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みんなのおんがくコミュの第六回「みんなのおんがく」@高円寺Smile Earth

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6/22(金) 20:00
高円寺 Smile Earth
http://ameblo.jp/cafebar-smileearth/

駅からは10分強か。ようやくロミ(知り合い)に会いに行けると思ったらこの日もいないというまさかの展開w

中はカウンターと座席が両方あり意外に奥行きがある。世界一周経験者が集まるお店。
来場者の変更と、お客さんが誕生会を始めるまさかのハプニングw

まさかの展開が多い波乱の会でした。


エレクトロ×ポップスが隆盛の現代音楽シーンがテーマ。
まずはそのきっかけとなったと言わざるを得ない曲からスタート。


【クラブとポップスの出会い】

Usher/Yeah(2004)


この曲ではベースとドラムが一切使われていない。2004年かぁ・・!


Ne-Yo/Closer(2009)


今でもフロアで支持される、作風でも転機を迎えた一曲。


Lady Gaga feat.Colby O'Donis/Just Dance(2008)


Colby O'DonisはAkonが当時熱を入れてた新人なんだがアルバム一枚やっと出させてもらっただけでフォローしてもらえてないようですな。輸入盤のみ。
Akonはセネガル生まれのアメリカ出身アーティスト/プロデューサー。最近は隠遁してるがT-painを手がけたりEminemと共演してグラミー候補になったりしている。自身の傘下のレーベルにてDef Jamというレーベルからクビになったガガと契約し、デビューさせた、ガガの立役者。
このMVにもカメオ出演している。
まぁガガの仕掛人てのは実はもっとたくさんいるようなんだがそれはまた別の話・・・


これらの曲のひとつ前のシーンはAaliyahとかAmy WinehouseとかLeona Luwisデビューとか、リズムが強いというか、まだ少しシンガー押しの傾向がR&Bにもよく見られた気がする。


シーンにクラブの音楽性を持ち込み始めた代表的なアーティストはTimbalandだった。
勿論それまでもクラブ&ポップスな曲はあったのだが、一般的なリスナーとの線引きがもっと色濃くあった。その垣根を飛び越えるほど異常な人気を得たのが、こつこつプロデュース業でもNelly FurtadoやAaliyah(恋人だったしね)に摩訶不思議なビートを提供し続けたこの男なのである。
ある種の気味の悪さをまとうこの中毒性あるビートが爆発することになるのがイギリスボーイズグループからソロになったJustin Timberlake。

Justin Timberlake feat. Timbaland/Sexy Back(2006)

聞いた事がない人はいないんじゃないかっていうくらい一般にも浸透し、それまで普通の人には未知の世界だったはずのクラブが表舞台に受け入れられて来たのだ。



そこからさらに進化させたのが冒頭の三人。以降ずっとエレクトロサウンドを導入した作品だけに(流行の音楽シーン全体も)集中するようになったのだから、メジャーどころの、特にアッシャーの嗅覚の鋭さは、ヒットし続ける所以といえますな。
彼らのダメ押しヒットが、ポップスに電子音をまぶしたヒット曲量産の時代を決定づけるわけです。マライアがクラブビート重視に転向したアルバムで復活するのもこのあたり。



【ガガ以降のサウンド】

「ポップス」が「クラブっぽい」という意味も含むようになって来てから、クラブ/ダンスシーンで地道に活動していた人たちが売れることを確信しガンガンリリースするようになる。
R&B、HIPHOPにもそれは取り入れられる。

Keli HIlson
Ellie Goulding
Little Boots
La Roux・・・思い出せるだけでも枚挙にいとまがない。特に女ソロは便乗傾向が顕著となる。PC中心で自作タイプのミュージシャンがサクセスできるようになってくる。



その中でも頭ひとつ抜け出したヒットを記録するのが、ガガの後すぐにデビューできた(その早さが成功の要因だった)Ke$ha(ケシャ)だろう。

Ke$ha/TiK ToK(2009)

この頃から声にエフェクトをかけるのも当たり前になったと思う(特に遅回しで低音にしたり、スクラッチ等で声を切り貼りするヒップホップの手法だったチョップド&スクリューが)。
サビでは合唱できるようにキャッチーな繰り返しが多用される曲が増え、wowやyeahが印象に残るようなメロディーに「つかみ」として使われるようになる。

(細かいことを言うとこれを始めたのはThe Dreamというアーティストだったりするようなんだけど、声が楽器化した時代が到来するわけである。歌詞の意味よりもヒット=ノリ重視に)


R&Bとポップスの境目はほとんどわからなくなる。
有名どころがエレクトロ路線に乗り換え始める。というか、シンガー然とした人たちはもう売れないから太刀打ちできなくなって来てしまうのだ。

Kelly Rowland feat. David Guetta/Commander(2010)

ヒップホップでもせっせと取り入れられ、それで有名になる人が一気に増える。

Black Eyed Peas/Boom Boom Pow(2009)

Flo Rida feat. Ke$ha/Right Round(2009)

Pitbull feat. Ne-Yo, Afrojack & Nayer/Give Me Everything(2011)

BEPは日本にも宣伝に来たしそれまでも売れてたけど、この実験的なはずのアルバムで確固たる地位を築いた。初期の頃と比べると音楽制は別人。これも流行へのダメ押しの一枚になっていたと思う。(ウィルアイアムにエレクトロを教えたのはジャンバティストだとされる)
フローライダーもここでメジャーの仲間入り。今ではアゲ所には欠かせないパーティー番長の一員。
ピットブルはマイアミ出身で南米のキャラクターをうまく曲に散りばめ、ぐんぐん評価を上げた中で爆発。

これでヒップホップ=ギャングスタの時代が完全に終わるのである。
ラップが誰でも手軽に披露できるように解釈されていったのもあるし、ジャジーヒップホップの台頭も要因のひとつだけど、ライムの作りよりもどれだけ「面白い」「ノれる」と思われるサウンドを用意できるかというのが最重要視されるのである!

その流れの中で注目株がリリースしたとある曲が脚光を浴びる。

Far East Movement feat. Cataracs and Dev/Like A G6(2010)

客演も注目wそれまであまり名前を知らないグループがあれよあれよという間にビルボード100で1位を獲っちゃったからさぁ大変。
そしてメンバーがアジアの血を引いていることから「スキヤキ」以来の快挙ってんで日本でも強く受け入れられ、オシャレでクール、だが中毒性をふりまく怪しいこの曲がヘビロテになるのである。このヒットがAziatixのヒットにもつながるわけだが・・・


おっと忘れちゃいけない人がいたw

T-Pain feat. Lil Wayne/I Can't believe it(2009)

最近はさすがにもてはやされなくなった声にかけるエフェクト「オートチューン」というものを昔からずーーーっと使い続けメジャーにしたのはこの男。この人もお祭り系には欠かせない一員に。みんながオートチューンから離れていく中今でも使い続けている姿勢は素晴らしいと思うw
彼がいなければエレクトロ隆盛ももう少し遅れていたかもしれない。



【DJ】
さてこれまではアーティスト中心に話を進めてきたけれど、全員がいきなり電子音を取り入れたわけでは当然なく、クラブ側からの協力あっての流行だったのだが、その立役者となったDJたちにも光を当てよう。


David Guetta feat. Kelly Rowland/When love takes over(2009)

イタリア人DJデビッドゲッタ。この曲は元々クラブチャートで英米1位獲得の大胆なサビのボーカル栄える佳曲だったのだけども、収録している「One Love」というアルバムの客演が鬼畜過ぎた。
Ne-Yo、Akon、Will I Am&Apl De Ap、Kid Cudi、Estelle。そしてフローライダーやタイオクルーズからの逆featと続いていく・・・

それまで自身と中のいいボーカリストを起用するのが通例だったクラブシーンで、このR&B、ヒップホップのアーティストをボーカルに招いたメジャー感が普段聞かない人たちを巻き込めたのは間違いない。ギャラも相当だったと思うけどw

イビザで毎年ある世界的なクラブミュージックイベントでの地道な活動プラスこの成功で「アゲDJ」の名を欲しいままにする。


これを機にこれでイケる!と踏んだ大御所DJたちがどんどん売れ線に流れてくるのだ。

Chris Brown feat. Benny Benassi/Beautiful People(2011)

Rihanna feat. Calcin Harris/We found love(2012)

Steve Aoki feat Rivers Cuomo/Earthquake(2012)

Jean Roch feat. Florida & Kat Deluna/I'm alright(2012)




そして!!この人気の最先端にいるグループがやっぱりこの二人でしょう。

LMFAO feat. Lauren Bennett, GoonRock/Party Rock Anthem


【エレクトロスィング】

派生して、というか、ブラスホーンの音色やジャズの要素を取り入れた最近生まれたばかりのクラブポップスのジャンルが人気を博している。
代表曲はもちろんこれ。

Alexandra Stan/Mr.Saxobeat



【今後の展開&日本では?】

UsherとChris Brownの新作が発売となりました。
SpankersとInnaというアーティストもプッシュされてるので紹介しておく。


このクラブサウンドが主流となり得たのは、
DJ KAORIをはじめとするミックスCDが一般の人にも好かれたこと。

Enrique Iglesias
倖田來未
Crystal Kay
m-flo
安室奈美恵

これらの人も十分に貢献したであろう。
しかしそのはしりとして自分が注目しておきたいのは、

globe!

踊れる音を日本のポップスにいち早く取り込んだ小室哲哉はやはり偉大と再確認、というオチw



【反省】
騒がしくて集中できなかった。
来場者に事前に興味を持ってもらえるような働きがけが弱かった。
これは今後もちょっと響いてきそう。個人的には一番苦手な分野の問題なので、改善できるよう努力します。

コメント(17)



Justin Timberlake feat. Timbaland/Sexy Back

今聴いてもかっこいい。
この後ティンボとジャスティンのコンビは猛威を振るうことに・・・これだけかっこいいのに何故役者業ばかり力を入れるようになったのか。


Ke$ha/TiK ToK

出かける前に風呂ぐらい入って欲しいね!
ケシャはおしっこ騒ぎのゴシップがあったり、映像の通り何かと変わった人らしい。


Kelly Rowland feat. David Guetta/Commander

ゲッタ自身も出てますな。ネリーとのDilenmaの頃からこの変化を誰が予想できただろうか。
それはそうとこのMVはなんだかよくわからなくてちょっと笑ってしまうw


Black Eyed Peas/Boom Boom Pow


この頃bmrというブラックミュージック専門誌を読んでいて、BEPはこういう方向に行く兆しがあったし、これこれこういう事情できちんと受け入れられる土壌があったから、方向転回の幅の割にヒットは約束されていたみたいな記事を読んで「本当かいな」と思ったのが印象強く残ってるのだけど、思い返せばよくかかった曲だったよなぁ。


Flo Rida feat. Ke$ha/Right Round

デビュー前でまだ垢抜けてないケシャと共演、Dead Or Aliveというグループのネタまんま使い。
当時横浜の民放テレビtvkにビルボードの曲を紹介してくれるという最高な番組があり、そこでMVを初披露を見たのを覚えている。こちらはUSバージョンとのことで自分が見たのとは背景等が違うが、この曲の持つメジャー感には感心した記憶がある。


Pitbull feat. Ne-Yo, Afrojack & Nayer/Give Me Everything

いいMVがなかったのでライブ映像でご勘弁を。
因みにNe-Yoはライブではこんなもんです。歌うより踊りたい肌。これも売れたなぁ・・


Far East Movement feat. Cataracs and Dev/Like A G6

先日発売された新作も好評な4人組。日本語は話せません。結成時から4人組ではなかったらしい。
MVの子がかわいいが、サビのフレーズを歌う女性がDEVで、この人のIn the darkもガガ以降って感じがするけど売れまくったのでチェック!


T-Pain featuring Lil Wayne/Can't Believe It

この独特な声質はパーティーチューンだとアドレナリン増長効果がとんでもない。
デブでも成功できるんだ、といういい例。
オートチューンはわざと半音ずれて歌わないといい感じに処理がかからないから大変だ、と本人が仰ってました。


David Guetta feat. Kelly Rowland/When Love takes over

正確にはポップス扱いでなくクラブチャートとしてもビルボ1位をとった曲ではあるが、ゲッタの代表曲ということで。
このサビの爽快感は異常!


Chris Brown feat. Benny Benassi/Beautiful People

ベニーベナッシを最初に知った一曲。
日本じゃ全然売れなかったけど国内盤買いました。イタリアはミラノ出身。
代表曲はPublic EnemyのリミックスやFatboy Slimが褒めたSatisfactionという曲など。


Rihanna feat. Calcin Harris/We found love

まさかの元カレChris Brownを彷彿とさせるMVに卑怯だと思ったけど最近はお互い利用しあってる?復縁?とネタに尽きないところがやはりアメリカ。
カルバンハリスはスコットランド出身でMy Space畑から名を売った努力人。


Steve Aoki feat Rivers Cuomo/Earthquake

選曲に迷ったがこちらを紹介。
スティーブ青木はアメリカ出身でセレブ向けにDJを続けていた人。
元々はパンク小僧でバンドを組んでたくらいらしく、そのせいかサウンドが攻撃的なのが特徴。
その縁かWeezerのリヴァースをゲストに迎えている。この人も結構こういう参加が好きな人なんだけど。


Jean-Roch feat Flo Rida Kat Deluna/I'm Alright

今度はフランス出身ジャンロック。比較的落ち着いてるサウンドがフランスっぽい。
本当はロッキーのテーマをがっつり使ったCan You Feel Itという曲を紹介したい。日本じゃ無名だけど、この曲は聴くとすごくテンションが上がる反則曲なのでw


LMFAO feat. Lauren Bennett, GoonRock/Party Rock Anthem

毎回面白いMVが笑わせる。それが人気の秘密でもある。1stのShotsがスマッシュヒット、2ndの国内盤には1stの代表曲を全部入れてしまうという鬼仕様で日本での人気も不動のものになった。
モータウン創設者ベリーゴーディの孫と甥という二人組なのが後から判明した、という話は有名。


Alexandra Stan/Mr. Saxobeat

上のDEV/In The Darkもいわゆるエレクトロスィング。
この曲を知らないという人はいないんじゃないか、というくらい流れまくっている。ビレバンとかにも合うのがオシャレ。春先に来日して大盛況だったようだが、実はこの曲が発表されたのは今から3年前くらいだった。じわじわとクチコミでヒットした曲。


Spankers/Sex On The Beach

イタリア二人組ユニット。クラブで実際にDJがピークタイムにヘビロテで有名になった、現場の支持を受けたヒット曲。問い合わせが多い割にCDが発売されておらずダウンロードなどしかないので知らない人はずっと気になっていたであろう。
6月についに日本盤としてCDが発売され、個人的にはバカ売れすると思ってたのだが・・・
発表から4年?くらいは経ってるし、今更CD媒体で欲しい人がそんなにいないのか、ちょい売れくらいっぽい。これのために組んだような会だったのに読みが甘かった;
しかし日本盤のボートラ数は異常。さすがエイベックスさんやでえ!


Inna/Club Rocker

大変長くなって猛反省な今回の〆。このクラブポップシーンの目下最先端のインナちゃんです。
先日発売になった2ndがなかなか売れてるようで。今CD屋に行けば一等地で展開されてるはず。
ルックスよし話題性よし旬のサウンドってことで業界の注目度が高かった。
Ne-YoのCloserとも近いユーロポップスっぽさがノリのいい曲。

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