カヴァーが多く、ビジュアルとは裏腹にビートポップな感じですが、Whoの"Call Me Lightning"が原曲より疾走感があってイイ!です。Doorsの"Hello, I Love You"もファジーで良し。
Themの"Gloria"やYardbirdsの"Lost Women"はオルガンとパーカッションが独自の雰囲気を醸し出してます。
"SONIDO AGRESIVO DE〜"はカヴァー中心(全てラテン語)で、"All Day And All Of The Night"が勢いがあって凡百のカヴァーより高水準。他に「ヘンリー8世君」や"Day Tripper"もなかなか。
"RECARGADO EN EL FAROL"はクレジット表記なしなのでカヴァーとオリジナルの判別が一部つきませんが、"PLANETARY PEBBLES #2"にも収録されたファズパンク"Baila Conmingo"がやはり最高。ガレージファンクな"Las Estatuas De Marfil"もカッコいいです。個人的には"Sunny"を"Sonia"と変えてラテン語で歌っている語感も好きです。
タイトルで想像つきますがマージー系のメロディアスなビートです。でもヤワな感じではないです。全曲オリジナル。シングルの、"Help!"をパクったような"Es Mejor Que No Me Mientas"が一番勢いがあっていいかな。
65.のLos Knacksに似てるなぁ…と思ってたら、1曲目の"No Podre Resistr Mucho Tiempo Mas"をLos Knacksがカヴァーしてるし、ベースのAlejandro Medinaは解散後一時期Los Knacksに在籍していた事もあるようで、実際繋がりがあったようです。
しかし5th"WANDERLEA"('67)になると見違えるように60'sビート的に。まずバックの音量が大きめに。そしてなんと"Pussin' Too Hard"のカヴァーやってます!他には"River Deep, Mountain High"やNeil Diamondの"The Boat That I Row"、Boyce & Hartの"Alice Long"など。
カヴァー以外も、大ヒットしたらしいマイナー調ビート(FUZZ入り)"Prova De Fogo"をはじめとして、ポップ寄りですがビート物としてクオリティは高いです。
彼女の声自体は個人的にそれほど魅力を感じないですが、ブラジル代表ビートガール音源として押さえておく価値はあると思います。1stも名前を冠したタイトルなのでご注意を。