サーキットの特徴を、「このサーキットはこの数年で、僕にとって第二の故郷のような存在になっているけど、本当の意味での挑戦はまだ残っているね。今年は僕らのマシンをコースレイアウトに合わせる必要があるし、高速コーナーやタイトなインフィールドセクション、バンピーな路面を最大限に活かすには、セットアップで完全な信頼を手に入れなくてはならない。インテルラゴスには『Curva do Laranjinha(クルヴァ・ド・ラランジーニャ)』のように有名なコーナーがいくつかあり、オーバーテイクに絶好のチャンスもいくつかある。周回の最初の『S do Senna (セナのS字)』に入るところと、ブレーキングをきかせて入る最後のバックストレートの『Descida do Lago(デシダ・ド・ラゴ)』とかね」と話しながら、「この週末はブラジルで、できる限り最高の結果を出すために最善を尽くすよ。ファンにはファンタスティックなレースを楽しんでもらいたいね」と闘志を燃やしていた。
その後、ようやくブラックリーのファクトリーへ向かい、今年獲得した6つの優勝トロフィーを前にシャンパングラスを手にとり、乾杯の音頭をとった。ファクトリーのホールにはJ.バトンがレース後の無線で歌っていたクイーンの曲「We Are The Champions」が流され、祝福のために集まった450人のスタッフから鳴り響くような歓迎を受けた。