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福山雅治が珍しく破天荒なキャラクターを演じていました。
本人は、フリーのカメラマンです。以前は、出版社での凄腕だったそうですが、今はパパラッチと呼ばれています。
撮る写真は全て一級品なのに、本人の写真、カメラに対する意識が自問自答するようになり、崩れていくようになってしまいました。
そこへ新人の編集者の記者である二階堂ふみと、コンビを組まされることとなりました。
この映画の見所の一つである、編集者の独特の世界という、紙面、タバコ、暴力、お酒、と言ったことをうまく表現されていました。
その世界に、学卒上がりの新人の彼女がうまく対応しきれないところと、ベテランの業界人の主人公とが、らせんのように、交わりながら、そして、突き放しながらと言った表現が随所にあり、だんだんと成長していくところも、大きな見所です。
そして、決して望まない結末を迎えるわけですが、しかし、彼女にはそれを求めるかのような主人公の意思を観ていて感じられました。
その最後に迎えた終わりに対し、彼の尊厳なるものの話になります。
その瞬間を直視しながらも、仕事をしなければならない記者の苦悩と、それによる成長が最後まで描かれていました。
そして冷たく、そして暖かく迎え入れる主人公ですが、最後にとあるメッセージを残すこととなったのです。
パパラッチ。そう言ってしまえばそれで終わりなのですが、その為にある本人の苦悩が全体としてにじみ出るような表現がされていました。
PG12ですが、私はこの作品は好きです。

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