にある蛇の鱗文様等々もあるんですよ(笑)。
調べてみると、この大蛇伝説に纏るエピソードが大和朝廷の時代に潜んでいるようです。

>でも面白い話ですよね。挿入話シリーズか化身シリーズを企画するときに考えてみます。
バッド(下向き矢印)
私ももっと勉強して、聴ける時を楽しみにしています。
参考までに、ホームページ開設以降、昨日までの私の演奏記録です。
一句通し語りも部分しか語らないものも1回と数え、多い順/50音順に列記します。

79回 那須与一
67回 祇園精舎(冒頭のみ)
35回 鵺
32回 上日 (「紅葉」の一節)
28回 宇治川
26回 桜 (「我身栄華」の一節)
23回 忠度都落

17回 紅葉
13回 敦盛最期、我身栄華、鱸
12回 木曾最期、橋合戦、八坂流訪月
11回 卒都婆流、月見
10回 康頼祝詞

8回 生好、小原御幸、千寿前
7回 宇佐行幸、実盛最期、先帝御入水、富士川
6回 小督、忠度最期、竹生島詣
5回 能登殿最期

4回 内侍所都入、六代被斬、
3回 足摺、一二駈、海道下、腰越、坂落、僧都死去
2回 勝浦合戦、倶利伽羅落、西光被斬、経正都落、土佐坊被斬、老馬
1回 医師問答、伊豆院宣、鼬沙汰、一門都落、厳島還御、禿童、咸陽宮、妓王、木曾願書、小教訓、維盛入水、重衡被斬、鹿谷、篠原合戦、宗論、洲俣合戦、青山沙汰、瀬尾最期、蘇武、大衆揃、朝敵揃、旋風、鶏合、奈良炎上、藤戸、三井寺炎上、三草勢揃、水嶋合戦、無紋沙汰、物怪、文覚荒行、文覚勧進帳、六代乞請、若宮御出家

200句中、75句を語ったことになります。
(「上日」と「桜」は、それぞれ「紅葉」「我身栄華」に含まれるため。)

また、幕末に先祖が記録した、「近年江戸で語られた句の一覧58句」にあって、
私がホームページ開設後に語っていないものは以下の27句。

一行阿闍梨沙汰、鵜川合戦、額打論、競、祇園女御、北方出家、高野巻、五節沙汰、小朝拝、逆櫓、少将都帰、征夷将軍院宣、城南離宮、大嘗会沙汰、大塔建立、高倉宮園城寺入御、東国下向、灯篭、名都羅、女院御出家、火燧合戦、烽火、法皇御遷幸、廻文、屋島院宣、弓流、横笛

ただし、幕末の当道座の平曲会では「抜き抜き」10分〜15分程度しか語っていません。
この27句の中には、一句通し語りには不向きなものもチラホラ……。
> madoka♪様

亀レスですが…話題を振りにきました手(パー)

> また、幕末に先祖が記録した、「近年江戸で語られた句の一覧58句」に
> あって、 私がホームページ開設後に語っていないものは以下の27句。

逆に語られた31句はどの句でしょうか?
教えてくださいませ

予想では(madoka♪さんの掲載順)

那須与一、祇園精舎、鵺、宇治川、忠度都落、
紅葉、敦盛最期、我身栄華、鱸、木曾最期、
橋合戦、卒都婆流、月見、康頼祝詞、生好、
千寿前、宇佐行幸、先帝御入水、小督、忠度最期、
竹生島詣、内侍所都入、足摺、海道下、腰越、
経正都落、土佐坊被斬、老馬、厳島還御、青山沙汰、
無紋沙汰

正解率はどのくらいでしょうか?

あっ!忠度最期は違いますね。きっと
忠度都落とセットでと思ったけれど「最期」だから

その代わりは文覚荒行かな?
残念ながら平家琵琶を生で聴いたことがありません。

叶うことなら「重衡被斬」を聴きたいです。
【幕末江戸で語られた句の一覧】(句の表記は「平曲古今譚」通りとした。)

巻之一:鱸、我身栄華、妓王、額打論、鵜川合戦
巻之二:一行阿闍梨、烽火、康頼祝詞、卒都婆流、蘇武
巻之三:足摺、大塔建立、少将都帰、灯篭、法皇御遷幸、城南離宮
巻之四:高倉宮園城寺入御、競、鵺
巻之五:月見、文覚強行、(文覚)勧進帳、東国下向、五節沙汰
巻之六:紅葉、小督、廻文、祇園女御
巻之七:竹生嶋、火燧合戦、木曽願書、経正都落、青山沙汰
巻之八:名都羅、宇佐行幸、征夷将軍院宣
巻之九:小朝拝、生喰、宇治川、木曽最期、老馬、敦盛最期
巻之十:屋嶋院宣、海道下、千寿前、横笛、高野巻、北方出家、大嘗会
巻之十一:逆櫓、那須與一、弓流、鶏合、先帝御入水、内侍所都入、腰越
巻之十二:女院御出家、大原御幸

>火の鳥さん
照合はお任せしますm(__)m
文覚強行が入っていましたね。

>八丁堀さん
「最期」「被斬」「○○炎上」などは、原則として人前では語らないもののようです。
語り手の精神的ダメージが大きいというのが理由だと思います。
リクエストもよく頂きますが、なかなか実現が難しいところです。
「祇園精舎」は滅多に語らなかったのですね。生涯三度しか語ってはいけないと聞きました。
読物が意外と多い。
十二巻は(灌頂巻しか)ないのですね
>火の鳥さん
はい。「小秘事」という特別な扱いで、
200句のうち195番目にようやく“修得”が許されます。

読物(177番目以降に“修得”)については
「私はここまで語れます」というアピールだったかもしれません。
また「康頼祝詞」は読物ですが、これは特別に50句“習得”時点で習えるので、
「私は50句済みになりました」というお披露目で語った可能性が高いです。

巻之十二(灌頂以外)は、平家滅亡の場面ばかりですから、避けたのでしょうね。
リクエストではなく質問です。

巻六の「飛脚到来」のように年代記的形式をとる段は、あまり語られないのでしょうか?
>八丁堀さん
ある程度ドラマ性のある句のほうが人気だったと思われます。
「飛脚到来」は、教習順では200句中90句め。
曲節としても盛り上がりがなく、飛脚が来るだけの、あっけない印象です。
細部まで巧みに工夫された「那須与一」や、飽きさせない「鵺」と比べても、
語られる機会は少なかったように感じます。
ありがとうございます。

僕は読むのが専門ですが、ふと疑問をもちました。
平家を文字で楽しむにしても、本来は語り物であったという事実を忘れてはいけないというこですね。
>八丁堀さん
文字を目で読む文学と、詞(コトバ)を耳で聴く文学とで、
味わい方や好みも変化するのではないかと思います。

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