ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

toshiya tsunodaコミュの新作CD

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
The Argyll Recordings
toshiya tsunoda

2CD/300press
label: edition.t

ご希望の方がおれれましたメッセージください(2枚組ですがお安くなっています)。
そのうちIMJなどで入手可能になると思います。

二〇〇七年八月、私は(ご存知)バリー・エッソンの招きによりスコットランドのアーガイルという場所で行なわれた野外作品展に招待され、音響作家のリー・パターソンと映像作家のルーク・ファウラーと共にインスタレーションを制作した。私はいつもどおりのフィールド録音を行なった。このアルバムに収めたものがその一部である。フィールド録音で私は或る空間や場所の状態がどのような具合になっているかということに焦点を当てている。ジャケット写真にあるように、私は数箇所の草叢とその近くの地面、湖のように静かな波打ち際などに絞って録音を行った。これらは特にスコットランドまで行かなくても録音できるようなものだ。(お楽しみに羊の鳴き声など録りたかったのだが・・・)これらの録音について簡単に触れておこう。ここでは一本のコンタクト・マイクで録音されたものは片方のチャンネルにしか音声を収録していない。つまりもう一方のチャンネルは空っぽである。今まで私はモノラル録音の場合、同一の音声信号を両チャンネルに振り分けていたが、ステレオ録音と並置する場合、そのやり方が適しているのかどうか疑問があった。草叢の方は二本の小型無指向性マイクを小高い丘の斜面の草叢の中に仕込み、風が草を切り抜けていく音の位相的な広がりを記録した。風と草によって描かれる風景の様子を聴いてみたかったからだ。(トラック2には同じセッティングで録音したものを繋げてある。エラーのように聴こえるかもしれない)ディスク2には長いトラックが一つだけ収録されている。これは記録された音声信号の長さに焦点を当てた非常にシンプルなコンポジションである。最初のパートでは牧場のワイアー・フェンスにコンタクト・マイクを設置して録音したものである。日が沈んだ頃の録音である。これが左側のチャンネルにのみ収録されている。続くパートではワイアー・フェンスの録音と同じ長さの四四〇ヘルツ正弦波が右側に収録されている。
日本に帰って私はこれらの録音を気に留めていなかった。或る日、近所のレコード店で配管工を生業としたディック・ゴーハンというグラスゴーの歌手のCDを見つけた。特に何も期待せずに聴きはじめると一番最初の歌の冒頭にアーガイルの地名が出てきて驚いた。その瞬間、かの地での録音を出してみたくなった。
この録音集はこれまでに海外のレーベルから出したものと比べると生彩さに欠けるかもしれない。しかし私はこの二枚組みアルバムとしての構成がとても気に入っている。        
 二〇〇八年九月 角田俊也

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

toshiya tsunoda 更新情報

toshiya tsunodaのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング