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特許翻訳コミュの皆さんに質問

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特許翻訳駆けだしたばかりのCougarといいます。先日仕事で、外注してやってもらった日英翻訳(米国出願用)をチェックしてました。オリジナルの日本文の「背景技術」には、

〜(某薬剤)の組成は単糖が○○結合で結ばれているためにpH(数字)以上では低分子化してしまうという問題があった。

という文がありました。

英文では、「〜という問題があった」を

there was a problem that〜

と書いてありました。

以前、職場の弁理士の先生には"Description of the Related Art"は、内容を的確に伝えられる自然な英語にしなさいと言われてました。

それに、倉増一著「特許翻訳の基礎と応用」には、

「問題があったを」 Unfortunately,〜や〜disadvantageously〜として訳文を簡潔に、かつ「問題」があることをいち早く読み手に伝えられる利点があると書いてあるのを思い出し、これを実際に使ってみました。

その次の日、所長に「Unfortunately使ってたけど、明細書に『感情』を込める言葉は使っちゃいかん。」と注意されました。

ネットで調べても、英語の特許文献(ネイティブが書いたと思われるもの多い)でUnfortunatelyを使った文がいくつもありました。

実際のところ、Unfortunatelyは使わないで、わざわざ不自然で、英語を使った方が良い明細書の訳文が出来上がるんでしょうか?皆さんの意見をお願いします泣き顔

コメント(10)

KATSUMOTOさん>ありがとうございます。これからはもっと明細書のパートごとで異なる点で慎重に訳すよう心がけます。

古井戸さん>実例を見せていただきありがとうございます。(un)desirably や (un)preferably に関してはうちで使ってよいのかどうか分かりません。事務所内の明細書でもどっちかは見た気がします。実際禁じている事務所があるんですか?
僕の経験を書き込ます。

僕も倉氏の本を読みました。なるほど「Unfortunataly」は便利だなと思いました。

その後、「〜という問題がある」に相当する箇所に「Unfortunataly」と書きました。すると納品したクライアントからは、翻訳が対応していない、と評価されました。同様の指摘を翻訳会社のチェッカーからされたこともあります。

今では、「〜という問題がある=Unfortunataly」と翻訳することを避けています。「There is a problem(またはその類似表現)」と訳します。

僕は、ご隠居さんと同じで、倉氏の方法は1方法であると解釈しています。僕個人としては、「〜という問題がある=Unfortunataly」では、翻訳になっていない、つまり、原文に忠実ではない、と思います。

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