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気まぐれ花便りコミュの【マンリョウ】サクラソウ科・・・(466)

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常緑小低木で、漢字では『万両』です。従来はヤブコウジ科に分類されてきましたが、DNAによる分類でサクラソウ科になりました。サクラソウ科と聞くと、「えっ?!」という感じですが、それが正しい分類なんでしょうね。

マンリョウの特徴は、冬に熟す光沢のある赤い実ですが、白い実もあります。
夏に咲く白い小花に関心が払われることはほとんどありません。

『万両』は名前がめでたい上に、正月頃に美しい赤い実が熟すので、日本では江戸時代からセンリョウ(千両)とともに正月の縁起の良い植物として愛されてきました。
特に大実の『宝船』が作出されてから、鉢植えとして広く流通するようになりました。関東以南では庭植えでもよく育ちます。

似た名前の縁起植物としては、万両・千両の他に、百両、十両、一両もあります。

千両: 万両と並び称されますが、万両とは異なるセンリョウ科の植物で、赤い実という以外の共通点はありません。

百両(唐橘:カラタチバナ)および十両(藪柑子:ヤブコウジ): 万両と同じサクラソウ科(従来はヤブコウジ科)の植物です。

一両(蟻通:アリドウシ): これも万両とは異なるアカネ科の植物です。

野生のマンリョウは、暖かい林内の湿った樹陰に自生し、樹高1mほどに成長します。
高温多湿には強いですが、強い日射しや乾燥を嫌います。強光下では葉が黒ずみ、土壌が乾燥する場所では実の付きが悪くなるようです。逆に、環境条件が合えば放置でも良く実を付けます。

7月頃、葉の付け根から花柄を伸ばして花を着けます。花が咲き終わって実が成長し出すと古い葉を落とし、株全体も成長します。
マンリョウはあまり枝分かれしないため樹形の乱れも少なく、剪定しないのが普通です。

画像は実の残っている個体(百草園)と、実が落ちた個体(小石川後楽園)です。

コメント(1)

花を鑑賞する人は、居ないと思われるマンリョウですが、正月頃の園芸店では人気です。

人気時期を2ヶ月ほど過ぎていますが、公園では健在のようです。
カメラは遊歩道の傍らの小さな公園で頑張る紅白です。

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