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架空図書室 それいゆ文庫コミュの第62回 課題本は吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」でした。

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初夏のような爽やかな夜。女性3名、男性3名で80年前に書かれた名作について熱くゆる〜く語りました。

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・漫画は200万部を突破した。世代を超えて読まれている。

・コぺル君や浦川君、原作のイメージ通りに書かれている。

・このタイトルが説教くさく感じられて昔は嫌だった。今は良いと思う。好きと嫌いに分かれそう。

・雪事件のくだりが道徳の教科書に載っていたことを思い出す。

・旧制中学は当時のエリート集団なのに、とても粗暴で差別的。

・おじさんのノートと漫画の配分が良い仕上がりになっている。

・原作は水谷君のお姉さんが出てくる。富豪の娘らしく庭に跳躍競技場をつくってもらっている。
少年たちのリーダー的なのが面白い。

・コぺル君や友達がとても性格が良い。

・悪い少年もでてくるが、極悪というよりは狡猾。家庭環境が悪いのだろうか。
コぺル君は、お母さんや叔父さんに恵まれている。

・このあと戦争があり、コぺル君たちも動員されたのかと思うと何とも悲しい。

・差別や貧しさやいじめについて真向から描いている。当時、この題材について考えさせるように表現することは、とても勇気がいることだったと思う。

・吉野源三郎について知りたくなる。あとがきの丸山真雄氏の回想が素晴らしい。

・コペルニクスやナポレオンなどの挿話が、意外性もあり印象深い。

・貧しさを卑下しないことは難しいが、恵まれているときにそれを世の中に生かすのはもっと難しい。

・過ちを認めるのは誰でも難しい。ずるくごまかす知恵がついてしまう。指摘してくれる人もいなくなる。

・現代はこれといった指針を定めてくれるようなリーダーが不在。価値観も多様。自分で生き方を考えていかなくてはいけない。

・コペル君の精神的な成長が見事。出来事や悩みを生きる自信につなげている。叔父さんの助言をきちんと糧にしている。

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