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紙の新聞コミュの【カーコ】行

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【海外マット】
(マット名)
大仁田がホセ・ゴンザレスに刺されちゃったりと、海外マットでは何が起きても不思議ではない。そんな海外マットの謎を解くべく、一人のインタビュアーが立ち上がった。とりあえずフットワーク出版の『OH! プロレス&格闘技』の天山”つまようじ刺しのヤマギュー”広吉インタビューを、ちょっと引用してみよう。
――  最後にもう一つお聞きしたいのですが、よく海外マットでは「この試合では負けてくれないか?」という八百長があると聞きますが、そういうことはありましたか?
天山  いえ、自分の周りではそういうことは聞いたことありません。
――  そうですか。ではどうもありがとうございました。
今回は謎の一歩手前でヤマギューに阻まれてしまったのようで、非常に残念である。それにしてもインタビュアーの大沼孝次とやらは、実に素晴らしいクレイジー・ファイターなので、ぜひ今度はマサ斎藤に同じ質問をぶつけて欲しいものだ。「こんな素晴らしい質問をインタビューの最後にぶつけて、それを天山にスカされると、『わかりました』とあっさり受けてしまえる大沼孝次という人の頭上には、きっと栄光が輝きます」(本誌編集長・談)
【解禁(かいきん)】
(解除名)
?禁止命令を解くこと(広辞苑より) ?プロレス界においては、長い間使っていなかったフェバリット・ホールドを使うことの意。古くは藤波のドラゴン・スープレックスが代表格であった。しかし鶴田のジャーマン・スープレックスのように結局解禁されなかったり、 ライガーのスターダスト・プレスのように使わないでいるうちに、他のレスラーにもっと上手く使われてしまうケースもある。?今プロレスファンが最も興味を抱いている「解禁」は、関根勤の”馬場さんのモノマネ”なのか? 『浦安鉄筋家族』の”大巨人”なのか?
【開国路線(かいこくろせん)】
(方向性名)
今パンクラスに一番欲しいもの。全日はホドホドに。

コメント(22)

【怪獣(かいじゅう)】
(空想生物名)
?正体のわからない、あやしい動物のこと。(岩波国語辞典より)?雑誌『宇宙船』のガレージキット講座で知られる獣神サンダーライガーや、ゼットンを倒すと心に誓った前田日明のみならず、レスラーには怪獣好きが多いもの。そもそも、かつて新日本プロレス全協力の『プロレスの星・アステカイザー』なんて特撮番組が成立していたり、『スパイダーマン』に国際プロレスの選手が大挙出演していたりするあたり、両者に何らかの関連性があるものなのかもしれない。まあ、ビガロを生み出したモンスター・ファクトリーなんて、日本語で表現すれば円谷プロみたいなものだろうし、本来ならレスラー自体が怪獣もしくは怪物的な存在なのだが。そういう意味ではマサ斎藤なんて、かなり理想的な円谷プロレスラーと言えよう。
【海賊男(かいぞくおとこ)】
(謎の男名)
?新日所属レスラーの多くが経験したという、悲しくとも消せない過去。?87年、ホッケーマスク着用で正体不明&神出鬼没の海賊男は、体格や服装をこまめに変化させ、最終的には海賊ガスパーなる外人選手としてシリーズに参戦。しかし、さしたるインパクトも残せず今は全女直営レストラン『海賊』目黒店のオーナーとして活躍中だという(←嘘)。?海賊男の流れ・・・カルガリーマット大暴れ→海賊男で大暴れ→ファンにまで暴動を起こさせといて→出馬。
【カカオ・プランニング】
(会社名)
スペル・デルフィンなど、みちプロ勢のコスチュームを手掛ける会社。その社長であるカネロ・カカオ氏は、みちプロ勢よりもレスラーらしいガタイをしていることでも知られている。
【角界の玉三郎(かくかいのたまさぶろう)】
(肩書名)
ジャイアント馬場の正当後継者といえる、田上明の力士時代のキャッチフレーズ。なぜだ!? 角界の玉袋筋太郎ならまだわかるのだが・・・・・・。
【格闘三兄弟(かくとうさんきょうだい)】
(複数エース名)
総合格闘技団体を目指した旧W★ING旗揚げ当時、なぜかエースに仕立て上げられてしまった空手家・斎藤彰俊、柔道家・徳田光輝、グラップラー・木村浩一郎の、当然ながら血縁関係もない3人のこと。さしたるインパクトも残せないまま次々と姿を消していった彼らが、現在それなりにサヴァイブしている姿を見ると、心から「よかったね」と言ってあげたくなる。特に徳田ね。しかし、まだまだ『大将』というあだ名には確実に名前負けしているようだが、どうだろう。
【鶴藤長天(かくとうちょうてん)】
(コピー名)
『週間ゴング』が付けた、鶴田、藤波、長州、天龍からなる「『俺達の時代』4人集」のキャッチフレーズ。つまり『格闘頂点』とのステキな語呂合わせ。しかし未だに頂点に立てない人が、約1名。藤波である。近頃は、すっかり若者の理解者ぶろうとするオヤジ化が進行していたが、新団体で再び飛龍革命勃発だ。ゴーゴー・ドラゴン!! プロレスも芸能活動も上手なんだけどねえ・・・・・・。
【過激な仕掛人】
(肩書名)
プロレス狂ナンバーワン・竹内宏介、空飛ぶマグロ・中牧昭二などよりも遥かにメジャーな新日本プロレス元取締役営業部長・新間寿のキャッチコピー。彼がどれほど過激な男だったのか。それは、お寺の本堂の秘密練習場で、息子・寿恒とアマレスのスパーリングをするのが日課だったという衝撃のエピソードを聞けば、誰にでも理解できることだろう。
【過激なプロレス】
(概念名)
それを続けると、10年持つ身体が5年や3年でダメになってしまうという、猪木がブチ上げた非常に恐ろしいプロレスのこと(松村友頑さん命名)。しかし個人的には最も過激なプロレスラーだと思えたのは、SPWF2部リーグだかに所属する名も知らない男であった。茂木のコピーでしか知らない彼の必殺技『ローリング・ジャーマン』は、何度も何度も自分の頭だけをマットに叩きつけるという、ノーザンライト・ボム以上に過激なプロレス技だったのだ。このままでは彼の身体は数年でダメになること確実だが、元より大した選手でもないので、プロレス界に何ら影響はない。
【過去に通り過ぎてきた世界】
(台詞名)
UWFによってシューティング・プロレスがプロレス界に一石を投じた頃、馬場さんがUスタイルを称した名台詞。「それって単に素通りしただけじゃないのか?」などという不謹慎な疑問を抱く輩は、梶原一騎先生の名作『ジャイアント台風』を熟読するように。
【ガチンコ】
(勝負事名)
それはまさに下手な小細工が立ち入る隙もない真剣勝負である。ちなみにプロレス界の裏情報によれば、これをやらせるとめっぽう強いのは藤原組長でもケンドー・ナガサキでもなく、実はグラン浜田やリトル・フランキーなのだという。・・・・・・って、そりゃパチンコですな。
【カッキー】
(通称名)
何かと”熱い”Uインターの中でも特に熱い男・垣原賢人。あだ名も熱いぜ。
【加藤いづみ】
(人名)
歌手。ドラゴンに『橋本元年』について聞かれ、橋本が目の前にいたため「唄い込めば、もっと良くなりますよ」と答えたところには、キドクラッチ的うまさを感じさせた。
【ガッツ石松】
(人名)
本名/鈴木有ニ。自身の映画『カンバック』で倉本聡の脚本に自ら手直しを入れたことで有名な、ガッツエンタープライズ所属の世界的俳優。そして何よりも勝利した後、拳を上げるガッツ独特の決めポーズがスポーツ紙に『ガッツポーズ』と命名され、それが世間にも普及したというように、社会的にも多大な影響を与えたプロボクシング・元世界ライト級チャンピオンなのである。そんなガッツはサムタイム・トキドキ、プロレス界にも関係しているのをご存知か。ざっと列挙すると猪木vsスピンクス戦のレフェリー、アリ戦を前にした猪木のスパーリング・パートナー、アノアロ・アティサノエのセコンドとして幻の右を伝授、腰痛で欠場中の藤波をコーチするため強化(狂化ではない)合宿を敢行、等々、プロレス界の節目節目に登場するのがガッツなのである。なにしろ、かつて『月刊ゴング』誌上で「青春の血潮を燃やそうぜ!!」などとアジりまくる「ガッツ石松のカミナリ人生相談」を連載していたほどだから、プロレスとの縁は深い。そんな『月刊ゴング』に「プリプリ怒った石松兄ィ」という見出しで紹介されていたガッツのコメントを紹介しよう。「世界で一番強いのはオレさまでい。あんな土人に負けるワケないさ!!」 そう、ガッツは世界有数のファンキー・ガッツマンなのである。
【割礼(かつれい)】
(儀式名)
アメリカ生まれなだけあって、生後8日目に割礼を済ませたという伝説を持つワル・蝶野。ちなみに彼氏、永遠の不良少年でありながらお坊ちゃん育ちのため、実家では今でも「まさひろちゃん」と呼ばれているらしい。先日亡くなった彼のパパは元・山陽国策パルプ(現・日本製鉄)の専務で、読売など全国紙の死亡欄に名前が載るくらいの偉い人だったのだから、蝶野の育ちの良さが、そして大学を中退してこの世界に入った親不孝ぶりがわかるであろう。オラエ〜!
【加藤明典(かとうめいてん)】
(人名)
イロモノ分野で活躍するフリーライター。あの『加納典明』と名前が非常に似ているため、いつも名前を『てんめい』と間違われるそうだ。先日、自由ヶ丘の旧君島ブティック前を歩いていると、多数の歩行者がいるのにも関わらず巨大な4駆が強引な走りをしてきた。次の瞬間4駆が目の前に迫ってきて、歩行者が道を譲るのは当然とばかりに減速する気配もなく、身体の8ミリ横をオーバーフェンダーが通過していった。マジで危ないところだった。後方で停車した4駆から髪を撫で付けた大男が出てきた。木村健悟であった。その場で文句を言おうと思ったが、顔が怖かったのでやめたそうだ。
【紙切れ】
(ゴミ名)
我々一般市民にはなんの価値もない紙切れ。ところが猪木が紙切れにサラサラッと「千円」と書くと千円札に早変わり。まさにアントン・マジック。UFO小川直也にセメントマッチを仕掛けられた腹いせに、道場に飾ってある猪木パネルを引きずり下ろした新日本勢。今のまま商業第一主義を貫いていくのであれば、”猪木パネル”の代わりに”紙切れの千円札”を飾っておくことをオススメします。
【神様】
(職業名)
「お金が神様」が邸永漢、「♪この世に神様んがぁ〜」が浜口庫之介であるならば、やっぱり「プロレスの神様」はミミ萩原なんだろうなぁ。ゴッチじゃなくて。
【カランバ】
(映画名)
80年代前半に大フィーバーを起こした、残酷映画『カランバ』の超有名なクライマックスシーン「両手をロープで縛り、その先を2台のジープが引っ張って裏切者を八つ裂きにするの刑」。映画のキャンペーンを兼ね、当時は超人気レスラーだったザ・グレート・カブキがこの残酷シーンの再現に挑戦し、見事31秒間絶える快挙を成し遂げたのを、どれだけの平成維震軍が知っているのだろうか。そういや一人でバスを引っ張ったグレート・アントニオってのもいたが、『グレート』と『車を引っ張る』の間には、何か因果関係でもあるのだろうか? グレート草津やグレート小鹿の過去も調べてみたいものである。ちなみに、中古車のディーラーをやっているのは谷津嘉章だが・・・・・・。
【カルピス】
(商品名)
黒人マークでお馴染みだったドリンクだが、マサ斎藤にとっては、「こんな美味しいものは日本にしかないなあ」としみじみ語るほどの大好物。ちなみにターザン山本の好物でもあって、マサがニューヨークの刑務所に入っていた時には、ターザンが差し入れとしてカルピスを送り届けたという。マサのことだから、おそらくストレートでガンガンとボトルぐらい空けちゃうのだと信じたい。
【ガレージマニア】
(店名)
谷津嘉章がかつて経営してた、群馬の輸入自動車販売。店名はカッコ良かったし、おまけにローライダーブームの先駆けともいえるセンスも兼ね備えていたのだが、残念ながらそんなに「凄いヤツ」でも経営センスはイマイチだったのか。
【玩具店(がんぐてん)】
(業種名)
新日本のレフェリー・柴田勝久が経営していた玩具店といえば、『オモチャのシバタ』である。なぜかメキシコ直輸入のマスクなども販売していたため、プロレスファンにも人気を博した。外人レスラーも来日すると、ここでお土産を買うシステムになっていたというから、なんとも抜け目のない商売である。だからといって、柴田レフェリーのことを「オモチャ野郎」などと呼ばないように。
【寛水流(かんすいりゅう)】
(流派名)
真剣やクサリガマを使って組手を行うと噂される、恐怖の空手流派。その名前の由来は、猪木寛治名誉会長の寛の字と、かつて猪木に挑戦を迫った水谷征夫会長の水の字とのミクスチャー。二人が組んで新たな空手流派を作り出したため、梶原一騎による猪木監禁事件のきっかけになったとの噂もある。とはいえ、唯一の寛水流出身レスラーが後藤達俊ということの方が、衝撃の事実かもしれない。
【カンちゃん】
(店名)
?新日本凸凹大学校・給食のおじさんのキラー・カーンこと、小沢正志さん経営のスナック。常連に尾崎豊がいたことで有名。お願いすると尾崎のボトルの酒を適正価格で飲ませてくれるらしいが、そのボトルの中身が尾崎が死んでからちっとも減っていないという、悪質なウワサもあり。?シェフはもちろんキラー・カーン氏だが、店名が示す通り、本当は『キラー・カン』と表記するのが正しい。なぜなら、「あのね、みんな俺のことカーンって呼ぶんだけど、ホントはカンちゃんなのね。ほら、ジンギスカンとかのカンと同じ」(カンちゃん・談)ということなのだ。それなら織田信長に心酔するあまり、自ら野武士チックな衣装を身に付けて海外を荒し回った、橋本真也扮するハシフ・カーンは? そしてゴジン・カーンはどうなのか? 別にどうもこうもないのだが。
【カンペーちゃん】
(通称名)
新日本マットでサンペーちゃんといえば小林邦明、そしてカンペーちゃんといえばイナズマンこと木村健悟である。レコードデビュー前、自主制作盤をリリースするほどの根っからのシンガー・健悟は、テイチクレコードの担当ディレクターをして、「女心を唄う人はたくさんいるが、男の気持ちを優しく唄える人は木村健悟さんをおいて他にない」と言わしめたという。まるで『開けチューリップ』を大ヒットさせた間寛平のようではないか。なにしろ、「もしレコードが売れてテレビ出演やステージの回数が増えても、私はプロレス第一でいきますよ。でも今年の12月31日は空けておきます」とまで、健悟はデビュー時に公言しているのだ。均整のとれた体は最も猪木に似ているし、顔も良い。しかも歌までうまくてスター性は十分だと言われていたそんな健悟も、いつのまにやらすっかり「髪の毛を賭けるのは止めた方が・・・・・・」などと弱気な発言しか目立たなくなってしまった。つくづく可哀想なお猿であろう。
【甘味王(かんみおう)】
(称号名)
ようかん20本一気食い、あんこのカンヅメ常時携帯など、数々の伝説を残した馬場さんが逝った今、佐山”太っても天才”聡こそ甘味王選手権王者であるのは、衆目の一致するところであろう。アントンにダイエットを命じられても一向にやせる気配をみせないそんなブタイガーであるから、「モンブランってケーキの一種ですか?」と、ジャングルTVで発言するような前田と決別したのも仕方のないことである。
【巌流島(がんりゅうじま)】
(地名)
宮本武蔵が佐々木小次郎と決闘を行った記念すべき地。倍賞美津子と離婚直後の猪木が、マサ斎藤と文字通り長時間に渡る死闘を繰り広げたことで知られるが、元はといえば武将好きの藤波が「俺の故郷、大分と長州の生まれ故郷、下関の中間地点に当たる巌流島で、長州と闘ったらゴキゲンだろうなあ」と、発案したものなんだとか。そんな藤波の卓越したセンスは、かおり婦人へのプロポーズの際に放った「キミと手をつないで八百屋に行くのが夢なんだ」という言葉にも表れている。
【キース・リチャーズ】
(人名)
言わずと知れたローリング・ストーンズのギタリスト。なぜか菊地毅が、「自分、ストーンズはあんまり詳しくないんスけど、キース・リチャーズにはすごい印象があるんスよ。普通のギタリストなんスけど、それでいてすごい威圧感があるんスよ」などと、過剰なまでに意識していることでも知られている。もしかすると菊地のレゲエ趣味もストーンズ経由なのだろうか。
【北尾道場(きたおどうじょう)】
(道場名)
?平成6年1月に旗揚げした、北尾光司塾頭(塾長と記すとチンケになるので注意)を中心とする礼儀正しい武闘派集団・武輝道場のかつての名称。母体はオフィス北尾。?団体オフィシャルグッズのリストバンドには黒地に『武』の文字がプリントされてたりと、ちょっと『ドラゴンボール』が入ったセンスも好評である。?そんな北尾の光ちゃんは、真樹日佐夫先生に「俺と闘うか?」と聞かれた際、礼儀正しく「何をされるかわからないから嫌です」と答えたというから、その礼儀正しさも筋金入り。
【きのこ】
(通称名)
?ジャングルジャックの女天龍(言われてないか?)こと、最近復帰してジャガー横田らと雷電隊を結成したバイソン木村の昔のニックネーム。?引退後は「普通のOL」をしていたというバイソン。偶然同じ職場にいたという人の証言によると、「デカイ図体のねえちゃんが、泣いてばかりいた」んだとか。真剣にこれからを応援したいものである。
【ギブUPまで待てない!!】
(番組名)
視聴率の低下を挽回しようと、司会に山田邦子を持ってきたり、スタジオに猪木の人形を置いたりとバラエティー色を強く打ち出した、今のファンは絶対に信じてくれない、実在した「ワールド・プロレスリング」の最低バージョン。なんだか馳が番組中に激怒していたような気がするんだが。「無表情のまま猪木コールを叫ぶ男闘呼組の高橋一也」というのも、屈指の名シーンであった。
【キャシー中島】
(人名)
往年の女子プロレスラー然とした名前と体格を持った、俳優・勝野洋の嫁。こがなぜか男の中の男・天龍源一郎の好きな女性のタイプだったりする。もしかして源ちゃん、デブ専?
【キャッチフレーズ】
(呼称名)
「燃える闘魂」、「不沈艦」、「人間魚雷」など、一流レスラーはたいていキャッチフレーズを持っている。中にはアンドレ・ザ・ジャイアントのように、「大巨人」、「人間山脈」、「一人民族大移動」等と複数持っている場合もある。ほとんどのレスラーの場合は終生変わらぬことが多いのだが、「白いギターの若大将」→「怪物」となったジャンボ鶴田のように変化していく場合もあるが、この場合は成功例。失敗例の代表といえば、言わずもがなの「青春エスペランサ」→「最強」の高田延彦であり、さらに師・猪木から「最弱」の烙印を押され、高田ほど山あり谷ありなレスラーも珍しい。同じ「青春」を名乗る「青春の握り拳」小橋健太の場合も、行く末が非常に気になるところである。また、「赤いパンツのガンコ者」田村潔司は・・・・・・どうする、どうなる!?
【キャバレー・ロンドン・キック】
(技名)
全日本のリングで初めて行われた、長州力の異種格闘技戦の相手、トム・マギー。パワーリフティングの他にレスリングもやっているという触れ込みで格闘家色も匂わせたが、それってただのレスラーじゃないの? この試合で「ああっ、長州がリフトアップされて投げられる!」と不安がったファンは、何人いたのだろうか。そんな彼がリズミカルに繰り出すキックは、こう呼ばれて親しまれた。
【キューバ・アサシンズ】
(コンビ名)
キューバに敵対するアメリカ人を殺すためにプロレス入りした、カストロの忠実な兵士。チェ・ゲバラの配下として殺戮を繰り広げるも、規律が厳しくて息が詰まるため軍隊をを脱走し山賊になったが、逆にカストロの軍隊に追われてアメリカへやってきた。元ゲリラ&山賊ゆえ、大の風呂嫌い。レストランの料理も嫌いで、いつも豆やビーフの缶詰を持ち歩き、野戦料理をとるのが常なのだ。もちろんホテルにも泊まらず、寝袋を使って木陰で寝るのを好む。電車にも乗せてもらえないので、移動には中古のジープを使用。金がなくなるとリングに上がるという、ヒッピー的な生活を送っている。(以上、昭和49年の『月刊ゴング』の記事を要約) なお現在は山賊経験を活かし、「SUN族」新宿店の店長として、380円のカルビ丼作りに精を出す毎日だとか。(←嘘)
【教師型(きょうしがた)】
(レスリングスタイル名)
?教師型プロレスの流れ・・・・・・高校教師→プロレスラー→有名格闘技先生の娘と結婚→離婚して有名タレントと結婚→出馬。?ふざけるな。?でも、なぜかビギナー・ファンには人気があるんだから。
【恐怖のエピソード】
(伝説名)
講談社発行『悪役レスラーワースト100』という単行本のワンコーナー。しかし、中には全く恐怖を感じさせないエピソードも・・・・・・。(例)「スピーディーな悪役を目指すイワン・コロフは、短期間で20キロも減量したことがある」、「サモアンズは長く自然の中に育っているので、試合中でもルールを忘れて本当の喧嘩をやってしまうケースが多い」、「ジョージ・スチールも以前は、大学教授という事実を隠して赤い仮面をかぶり、ザ・スチューデントと名乗っていた」 他。
【キラー】
(通称名)
キラーといえばトーア・カマタにカール・クラップ、バディ・オースチン、アントニオ猪木などと枚挙に暇がないが、現・リングスレフェリーの北沢幹之は新日時代、処女殺しと呼ばれていたのだとか。その理由はと言えば、ただ単に新人のデビュー戦で相手を務めることが多かったからだそうだが、それにしてもバージンキラー・・・・・・。
【キンキラキンのベルト】
(ベルト名)
NWA王者時代のリック・フレアーが自腹を切って作らせたベルト。天山広吉の顔よりデカいうえに本物のゴールドでできているという超豪華版で、時価に換算するとかつての猪木の借金全額に匹敵する、という説もある。ただこのベルト、特定の団体名(NWAなど)が刻まれていないのをご存知か。そのため、NWA世界ヘビー級、WCWインター、果てはフレアーの私物など、都合に応じて使いまわされるカワイソーなベルトでもある。ちなみに現在は、WCW世界ヘビー級として成金ホーガンが保持。
【キング・オブ・スポーツ】
(概念名)
今も新日本プロレスの獅子マークに刻まれるキャッチフレーズ。これはおそらく「(新日本)プロレスはスポーツの王様である!!」という明確な意思表示なのであろう。そこまでデカい表現をしても、他のスポーツ選手やJAROに文句をつけられないで済んだのは、キング・イアウケアが王様じゃなかったり、プリンス・トンガが王子様じゃなかったりする、プロレス特有の曖昧さゆえなのであろう。きっと。
【欽ちゃんキック】
(技名)
往年の名お笑いコンビ、コント55号の萩本欽一が「なんでそうなるの!」と、両手足を前後にジャンプする姿。全日の三沢がよく欽ちゃんキックを披露するが、「これって本当にきいてるのか?」と、絶えずプロレスマニアの議論の対象となる技である。ちなみにアーケードゲーム『ストリートファイター2』の、ブランカの斜めジャンプ小、中キックも欽ちゃんキックと呼ばれ、初期のころは、”相手を転ばす→欽ちゃんキック→かみつく”、というハメ技もあって、威力、判定ともに三沢のそれを大きく上回るものであった。
【キン骨マン(きんこつまん)】
(超人名)
?『週間少年ジャンプ』に連載されていた、超人プロレスマンガ『キン肉マン』に登場する悪役超人。?もし新日本マットにキン肉マンが生まれていたら、やっぱりキン骨マンは保永がやったんだろうか? そしてイワオはヒロ斎藤がやったんだろうか? 一度誰かに聞いてみたいッス。
【禁じられた愛】
(曲名)
ジャパン女子時代の蹴撃エンジェル・風間ルミ(現・LLPW)が入場時に用いていたボン・ジョヴィの曲。なんか気になる曲名だが・・・・・・。
【キン肉マン】
(超人名)
?『週間少年ジャンプ』に連載されていた、超人プロレスマンガ。ゆでたまご先生作。?タイガーマスクの後釜を狙った新日プロが、某選手をキン肉マンとしてデビューさせようとしたらしいことは、一部ファンの間では有名。マスクを取ったら、ドブ川を清流に変えてしまった原作のキン肉マンと比べると、マスクを取っても、そんなに変化がなかった現実のキン肉マン・○田は気の毒。なお、当時の『月刊ゴング』には「新日プロに”筋力マン”登場の噂」とかいう非常にトンチンカンな誤報がスクープされてたりする。
【金杯(きんはい)】
(競馬レース名)
毎年、中央競馬で1月5日に行われる新年初の重賞レース。前日は東京ドームで新日の試合の合間に予想し、翌日はウインズ後楽園で馬券を買って、2日続けて水道橋通いをしてる人はどれくらいいるのであろうか? 少なくともターザン山本はそうに違いない。
【金髪のパンク野郎】
(通称名)
”モンスター”テリー・ゴディとファビュラス・フリーパーズを組んで暴れまわっていたマイケル・ヘイズのキャッチフレーズ。なぜだ!?
【クーデター】
(もめごと名)
?権力者階級の一部が、政権を奪い取る目的で行う武力行使。(岩波国語辞典より) ?生き馬の目を抜くプロレス界では、もはや恒例の出来事。ちなみに猪木が社長職を追われ、新間寿氏が追放された新日クーデターの事件はというと、新間氏の著書『プロレス仕掛人は死なず』によると、「山本小鉄の犬も食わぬ男の嫉妬」だったという。そしてその失敗の原因も、「山本小鉄を担いだのが彼らの失敗だ」、「どこまでもゴネる山本、大塚(直樹)が山本を見捨てた」ためなんだとか。そんなにとんでもない男なんでしょうかねえ、こてちゃん(キューティー鈴木流)って男は?
【空拳道(くうけんどう)】
(流派名)
元祖理不尽大王・北尾光司に、人としての礼節を叩き込んだというだけでも評価に値する空手流派。何しろ主催者は6歳で滝に打たれたという、元ゲイリープロ所属の大文字三郎(プロカンフー会長)だ。横綱時代は親方婦人を突き飛ばしたり、新弟子の足の裏を火あぶりしたり、プロレス時代には「この八百長野郎!!」、「骨法の技術は入りません。格好だけ教えてください」などと暴言を吐きまくっていた北尾を改心させることぐらい、大文字にとっては簡単なものなのだ。その秘訣は、日夜強いられたという漢字の書き取りにあるとみたがどうだろう。やはり大文字なだけに文字なのか・・・・・・。
【クソ】
(排泄物名)
一般的には単なる排泄物の名称に過ぎないが、プロレス界では怒ると相手にぶっかけたり、他人を誹謗中傷する言葉の接頭語になったりするものとして用いられる。特にクソ使いの巧みなレスラーといえば、もちろん「クソ馬鹿野郎!!」、「クソ垂れやがって、クソたわけ野郎!!」、「UWFもマスコミも、みんなくたばったら墓にクソぶっかけてやる!!」などのブルシットなクソ絡み名言で知られる、長州力に決まっている。
【首投げ】
(隠語名)
?プロレス界の隠語でSEXのこと。?選挙後は、再びセンセイになっているかもしれない馳ピーの得意技。ちなみに選挙時のキャッチフレーズは『国会に首投げ』だったとか、そうじゃないとか。
【首を洗って待ってろ、この野郎!!】
(台詞名)
今となっては冗談としか思えないが、エル・サムライとJJ・JACKSが新種の三銃士として売り出されようとしていた時のこと。『プレステージ』の番組上で闘魂三銃士らにケンカを売らせるという企画があったのだが、なんだかすっかり緊張しまくったJJは、思わずこれほど不似合いな台詞を吐くに至ったのだ。まるで最近の山ちゃんを見るようで、JJちょっと気の毒。
【熊殺し(くまごろし)】
(肩書名)
USA大山空手出身の、ウィリー・ウィリアムスのキャッチフレーズ。猪木や前田と死闘を繰り広げた強敵である。なんと『地上最強のカラテ』の中では、立ちすくむ熊に対し得意の中段突きで応戦しているウィリーの勇姿を拝めるのだ。実際のフィルムが証拠として残っているほど、肩書としてリアリティなものはないであろう。あまりの熊のリアルさに決してぬいぐるみではないと断言できるのだが、「飼いならされてる熊じゃないのか?」という問いに対してはノーコメントとさせていただこう。
【組長(くみちょう)】
(通称名)
藤原組親分・藤原喜明の愛称。猪木が危険地帯に行く場合は、必ず用心棒として同行させられたというエピソードもスジモノっぽいが、近頃は「テレビに出るのが好き」、「万年泥酔状態」、「アダルトビデオ業に進出」等々、その仕事師ぶりもめっきり組系に近づきつつある様子。浪曲に盆栽、土佐犬飼育など妙に趣味人だったりするも、まさに組長。
【グラウンドを芝生に】
(公約名)
街のさわやかクン・高田延彦スポーツニュースキャスター(選挙での肩書は団体役員)が参院選立候補時に掲げた公約。名簿9位の鈴木健統括プロデューサー(選挙での肩書は会社社長)の本職は立派な消しゴム屋さんのため、学校の事情にはちょっとうるさいそうなので、全国の校庭を芝生化することだって可能かもしれない。頑張れ、さわやかクン!!
【グラップラー刃牙(ばき)】
(漫画名)
週刊少年チャンピオン連載の格闘技漫画。原作者・板垣恵介氏は板垣組を結成し、日夜執筆活動に励んでいる。当初のグラップラー刃牙では、堂々と『プロレス=八百長』という構図で描いていた、非常にけしからん漫画であった。しかしながらマウント斗羽が出てくるようになると、『プロレス=真剣勝負ならば最強』という構図になってきて、猪狩寛治らプロレスラーが大活躍するのである。八百長から最強へ、このあまりの変貌ぶりは何なのか。板垣氏は熱狂的なプロレスマニアから脅迫でも受けたのであろうか?
【グリーンボーイ】
(通称名)
キャリアの浅い新米レスラーを表す言葉だが、リバプールの風になった新日若手時代の山田恵一が、緑のタイツで試合をしていたのはとても良い思い出である。
【狂い咲く悪の華(くるいざくあくのはな)】
(キャッチフレーズ名)
女子プロ・オールスター戦に唯一参加できなかった女子プロ団体、オリ・プロ女子部で頑張っていた元J女・GUREN隊のダーティ大和(四谷三丁目在住)の当時のキャッチフレーズ。今何処に?
【グレイテスト・18(エイティーン)・クラブ】
(ベルト名)
アントニオ猪木のプロレス生活30周年を記念して制定された、猪木史を飾るにふさわしい錚々たるメンバー18人が名を連ねるチャンピオンベルト。しかし、その18人が他団体で仕事しちゃったりしているので、あっさり封印されてしまった。類似品として石立鉄男らが名を連ねる『なんたって18クラブ』や、工藤静香らが名を連ねる『グレイテスト17クラブ』があるとかないとか。
【グレート】
(称号名)
グレート草津、グレート東郷、グレート・アントニオ、グレート・カブキ等々、自らグレートを名乗る輩ほど、逆にグレートじゃじなかったりするのがプロレス界の常というもの。したがって往年の名レスラー、ラッキー・シモノビッチにしても、別に”幸運な下半身商売女”というわけではないのである。
【クレヨンしんちゃん】
(漫画名)
双葉社『漫画アクション』連載の人気作品。紅夜叉の元舎弟、長島美智子が熱狂的なファンとして知られている。なお、同居している巨大なしんちゃんに話しかけるのが、長島の日課なんだとか・・・・・・。元いじめられっ子、家庭不和、そして病弱というバックボーンを背負った彼女には、あまりにもハマリ役すぎるエピソードで、ちょっと泣ける。
【黒乳首(くろちくび)】
(恥部名)
?黒い乳首のこと。?その昔、とあるトークショーの質問コーナーで現・パンクラスの鈴木みのるが佐野直喜について聞かれた時、「ああ、佐野さんですか。乳首が黒いっスよね」と答えたという。なぜに佐野の乳首はメラニン色素分泌しまくりになってしまったのか? 想像するとコワイ夢を見ちゃいそうなので、この件に関してはあまり追求(エモやん流に表現すると『ズバリ追及』)しない方が身のためであろう。
【クロネコ】
(あだな名)
リングネームがブラックキャットだからあだ名がクロネコなのか、あだ名がクロネコだったからリングネームがブラックキャットなのか? それを考えると夜も眠れなくなっちゃって。山崎の新日参戦による「クロシロねこ対決」も楽しみだが、それを考えて夜眠れなくなることはないよな。
【軍隊】
(職業名)
?一定の組織で編成されている軍人の集まり。?フライデー別冊『ザ・プロレス』で、なぜか井上義啓や大槻ケンジ、森本レオらと最強のレスラーについて誌上討論会を行ったサダハルンバ谷川。誰もが鶴田や高田が最強などと熱く語っている中、「ボクはヴォルグ・ハン。技がいっぱいある。軍隊にいる。それになんと言っても手がデカイ。これは以外と知られていないんですよ」などと、よくわからないことで自慢していたというのが、ちょっといい話。それなら海上自衛隊出身だった国際プロレスのデビル紫や、自衛隊のアマレス王・本田多聞の立場はどうなるのか? 教えてくれサダハルンバ。
【痙攣(けいれん)】
(病状名)
?筋肉が引きつること。(現代実用辞典・講談社より) ?レスラーに突き飛ばされてレフェリングが不可能となる、ジョー樋口の”失神”と同じく、うつ伏せ状態で片足をピクピクさせる、ジャンボ鶴田の”痙攣”は全日名物と言えよう。しかしこのくらいしなければバランスが取れないくらい、当時の鶴田は圧倒的に強かった。昔からの全日ファンならば、今の若い全日ファンに対し「全盛期の鶴田は、三沢や川田なんか比べ物にならないくらい強かったんだぞ!」と、誰しも一度や二度は言ったはずだ。
【ケーフェイ】
(隠語名)
引っくり返すと「フェイク(FAKE)」、つまりニセモノ、ヤラセという意味。レスラーが聞かれちゃまずい話をしている最中に、部外者などが来ると「ケーフェイ」と言って、話を止める合図に使ったりする。そういや四代目タイガーマスクまでデビューさせちゃった、本コーナーでお馴染みの佐山サトル(現・聡)さんも、こんなタイトルのプロレスの悪口本書いてたんですけどね・・・・・・。
【ゲームセンターあらし】
(漫画名)
その昔、コロコロコミックに連載されていた人気漫画。アニメ化にもされたが、あまりの出来の悪さ&視聴率の低さで一瞬にして打ち切り。しかしながら、血、よだれ、鼻水をまき散らしながらテレビゲームに命を賭けるあらしの姿は、今も伝説となっている。それに負けず劣らず『あしたのジョー』では、矢吹丈が試合中にゲロをまき散らしながら闘い、そして減量のために下剤を飲んだあげく、サウナを下痢グソまみれにしてしまう場面が見られるのだが、良い子も観るアニメ版では当然ながら修正&カットされている。
【外道学園(げどうがくえん)】
(作品名)
『うろつき童子』でお馴染みの、前田俊夫原作エロ漫画。これがアニメビデオ化される際、なぜか記者会見上に邪道&外道が乱入するというゴキゲンな出来事があった。その手の営業仕事が好きな我々(豪軍団&石井バー)が台風の中、会場となる六本木のディスコに向かうと案の定『ミス外道コンテスト』の最中に彼らは乱入。「俺らに無断で外道を名乗るなんて許せないぜ!! なあ兄弟。よ〜しヒンむいちゃえ〜!! なあ兄弟」などと言うなり、彼らは女の子の衣服を剥ぎ取り、二人で抱え上げて見せたのだ。「冬木軍団に入ってから彼らは変わった」などという輩もいるが、彼らは猪木の選挙の旗持ちや、FMWの看板持ちをしていた頃から全く変わっていないのである。
【けろくらぶ】
(店名)
ケロヨンに似ていることからあだ名が付いたという、ケロちゃん経営のスナック。店名は同名のファンクラブからいただいたというが、かつて肉声テープやケロケロ新聞、ケロちゃんTシャツなどがもらえたという『コール・ボーイ&ガールズ/ケロくんズ』なるファンクラブが存在したことは、当然ながらあまり知られていない。
【ゲロ・スパーリング】
(試合形式名)
SWS時代、酔って道場に現れ、若手にからみはじめたジョージ高野をこらしめるため、お笑い校長・ドン荒川がジョージ相手にスパーリングを開始。ぐるんぐるん回されて、ついにはゲロをまき散らしたジョージだったが、校長は手をゆるめず二人してゲロまみれになりながら、壮絶なデスマッチが繰り広げられたという。見た目だけではなく、嗅覚でも感じされてくれる試合形式として、国プロあたりでやれば「これぞ究極のデスマッチ!」と評判になるのは間違いない。ただし、屋台の売り上げは保証できないのが難点か。
【現役最古参(げんえきさいこさん)】
(キャッチフレーズ名)
ひたすら合掌。第一級障害者レスラー、本名・出口一、リングネーム・ミスター珍。ちなみにバー(編者)は、息子さんと同級生でした。
【喧嘩(ケンカ)オリンピック】
(大会名)
新格闘術主宰・鬼の黒崎先生企画による、元祖アルティメット大会とも言うべき素人喧嘩自慢大会。警察の手前、『腕っ節日本一選手権大会』を名乗らざるをえなくなったが、香港カンフーの達人、キックの選手など、凶悪なメンバーが集結した、と劇画『四角いジャングル』にはあった。しかし映画版『四角いジャングル〜格闘技オリンピック』を見る限り、木にぶら下がって地面に刺したマッチ棒を見つめてパンチを避ける特訓をする予備校生など、のんきな若者が多数参戦しているようにしか見えないから不思議。その大会後に思わず感涙に咽んだという黒崎先生が、アルティメット大会に対して「喧嘩という言葉は、そんなに軽々しく使うものではない」とか言ってるから、なお不思議。
【謙虚(けんきょ)】
(性格名)
?控えめで素直なこと。(現代実用辞典・講談社より) ?「200%男を改めます。謙虚イズベスト! これからは謙虚・安生でいきます」と、謙虚宣言をした安生洋二。高田延彦が傲慢になってしまったのは、安生が謙虚になってしまったことの裏返しなのであろうか。?「高田君が勝つ! なぜなら彼は謙虚だから。謙虚な人間は強いよ」と、ゴング・格闘技でヒクソンvs高田戦を予想していた黒崎健時先生。そんな黒崎先生の意向を無視したがために高田は敗れさったのであろうか? ”いい奴”山ちゃんならばヒクソンに勝てるのであろうか?
【元気ロック】
(音楽ジャンル名)
シングル『GAN GAN』で歌手デビューした怪獣王子、または世紀末覇者・佐竹雅昭。「空手のトレーニングも歌のトレーニングも同じだね」と言いきる彼氏、自らの音楽ジャンルをこう表現していたのだが・・・・・・。誰か佐竹に注意してあげる勇気のある奴はいないのか? ギャグにうるさいサダハルンバはどう思っているのか? 疑問である。
【献血は、君にもできるボランティア】
(コマーシャル名)
96年の冬頃にあった献血促進のコマーシャル。今は亡き御大・ジャイアント馬場さんが王者のガウン姿で、コーナーサイドに座っていてこう呼びかけていた。これを機に皆さんも献血なさっては?(ちょっとマジメ)
【現実逃避(げんじつとうひ)】
(夢想名)
?厳しい現実に目を背けること。英語では「カイザーイン」。?TVヒーロー『プロレスの星・アステカイザー』では、戦闘中に「カイザーイン!」と叫ぶと、実写映像が突然アニメに切り替わる。これは、アステカイザーの必殺技・カイザークラッシュの実写での映像化が不可能だった為の苦肉の策であり、まさに現実逃避な必殺技であった。
【剛軍団(ごうぐんだん)】
(軍団名)
バカみたいにテンションの高い、厚木の英雄・剛竜馬が、アメリカのプロレスバカ、ジェシー・バーと組んだ軍団のこと。風貌てきには二人ともなんともいえないジューシーな感じがして、その筋のマニアにはバカ受け。なお、『週プロ』の「やっぱり剛はバーが好き』という写真のキャプションに我々が感激したため、”豪軍団&石井バー”を名乗らせてもらうことになったという、剛軍団秘話もあったりする。
【ゴーストライター】
(影武者名)
?公表されている名の通った作者とは別の作者が、当人に代わって記事や作品を仕上げること。?「”ケーフェイ”を書いたのは(ターザン)山本さんであって、僕は関係ないんですよぉ〜」、「僕はあんなこと(過去の橋本・小川戦に筋書きがあった)言ってないのに、フライデーの人が勝手に書いちゃったんですよぉ〜」と、問題記事が出る度に、かたくなにゴーストライター説を唱えていた佐山サトル。UFOから離れた彼が、再び暴露記事を披露したあかつきには、再びゴーストライターが活躍することが予想される。
【コーラ】
(飲料水名)
馬場が巨人軍時代に多摩川のほとりでイッキ飲みし、劇画「四角いジャングル」で試合後にアントンがラッパ飲みしたことで知られる清涼飲料水。最もすごい逸話を持つのが、地方巡業中に立ち寄った寿司屋で、「試合前だからビールは控えねぇとな」と言いつつ、コーラを4リットルも飲み干したディック・マードックであろう。まさに「骨のあるヤツ」(日明兄さん・談)である。
【後楽園サウナ】
(施設名)
「笑点」の聖地、後楽園ホールと同じビルにあるサウナ。小さいながらもキレイでサービスも充実。特に足つぼマッサージは痛気持ち良くて絶品である。後楽園ホールからの帰りに非常階段を利用して降りた場合、「ぷ〜ん」とただよってくる悩ましげ気な石鹸の匂いに、「の、納見がシャワーを!?」と忘我の境地に陥り立ちすくむファンをよく見かける(?)が 、あれはどこかのおっさんが入っているサウナの香りなのである。それと同時に、競馬とサウナをこよなく愛するターザン山本のフェロモンも混じっているかもしれない。
【ゴールデンタイム】
(時間帯名)
言わずと知れた金曜8時。日プロも新日も、それぞれの全盛時にはこの時間帯で、なんとプロレスの生中継をしていたのだ。ちなみに全日のゴールデンタイムは土曜の7時からだった。日曜の午前0時30分から「1時間」がゴールデンだと思ってるキミ、間違ってるよな〜。
【国際的スター】
(肩書名)
かの有名な007の出演オファーに対し、「2時間で一千万円」というギャラを提示して断られたというジャイアント馬場は、やはり世界の巨人。これには『がんばれベアーズ』出演の猪木や、チャック・ノリスと競演したビッグ・サカも完敗であろう。ましてやテレビ朝日系の番組『警視庁殺人課』の刑事役として出演した剛竜馬や、『池中玄太80キロ』出演の荒川真に至っては、即時負け確実である。
【国際プロレス】
(団体名)
昭和41年10月、日本プロレスの営業部長だった吉原功(故人)が、ヒロ・マツダをエースとして旗揚げ。出身レスラーには剛竜馬、アニマル浜口、鶴見五郎など「味」のあるレスラーが多い。日本で最初の金網デスマッチを行ったり、アンドレ・ザ・ジャイアント(当時のリングネームはモンスター・ロシモフ)発掘の遠縁となったヨーロッパ・マット界との交流など、弱小団体ではあったがそのユニークなセンスとバイタリティーは、現在の良質インディー系団体の先駆けとなるものがあった。
【極道コンビ】
(コンビ名)
今は亡き大熊元司と、「大日本がターザン後藤に負けたら腹を切る!!」とまで言い切った大日本プロレス社長、グレート小鹿のコンビ名。ちなみに晩年、グリコポーズやピンクのパンツ着用などで、ヤクザ路線から足を洗おうとしていた大熊とは対照的に、小鹿はヤクザとの黒い交際が噂されちゃったりと、私生活でも極道コンビだったようで非常に好ましい限り。引退後、パチンコ店経営やパチスロ販売業に乗り出したり、映画『修羅の群れ』にヤクザ役で出演したりというのも、人生に筋が通っている。
【こっちが新宿、こっちが南青山・・・・・・】
(台詞名)
84年6月、新団体UWFへの移籍を決意した藤原喜明が、移籍か残留かに悩む高田伸彦(現・延彦)の前で見せた「名演技」。テーブルの上に割り箸を立てて、「こっちに倒れたら新宿(UWF)、こっちに倒れたら南青山(新日の事務所)・・・・・・、やっぱりこっち(新宿)に倒れるよなぁ・・・・・・」と純朴な(今でも純朴そうだが)高田青年の前でやって見せたわけです。これにはさすがに高田も、猪木の靴下の匂いを嗅いでいる場合じゃねぇ、と思ったんでしょうなぁ。
【このケンカはオレに任せてくれないか】
(タンカ名)
札付きの不良外人、キラー・カール・クラップが、地方の旅館で外人係のミスター高橋 と一触即発になった。その時正義のヒーロー、ペドロ・モラレスが「ピーター、このケンカはオレに任せてくれないか」と言うと、クラップをボコボコにしてしまったそうだ。また後年、ザイール・ピコと殴り合いになる寸前、ダイナマイト・キッドがやはり「このケンカはオレに任せてくれないか」と言い、ピコを・・・(以下略)。浪速の喧嘩師・前田日明が聞いたら「一発やらせたってもええで」とばかり、ジュンとなりそうな逸話である。
【この中にタイガーがいる!】
(コーナー名)
編者(バー)が未だに愛読している、古本屋で買ったケイブシャ刊『プロレス大百科』のタイガーマスクの章にあるコーナー。小林邦明、斎藤弘行(ヒロ斎藤)、栗栖正伸、佐山サトルの顔写真が並んでいて、「マスクの中には、この中の一人の素顔がある!!」と書いてあるのだが、前の所有者が思いっきりマジックで佐山の顔の上にタイガーマスクの絵を描いていて微笑ましい。
【コマーシャル王】
(肩書名)
「僕にも弾けた」、「誰が見ても変な形」、「馬場もまるどり」、「ワンダホー」などの名セリフで知られるジャイアント馬場の影響なのか、若手時代のターザン後藤は知られざるTVコマーシャル王だったのだ。トラクターのCFでは赤覆面を被ってジャンボ鶴田のヤラレ役を演じ、またマルサン豆乳のCFでは「マルサン豆乳ウンパッパ」の掛け声で、桂文珍と共に変なガニ股歩きを披露していた。蝶野のパワートレーナーのCFの100万倍くらい恥ずかしい内容である。
【怖い夢】
(概念名)
長州力は馬刺しが嫌い。その理由は「食べると怖い夢を見るから」だという。なんだそりゃ?
【コンドルが飛んでいく】
(曲名)
どこの誰かは知らないけれど、誰もがみんな知っていた初代タイガーマスクは、一人になるとよくスペイン語でこの曲を口ずさんでいたのだという。祖国を思い出し、ちょっと涙ぐんだりしながら・・・・・・。という話を小学校の頃に子供向けのプロレス本で読んだのだが、非常に夢のある話であろう。好きな言葉が「僕から甘い物を取ったら何が残るって言うんですか」、口癖が「よろしくお願いしま〜す」という御方が正体というのでは、あまりにも夢がなさすぎるし。ねえ、ジャガー?(志生野さん調)
【こんなプロレス知ってるかい】
(書名)
『ウソとインチキと女好き』のキャッチフレーズで知られる、元ホテル王、ユセフ・トルコ氏の手による、梶原一騎テイスト溢れる素晴らしい本。全編が”ペリカン野郎”猪木と、初代ターガーマスクの悪口で埋め尽くされている前代未聞の内容だが、入手は困難。ちなみに推薦文を安岡力也兄ィが書いているのもポイントだ。

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