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探検だ!冒険だ!コミュの南洋の島の王様になった村岡伊平治

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第3弾は、少し有名人。

村岡伊平治は、「女衒」として知られている。女を売り飛ばす仕事だ。悪辣な男のように感じるが、本人は、女を助けるためであり、女を売って稼いだ金を日本に送ってお国のために尽くした、と自慢している。

生まれは長崎県串山村(現・雲仙市)。極貧の中魚売りや雑貨店をやっていたが、17歳で村会議員になっている。しかし、すぐに辞めて長崎で商売を覚え、香港へ渡る。そこで騙されて売られてきた日本人女性を助けたことがきっかけで、次々と女性の解放に走り回る。しかし女性たちの身の振り方を考えた結果、女郎屋を自ら開いたり送り込むようになり、「女衒」となったのだ。

上海では、彼は陸軍のスパイとなり中国各地からシベリアまで歩いている。その後舞台はシンガポール、インドのカルカッタ、ベトナムのハノイ、そしてニューギニア……と転々とした。

私が注目したのは、インドネシアに行ってからの伊平治である。ここでは行商をしていたが、セレベス(現・スラウェシ)島に足を延ばし、現地のゴア王国の国王と知り合うのだ。
伊平治は、セレベス奥地にビジネスで入ろうとしたが、そのためにはラジャの許しを得なくてはならない。とくにゴア以外と国に入ろうとすると、王の一族になる必要がある。そのためラジャの娘と結婚することを勧められる。
最初断ったそうだが、とうとうトラジャ国のギンナン王女と結婚する。本人は人食い人種の娘と結婚した、となんて言っている。

各地のラジャが集まる盛大な結婚式のおかげで、彼の顔も売れた。そしてタカテドンという土地を分けられるのだ。どうやらセレベス島の沖合の小島らしい。周囲が8キロ。人家は30あり、勇猛なブギス人が住んでいる。ちなみにギンナン王女は当節16歳。男の子をもうけている。

この結婚のおかげで商売は成功したようだが、伊平治は、やがて妻子を捨てて逃げ出している。そしてマニラに行き、また女衒のようなこともあっていた。
最後まで落ち着かない人生であった。


詳しいことは、http://homepage2.nifty.com/tankenka/sub1-66.htm

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