気まぐれ花便りコミュの【ハクモクレン】モクレン科・・・(200)

漢字では白木蓮です。『シロモクレン』の方がよさそうな気がしますが、『ハクモクレン』と言います。ハクレン(白蓮)と言うこともあります。

モクレン科モクレン属（マグノリア属）の落葉広葉樹の高木ですが、園芸品種は樹高が低く改良されて庭木、公園樹、街路樹などに利用されます。

丈夫で、病害虫の心配も特になく、生長も早く、タネから容易に増やせます。

花は純白でよく目立ちます。ソメイヨシノに先駆けて葉が出る前の梢に上向きに咲きます。芳香を放つ個体が多いです。
厚ぼったい9枚の花ビラを半開きに咲かせます。しかし、実は花びらのように見える外側の3枚は萼で、本物の花弁は内側６枚だけです。1週間ほどの開花期が終わると汚らしい茶色に変色してパラパラと散ります。

コブシに間違われますが、コブシの花弁は6枚で薄く、花色は純白ではなく、わずかにピンク～薄赤紫がかっています。

コブシの仲間
【ヒメコブシ】モクレン科・・・(295)は↓です。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=6045956&id=77962376

【シデコブシ】モクレン科・・・(509)は↓です。
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=6045956&id=89056667
じつは、両者は同じものです。

中国ではモクレン類のつぼみを乾燥させたものを『辛夷』と呼び、鎮静、鎮痛、頭重感、鼻炎、蓄膿症などに用いたそうです。

被写体は近所の街路樹です。

コメント(10)

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[2] mixiユーザー 04月05日 23:01

運命づけられた花期が終わると、一斉に散っちゃいますね。
そして、いつ受粉したのかわかりませんが、しっかりタネができます。

[3] mixiユーザー 05月05日 08:08

青空の下の木蓮。　トロントから。

[4] mixiユーザー 05月05日 10:13

>>[3]

ありがとうございます。
東京の湾岸部では、ソメイヨシノと同様に3月中に散ってしまったので懐かしく拝見しました。
花は我が家の近所のものと似ていますが、背が高く、枝が密で、多花性のような感じですね。

[7] mixiユーザー 11月24日 09:04

ハクモクレンとコブシを見比べるのも楽しいと思い、コブシを載せます！
ミネラルさんの説明通り、花弁は6枚です！
この木は千葉の秘境，関宿城のコブシです、
木のある中之島公園？の住所は埼玉県らしいのですが、観光資源として千葉県が利用しているようです。
公園は陸の孤島・・・川の中央にポツンとある島、そこにコブシがあります。

左から
・09/3/24
・09/4/7
・09/3/24
撮影です。

埼玉側には駐車場があるか不明・・・
千葉側には関宿城の駐車場，売店がありバス停も利用できます。、
コブシの開花情報は関宿城の事務局がネットに載せていたりして、関宿城カラーが強いです！！

関東一のコブシということで人気がありますが、老木になり、剪定したため写真のような花は見れなくなりました。