高遠城と高遠藩コミュの守屋貞治～高遠は彼の美術館～

守屋貞治【もりや　さだじ】（１７６５年～１８３２年）
彼の６８年の生涯に残した石仏は３４０体といわれています。
その活躍は信州に止まらず、関東八州、東海、遠くは周防国（山口県）まで及びました。
彼のふるさと高遠には多くの石仏が残っていて、特に建福寺の【六地蔵尊大菩薩】や【三十三所観音像】は有名です。
また建福寺は保科正直・正光の墓、武田勝頼母諏訪御領人（湖衣姫）の墓があることでも有名です。
（南野陽子を思い出します。懐かしいなあ）
ちょっと時間がなくて建福寺まで寄ることができなかったため、近いうち２月４日（土）に高遠へ行き、写真アップしたいと思います。
守屋貞治の「守屋」の苗字は同じ高遠にある守屋神社の祭神、「物部守屋大連」から来ているのでしょうか？物部守屋の子孫がこの地に住み着いて、繁栄してこの神社を建てたといわれています。

コメント(13)

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[1] mixiユーザー 02月04日 22:56

今日２月４日午後、高遠町にある臨済宗のお寺「建福寺」へ行ってきました。
「建福寺」は冒頭で述べたとおり、守屋貞治の美術館です。
「三十三所観音像」と「六地蔵尊大菩薩」の写真をアップしますのでご覧ください。

[2] mixiユーザー 02月04日 22:59

「三十三所観音像」の続き

[3] mixiユーザー 02月04日 23:03

「六地蔵尊大菩薩」の続き

[4] mixiユーザー 02月04日 23:20

建福寺の門前下の階段にある「楊柳観音」。
守屋貞治の弟子、渋谷藤兵衛の作品です。

[5] mixiユーザー 02月04日 23:24

これも守屋貞治の作品
「願王地蔵菩薩」です。

[6] mixiユーザー 02月04日 23:57

　勝頼母堂のお墓って現存しているんですね。一度お参りしたいものです。。。

[7] mixiユーザー 02月05日 05:24

同じ建福寺にある、勝頼母諏訪御領人の墓です。
諏訪頼重の娘で、武田信玄が諏訪氏を滅ぼした１５４２年（天文２年）に１４歳で信玄の側室となりました。
そして１５４６年１８歳にして勝頼を産みます。そしてわずか２５歳という短い生涯を閉じました。
勝頼は永禄５年（１５６２年：第４回川中島合戦の年）から元亀２年（１５７１年）まで高遠城主でした。（その後武田信廉→仁科五郎盛信と続く）そして、諏訪御領人の母が高遠に居て、勝頼は彼女の面倒をみていました。
その後、甲斐の躑躅ヶ崎の館へ行ったのちも、１５７９年（天正７年）に駿河国清見寺から東谷禅師を招き、妙心寺の末寺としました。そしてこの建福寺は保科氏の菩提寺にもなります。
諏訪御領人の墓のすぐそばに保科正直・正光のお墓も並んでいます。
左：保科正光（保科正之の養父のお墓）
中央：保科正直（保科正光の父のお墓）
右：諏訪御領人（湖衣姫：武田勝頼の母）のお墓
実際に建福寺の北西側にある墓地へ行くと、この並び順でならんでいます。

[8] mixiユーザー 06月01日 00:48

守屋貞治が活躍する前から、高遠の石工たちは全国に名を馳せていました。真田幸隆の弟矢沢頼綱によって再建された群馬県吾妻郡中之条町にある林昌寺にも高遠から招かれた石工によって１８世紀初頭に造られたと言われる石仏群があります。林昌寺は沼田を治めた真田家（信之、信吉、信政ら）の庇護を受けた六文銭の寺紋を与えられたお寺です。

[9] mixiユーザー 06月01日 00:55

林昌寺のお寺とシダレザクラの写真アップしておきます。３月に撮った写真なので、まだ桜は咲いていません。

[10] mixiユーザー 06月01日 08:22

高遠は一度だけ行ったことがありますが、時間もなくてあちこち廻ることもできませんでした。
保科正之のゆかりの地でもあるので、いつかゆっくり廻りたいと思っているのですが･･･（息子のとこに行ったついでにでも、ちょっと足を伸ばそうかな？）
こんないいところもあるんですね。
保科氏や諏訪御寮人のお墓参りもしてきたいです。

[11] mixiユーザー 06月03日 06:09

よーぜん様
保科正光（正之の養父）が下総多胡（秀吉による関東北条氏討伐後、一時期旧北条領に多くの武将が移封されていた。）から関ヶ原の戦いの後、ふたたび高遠に戻ってきた時に、多胡から観音様を持ってきて、これを安置したといわれている樹林寺があります。保科正之公頌徳碑や生母お静の供養塔なども建てられていて、これからの季節はお寺に植えられている紫陽花が色とりどりに咲き誇りますよ。山間にある静かなお寺ですので足を運んでみてはいかがでしょうか。

[12] mixiユーザー 06月03日 10:45

「樹林寺」ですね。
しっかり覚えておかなくては（笑）
忘れっぽいので、行く折にはまた参考にさせていただきます。

[13] mixiユーザー 09月16日 00:17

最近松代にある山本勘助の墓を訪ねた際にも、勘助の墓が現在の地に移された際、その墓石を彫った人物は高遠の石工だったことを勉強しました。やはり高遠藩の生み出した石工は素晴らしい才能を全国に発揮していたのです。墓の後ろを見ると高遠の石工により建立と書かれています。

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