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架空図書室 それいゆ文庫コミュの第98回 課題本はシェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」でした。

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・ローマの歴史が分からないと事件の背景がよくわからないがこういう反乱は古今東西でよく見られる。

・クーデターを起こしてその後はどうしたかったのか。良くわからない。

・シーザーが早く亡くなることに驚いた。主人公はブルータスのようだが、アントニーかもしれない。

・ポーシャが火を飲んで自殺をするのが壮絶。絶望感が強かったのだろう。

・シーザーの亡霊がお約束のように登場する。

・ブルータスとシーザーは父と息子のように仲が良かった。シーザーにすればまさに「お前もか」の心境だったと思う。

・シーザーは占い師から警告されているが、警告より前に暗殺を予感しているようだ。それでも避けられなかった。

・共和制だが、民主的ではない。ブルータスはシーザーの独裁に歯止めをかけたかったようだが、周囲に引きずられてしまった感じもする。

・元老院とは、日本の昔の貴族院議員やアメリカの上院議員のような立場。権力はあるはずだが、それよりも上の立場になりたいと思うものなのだろう。

・「シーザーを愛さぬのではない、ローマを愛したのだ」も名言の一つだが、ブルータスは本当にそう思っていたようだ。アントニーもブルータスの正義感を認めている。

・アントニーに演説が見事。ブルータスもシーザーも演説が上手い。当時、演説が巧みでないと政治家にはなれなかったのだろう。

・ローマ市民が演説にころころと動かされるのが不思議。民衆は強い力に扇動されたがっているようだ。

・キャシアスはアントニーの力を見抜いていたので、シーザーと一緒に暗殺しようとしたり演説させまいとしていた。ブルータスはそれに反対した。ブルータスらしい。

・ローマは一日にして成らず、すべての道はローマに通ず。と言われるが、紀元前のローマの繁栄と暴虐を感じる作品。

・シェイクスピアは、紀元前のローマの政治悲劇を通してシェイクスピアの生きるイギリス王室の取り巻く状況を描いているようだ。権力と争い、繁栄と犠牲は世の常なのだろうか。

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