気まぐれ花便りコミュの【タバコ】ナス科・・・(365)

タバコの直接の語源はスペイン語やポルトガル語の"tabaco"で、紀元前から南米のアンデス山脈で栽培されたものが15世紀にヨーロッパに伝えられたと言われています。

漢字の当て字はいくつかありますが、流通しているものは「煙草」です。漢字の本場中国では「香煙」と呼ばれているそうです。

タバコはナス科タバコ属の総称で約50～60種あるそうです。ニコチン成分を含むのが特徴で、煙草用の仲間は「葉たばこ」、観賞用の仲間は「花たばこ」と呼ばれます。

花たばこは「ニコチアナ」と呼ばれることもあります。6～7月、茎頂にオシロイバナ似た花を数個つけます。花色は白系、黄色系、赤紫系などがあります。

「葉たばこ」は、草丈が50cm～2.5m、茎の太さが最大5cmとかなり大柄な草で、１株当たり30枚～40枚の葉が茂ります。しかし、ニコチンの含有量は葉によって異なるため、「葉たばこ」として利用されるのは１株当たりせいぜい20枚ほどだそうです。

葉たばこの花は茎頂に不定形の花序を形成し、パステル調ピンクの花を10個ほど咲かせます。
花の形はブリエッタに似ていますが、素朴な感じです。

蛇足ですが、一般人が「花たばこ」を栽培することは何も問題ありませんが、果たして「葉たばこ」は栽培できるでしょうか。

正解：　ケシや大麻のような栽培禁止植物ではないのだそうです。
http://www.02320.net/nicotiana-tabacum-permition/

撮影地は東京薬科大学薬用植物園です。

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 08月12日 08:06

タバコの花は可愛い花ですね、花を見るのは初めてです。
昔　親戚がタバコを栽培していました、丈夫過ぎて収穫終了後、根が強く　本体を土から抜く作業が大変です。
種は専売公社から買うのですが、少ししかもらえないので苗作りは慎重だったようです。
畑の周囲に柵もしないで栽培していました。

葉を乾燥して収めるのですが、忙しい作業です。

[2] mixiユーザー 08月12日 11:55

>>[1]

貴重なお話有り難うございます。
ご時世ですから、葉たばこ農家からの転職や転作は多いのでしょうね。

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