ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

抱っこ法の会コミュの抱っこ法日記(5)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2006年11月20日(月)

 今日は早くハルくんを寝かせないといけないので、早め早めに夕食、お風呂を済ませないと・・・と思っていました。パパが帰るまでに全部終わらせよう。だいたい夕方から、ハルくんも一日の疲れが出てきて、騒ぎ出します。いつものこと。お風呂もグズグズしながらなんとか入ったような状態。すでに、私のイライラ度も高くなってきています。でも、やることをやってしまわないと、という気分。

あ〜お風呂もゆっくり入っていられない。
「もう、出ようね」
というとハルくんは案の定、ギャーと叫んで、
「なんで?もっと遊ぶ〜」

あ〜また始まった、まただよ。もう早くしなくちゃいけないのに。心のなかはうんざり・・・マナちゃんはもう出る〜っとお風呂をよじ登り、危ない。マナちゃんがぐずりだすと、さらに余裕がなくなって、ハルくんのぐずりになんか付き合えない。もうっ!っと怒りそうになったとき、ふと心の中に、怒っちゃいけない、いつもそれで駄目になる、という言葉が聞こえてきました。でも、もういっぱいいっぱいだし、どうしたらいいの〜。そうしたら、自然に言葉が口から出てきました。
「ハルくん、お風呂でようね。」
「やだ〜、キャーキャー」もう混乱してきてる。
「ママ、ハルくんが好きだよ。」
「キャー」
「ママ、ハルくんが大好きだからね。」
「キャー」
「キャーって言う声、嫌だけど、でも、ママ、ハルくんが好きだから。」
「キャー」
「マナちゃんも怖いって嫌がってるよ、でも、そのままでいいよ、そのまんまのハルくんが好きだよ。」
「キャー」
「叫んでるハルくんでもいいよ。それでもママは、ハルくんがだ〜い好き。」
「キャー」

・・・何度そんなやりとりをしたんだろう。好きだよ、そのままでいいよ、を言い続けました。そして、マナちゃんと出てしまって、身体を拭きながら、ドアをあけ、
「ママ、ハルくんを信じてるからね!」バタン・・・

結局、付き合えず、出てきてしまった。駄目だったな〜、私やっぱり堪えきれなかった、結局、怒っちゃってるし。
マナちゃんの着替えをしながら、「でもきっとお兄ちゃん、頑張れるよ。疲れて眠いんだよね、きっと。」
・・・そうして落ち込みつつ待っていると・・・ハルくんは自分でちゃんとおもちゃを片付け、おふろの蓋を閉め、上がり湯のシャワーをして、出てきました。しかも、何事もなかったかのように、にこやかに・・・そして・・・
「ご飯は?」
おおっと思いました。
「もうご飯できるよ。よくひとりで気持ちを切り替えたね。えらかったね〜」
というとちょっと誇らしそうな顔をして、エヘヘっと笑ってました。よく乗り越えたな〜私も本当は優しく気持ちを伝え続けることができたらよかったけど、腹を立てても言葉がそして心の奥底が「好き」である限り、その心は伝わるのかも。そして、きっとできる!と信じて待つこと。その大切さがわかった出来事でした。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

抱っこ法の会 更新情報

抱っこ法の会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング