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架空図書室 それいゆ文庫コミュの第87回 課題本はバーナード・ショーの「ピグマリオン」でした。

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スカイプで読書会を行いました。女性1名、男性1名ので熱くゆる〜く語りました。

・ミュージカル「マイ・フェア・レディ」の原作。原作にはラブコメ感はない。

・オードリー・ヘップバーンが輝いていた。ドレス姿も見事だった。

・日本にも方言があるし世代によって使う言葉は違うが、通じないということはない。当時のイギリスは、階級や土地によって通じないほど言葉の違いがあったことが興味深い。

・訛りを治すために、イライザは涙ぐましい努力をした。身のこなしや着こなしまで変えることができたが、とてもつらそう。ダイエットをして何十キロもやせるような感じだろう。

・バーナード・ショーは、イライザとヒギンズとの恋物語にアレンジされることが嫌だった。そのため後日譚を書いている。ヒギンズはイライザ夫婦に冷笑的。

・イライザとヒギンズは喧嘩をするが、どこか通じ合うものがある。頑固さや志の高さなどが似ているように感じる。

・フレディは頼りない。その分、イライザに必要とされる喜びを与えることができる。

・ヒギンズ教授は、頑固な独身主義であり年上の女性が好きだと公言している。イギリス貴族社会では普通のことなのだろうか。

・イライザは生活の中で育まれる心の交流を大切にしていきたいと考えているが、ヒギンズは生活に興味がない。貴族と庶民の違いを表してるように思う。

・貴族にもマダム・ヒギンズやピカリング大佐のように人の気持ちが分かる人やサポーティヴな感覚をもつ人もいる。

・イライザは、ヒギンズたちとの暮して新しい自分を獲得したが、自立した生活を失ったことを悔いている。元には戻れないが、どうすればよいのか分からない不安を感じているようだ。

・イライザは花売り娘をしていたころ、感情をすぐに爆発していた。その癖を認めて克服できたことを素直に感謝している。

・イライザの父やフレディの母や姉など登場人物が、現代でもいそうなキャラクター。

・イライザがピカリングに「ミス・ドゥーリトル」と呼ばれたときから自尊心をもったというところが印象的。人は扱われたようになると言っている。

・同じような特訓を受けてもイライザのようになれるわけではない。イライザには自分を育てないという志があった。見習いたい。

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