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マスターズ・オブ・ホラーコミュのシーズン#2/ペルツ

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いっつもお世話になりまくりのMさんのご好意で
マスターズ・オブ・ホラー#2のアルジェント篇
「ペルツ」を拝見しました。

題名のペルツは動物の尻尾つき生皮のことで、お話の内容も
アライグマの毛皮を手にした人が血塗られた最期を遂げるというもの。

が、これが素晴らしく牧歌的。
舞台設定は一応、現代ではあるものの、物語の雰囲気は30年代…
歴史弱いんでアレですが、米国のギャング時代っつーの?そんな感じ。
しかも全編のそこかしこに「まんが日本昔話」的な
生ぬるい温かみがあって…コレ、ちょっと新境地かもしれません。笑

俗に言う(もはやどうでも良いけど)アルジェント・タッチは
「ジェニファー」よりも増えてる印象。シモネッティの音楽も
一度耳にすれば、すぐ口ずさめるタイプのイイ仕上がりです。

で、お話は…

中国系の労働者を雇って悪どい商売をしている毛皮屋社長
(ロッキー・ホラーのミートローフ)が、ストリップ小屋の
マブい踊り子に惚れてしまい、彼女のために最高の毛皮の
コートをプレゼントしようと固く決意。

その筋では知られた老猟師のジョン・サクソンどん(まさにそういう雰囲気)に
アライグマ狩りを依頼する。弟子の青年を連れて、アライグマの聖地?
とされる森に出かけたサクソンどんは、そこで大量の毛皮をゲットするが、
この世のものとは思えぬ美しい「毛皮」には、恐るべき呪いがかけられていた。

次々に連鎖する血まみれの死。
やがて、出来あがったコートをプレゼントされた踊り子と
ミートローフにも恐るべき惨劇が…。


あんまり話書いちゃうと勿体ないので、適当にお茶濁しますが、
エロとスプラッターは今回も頑張ってる印象。
前者は愛娘アーシアの影響もあるのか、変にリアルな描写に
思わず苦笑いするしかありません。で、後者はさすがアルジェント。
あー。これ、スプラッター(去年末はこのスプラッターに関して
色々と考えさせられることが多かったけど)だよね、と嬉しくなる
仕上がりです(特殊メイクは元KNBの2人)。

前「ジェニファー」も今回の「ペルツ」もなんとなく
(ロメロと競作した映画の)MoH版「黒猫」篇を思わせる作品。
アルジェントって1時間弱の短編だと、そういう種類の
ストーリーを選ぶ傾向にあるのかな…と考えさせられました。

で、ちゃんとした長編となる「三人の母」がどんな作品になるか、
いよいよ楽しみなような、怖いような、そんな期待をさせられました。


写真?:腐ってもダリオ!やらしい感じの視線が最高です。

写真?:呪いの毛皮をまとった踊り子さん。
部屋の内装は中華提灯とかあって「ハードウェア(懐かしい)」風。

写真?:ペルツ(但し本物)。この毛皮が生きてるように波打って、
そこにシモネッティ作曲&女性ヴォーカルの
♪ラーラ、ラーラーという曲が流れると……惨劇が!

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