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気まぐれ花便りコミュの【アオノリュウゼツラン】リュウゼツラン科・・・(457)

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漢字では竜舌蘭です。『蘭』とありますが、ラン科植物とは無縁です。
メキシコ中心にアメリカ南西部や中南米の熱帯乾燥地帯原産の高さ 1m以上になる多肉性の常緑多年草です。

日本には江戸時代の1830年頃に渡来したと言われています。
命名の時点ですったもんだがあったようですが、斑入り品種が「リュウゼツラン」で、無地のリュウゼツランが「アオノリュウゼツラン」です。


リュウゼツラン属はAgave(アガベ)と呼ばれ、200種以上が知られているそうです。
メキシコではMaguey(マゲイ)とも呼ばれます。
Tequila(テキーラ)はマゲイ(アガベ・テキラナ・ウェベル・バリエダ・アスル)を主原料とするお酒です。

日本では、リュウゼツランは品種名、アガベは総称名と使い分けている趣味人もいるようです。
観葉植物としての鉢植もありますが、一般には庭園栽培です。

リュウゼツランは数十年かけて肥大成長した後、一生に1度花を咲かせると枯死してしまうのだそうです。せっかく育てても花を見ないうちにこちらが先に逝く可能性がありますね。涙

「花が咲くと死ぬ」というのは竹に似ていますが、死に方は壮絶です。


開花期になると葉に蓄えた全養分を結集してマストと呼ばれる花茎を成長させ、下の葉から順次枯れていくのだそうです。
花茎は1日に約10cmも急成長し、数千という多量の花を咲かせるのだそうです。
全エネルギーを集中し、花茎を育てると同時に自分は死に向かうのです。

開花すると、花粉を食べるオオコウモリ現れて受粉作業を担当するのだそうです。
長い時間をかけて、持ちつ持たれつの関係が出来上がったと思いますが、数十年に1度じゃ生きていくためにオオコオモリはほかの食料もしっかり確保しているのでしょうね。


撮影地は東京都薬用植物園です。

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