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和田監督を応援する。コミュの和田語録〜2011春期キャンプ〜

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コメント(17)

2月1日
 (ブルペン視察後、テレビインタビュー)
 −1日目の感想は。
 「野球人として初日にしか味わえない緊張感がある。今朝はユニホームに袖を通して心地よい緊張感があった。時間がたつのが早い」
 −ブルペンを見る時間が長かった。
 「どの段階まで仕上げているか見たかった。こんなに早くこんな状態でいいのか、という選手もいた。それくらい心と体が元気な証拠」
 −野手では。
 「新人の伊藤隼が緊張しているところがプレーに出ていた。自分の新人のときを思い出すと、この注目の中で、先輩の中に入って、かなり緊張すると思う。逆にいいものを見せてもらった。2日目、3日目と落ち着いてできる。もっと動ける選手だしこれからが楽しみ」
 −初日の満足度。
 「満足はシーズンが終わってからするもの。キャンプ中に満足することはない」
 (練習後に担当記者に囲まれ)
 −監督も掛布さんや岡田さんと最初に練習したときは緊張したか。
 「明らかにレベルが違った。それが2、3日たっていくと、この人たちとどう勝負していくか、という考えに変わる。初日は圧倒されたというか、地に足がついてない状態だった」
 −金本が元気。
 「もうアップ時から足の動きはシーズンに入っていい状態。スローイングも去年の最後とは全然変わった。今日がベストでない。どんどん上げてきてくれる」
 −城島の守備は。
 「思ったよりも柔らかい。これから練習を積んで、捕るだけでなく、いろんなシフト、サインプレーも練習していかないと。きょうの時点ではできるんちゃう、と感じました」
 −城島は打撃も強い打球を放った。
 「万全なときには第1クールは打撃練習に入らないもの。今年は安閑としていられない。自分の中でも最初からやっていって、というところで。一塁に関しては最初からレギュラー扱いでないし、その姿勢を見せるのが本人のためでもチームのためでもある」
2月2日
 (練習後、宜野座ドーム内で囲み取材に応じ)
 −佐々木氏が投手陣を指導した。
 「オレは散々対戦してるし、あのフォークにどれだけ悩まされたことか。うちの投手でフォークが武器になる選手により一層、磨くためにアドバイスをもらった。今後に生かしてもらいたい。何人の選手はいい話が聞けたと思う」
 −白仁田について佐々木氏と話していた。
 「佐々木の目に留まった。いい真っすぐを放るピッチャーじゃないですか、と。ブルペンではすばらしい球を投げる。アドバイスをもらえたと思うので、あとは自分がどうするか」
 −白仁田は化ける可能性がある。
 「みなさんが白仁田の名前を挙げてくれる。面白い、と。一皮むけたらという壁を越えたら。この壁は何年も破らないと厚くなる。厚い壁を破れば、化ける可能性がある」
 −伊藤隼に走塁の指導をした。
 「彼が今までやってきたことがあって、それは悪くはないんだけど、他にもやり方がある。試してみて、やりやすいほうを選べばいい。それにしても昨日と動きが全然違った。地に足がついて、守備もスローイングができてた。よっぽど昨日は緊張してたんだろうね。最近は(プロに)合流しても普通にやってしまう選手が多いが、初日はガチガチだった。その気持ちを大事にしてほしい。本来の自分の姿を見せてくれると思う」
 −中谷はバスターで柵越え。
 「柵越えさせるためにバスターをしたと思う。間の取り方、トップからインパクトまでの距離を取れるようになるともっと飛ぶ。体つきも大きくなってきてる。ただリストが強く、上半身に頼る傾向がある。あれで下半身が使えるともっと飛距離がでる。上と下のバランスが取れると面白い。荒削りだけど、もともといろんな球種に対応する力はあった。1軍クラスにどう対応するか。12日からの実戦でどう対応するか、今度は競争になる」
2月3日
 (練習後、宜野座ドーム内で担当記者に囲まれ)
 −投手、野手を入れ替えた練習は、お互いの気持ちを理解するため。
 「それが一番の目的。入れ替わってみると、相手の捕りやすいところ、投げやすいところ、次のプレーに移るにはどこに投げたらいいか分かる。野手は野手で傾斜のあるマウンドでは投ゴロを捕りづらいとか、いろんなことを感じる」
 (続けて)
 「第2、第3クールでできることではない。野手より投手の方が元気に声を出していた。投手が捕手をすると、とっさに指示の声が出ない。声の連係が大事になる」
 −アイデアを出したのは監督か。
 「11月からこうしてみようというのはあった」
 −伊藤隼に直接指導。
 「指導というほどじゃない。1日目に言っても、舞い上がっていて耳に入らない。初日から気づいたことはあったけど、落ち着いてから言おうと思っていた」
 −弓を引く動作を見せていた。
 「グリップが動かない状態だったので。もうちょっと柔らかく。歯を食いしばって構えてる感じ。リラックスすると動いてくる。動いてくると(インパクトまでの)距離が取れる。全く動かないのはよくない。車のハンドルと同じで、少し遊びがないと」
 −下半身の動きも。
 「飛ばすのは下の作業。足の運び、送り、体重移動が分かってくると。アマでもいい投手は150キロ超の球を投げるが、プロと違うのは変化球のキレ、真っすぐのベース上の伸び。キレ勝負に対応していこうとすると、もうちょっとそうした方がいいと、プラスになることを言った」
 −中谷が最後に一発。
 「日に日に疲れているが、それでも飛ばす。もうひとつ下半身が使えると、もう1ランク上がってくる。打撃コーチから口うるさく言っているし、ヒントを与えながらやっている。まだ若い。数を振って、覚えることもいっぱいある。走塁も守備も」
2月4日
 (練習後、宜野座ドームで担当記者の取材に応じ)
 −金本が柵越え10発。
 「10発?コーチが見ていた。自分はブルペンにいて打ってるところは見てないけど、バットが振れている、という報告はもらった。オフの間も何度もスイングを見て、スイングスピードも戻ってるし、今日のような当たりが最初のフリー打撃でできるのも、順調に来てるのだと思う。試合に出る段階も、本人の中でも今年は少し早めにいこうという気持ちもあると思う」
 −金本の打撃練習を見なかったのは、心配していないから。
 「もちろん、もちろん。今年どうこうではなく、任せておけば開幕に間に合わせてくる選手なんで。全く心配はしていません」
 −ブルペンでは安藤が投球練習。
 「いやあ、いい球、投げてたね。何日間か休んで、休み肩というのもあると思うけど、非常にキレのいい球を投げていた。コントロールうんぬんより、いかに球のキレを出すかが先。何日も投げていないけど、11月のキャンプでやってきたこともあるし、このキャンプに賭ける思いもある。それが球に出ていた」
 −ブラゼルも打撃練習で好調。
 「アメリカでも振り込んでいるし、これでマートンが入ってきて2人で話し合いながらやるとリズムも出てくる。去年の反省点、課題や修正点を感じて、ミートして打っている。彼の力からすれば去年の本塁打数もあんなもんじゃない」
 −若手投手がフリー打撃に登板。12日からの実戦へ競争が始まった。
 「投手同士の競争もあるし、打者同士の競争も、日に日に段階を踏んでいろんな(より実戦的な)メニューが入ってくる。第3クールからゲームが入ってくる。若い選手はそこがターゲットになる。12日の試合をメドに合わせてもらいたい」
2月5日
 (練習後、担当記者に囲まれ)
 −伊藤隼はだいぶ慣れてきたか。
 「本人からしたら、自分らしく、とまではいっていないかもしれないが、ある意味当たり前。プロに入れば上には上がいる。競争していくには、やるべきことはたくさんある。いろいろと吸収していってくれれば」
 −城島が外野守備を練習。
 「野球をやりたくてしゃあない。野球の虫、野球小僧なんだね。野球がしたい、試合に出たい気持ちの表れ」
 −試合マートン、城島、金本が同時に守る可能性は。
 「そんなことはないな」
 −捕手復帰のめどは。
 「それは分からん。本人もトレーナーの意見もあるし」
 −ブルペンで見ていた秋山は、一冬越して良くなったか。
 「昨秋の安芸キャンプ、オーストラリアに行って、気持ちが出るフォームになってきた。今までのきれいに1球ずつではなく、魂のこもったフォームになっている。あとは、実戦でどうなるか。きょうはいい球がきとったね」
 −第1クールを振り返って。
 「スタートとしては、元気も声も出て、意図してるところと、実際の練習が近い雰囲気になってきてる。メニューの中で、こういう野球をやっていくというのが多少は伝わったかな」
 −球児のブルペンは。
 「いったる、という気持ちはあるが、マウンドさばきが落ち着いている。心配していない。球もめいっぱいではないが、課題を持って1球ずつ考えながら投げてる」
 −主将としての発言も頼もしい。
 「オフから、中心になってという発言が多くなってきてる。本当に引っ張っていこうという気持ちの表れ。『強くしたい』というチームへの愛情を感じる。(鳥谷と藤川の)主将2人が第1クールを引っ張ってくれた。最後まで続くと思う」
2月6日
 −第2クールはどんな練習をするのか。
 「第1、第2は基本の反復。第3クールは練習試合もあるし、シート打撃などが入ってくる」
 −練習試合のメンバーは決まっているのか。
 「打順等は打撃コーチが決めてくれるが、最初は若手中心でゲームに入ってくると思う。いろんな競争が始まってくるし、パッと見がいい選手がいれば、ゲームで映える選手もいる。自分らしさが出てくれば。その準備を次のクールでしてればいい」
 −伊藤隼も実戦での輝きに期待。
 「まだ本来の彼らしさは、こんなもんじゃない。第1クールは守備、走塁が重点だった、これからは打つ方も入ってくる。いつ本領を発揮するかというところ」
 −目の力が強い選手が出て来てほしいと以前、話していたが、伊藤隼の目はどう? 「新人の入団会見での受け答えを見ても、東京六大学の高いレベルでやってただけあって、非常にしっかりしている。気持ちが初日はガチガチに緊張したのが新鮮に映った。慣れてきたら、すごくいいものを見せてくれる。まあ急がせることはない。焦らず。自分を出せと言っても出るもんじゃない。環境に慣れて。まあ、気を使うと思う。ベテランとか40歳近くの選手が多い。メニューとかやり方にも慣れないといけないし。疲れもあると思うし、一日一日時間がたつに連れて、実戦が始まるころには、らしいものを見れるんじゃないかな」
 −休日返上の練習者がいなかった。
 「休日の使い方は、各選手がやってくれたらいい。ゲームに入って結果が出ると、やりたいことも出てくるだろうし」
 −毎日追い込んでいる証拠でもある。 「めいっぱいかは個人の能力。全体練習が終わって、そこからがライバルと差をつける練習になる。足りなければ休日でもいくんやろうし、リフレッシュして次クールの初日からというのも選択肢の一つ。そういう選手も出てくるでしょう」
 −0人は予想外か。
 「予想していなかったけど、動くにしてもいろいろある。球場でなくてもいいという人もいるだろうし、個人の考えもある。進み具合でコーチが連れていくこともあるかもしれない」
 −来日日程が決まったマートンは試合に出て仕上げていくタイプ。
 「どっちかというとそういうタイプ。もしかしたら、早い段階で打席に立たせてくれということもあるかもしれない」
 −ユニホームは。
 「ビジター用をお見せできていない。土日がいいのかな。今度の11日かな」
2月7日
 (練習終了後、担当記者に囲まれ)
 −広岡氏が新井らにスローイングを指導した。
 「考えながらやると、動きがぎこちなくなる。すごくギクシャクする。それをいかにワンピースでスムーズに投げられるか。明らかに最初と最後では形も変わっている。これをシートノックやゲームでもいかにやっていくか。本人たちも顔つきが変わる瞬間があった。これだ、こうしていこうという」
 −投内連係時に鳥谷と話した。
 「いろいろな考え方があると思う。どれが正解ではない。今年はこうやっていこうという確認。内容は言えません」
 −隼太の打撃フォーム、打球が変わった。
 「ブルペンにいたんで、これから報告を聞きます。どうだったの?」
 −構えたときのグリップの位置が変わった。
 「明らかに変わってた?ウイークポイントというか修正するための練習だと思う。やるときは極端にやらないと直らない。修正というか、練習法じゃないかな」
 −投内連係時に伊藤和を呼んで話した。
 「学生時代とやり方やルールも違うし戸惑いもある。失敗しないように、ではなく、今は失敗できる時期なんで思い切ってやって、その上で成長していく。ユニホームを着てマウンドに上がったら先輩も後輩もない。そういう気持ちでやらないと自分を表現できない。両伊藤はいろんなことで苦労してると思う。まずは環境に慣れて、もっとウワーっといけ、と話しました」
 −広岡氏には新井ら以外も指導してもらう。
 「投手のことも打撃にも精通して、いろんなことへの答えを持っている方。選手も自分から質問する3日間にしていかないと」
 −マートンは8日に練習に合流するのか。
 「来た時点で話して体調の確認もしないと。練習はしっかりやっていると報告は来てる。あとは動きを見ながら。時差ぼけがあるかも分からないし、まず体調を整えて」
2月8日
 (練習後、担当記者に囲まれ)
 −シート打撃で伊藤隼が2安打。
 「外寄りの球に素直にバットが出たね。実戦になるとああいうものが出てくる打者だと分かっただけでも収穫。最初に結果を出せるのは非凡なものがある。今、グリップを修正している段階で対応していく。実戦の打席の中での雰囲気が違う」
 −球の見極めもいい。
 「選球眼がいいね。結構、トップからインパクトまでが速い。もうちょっと距離が取れると、もっと強い打球になる」
 −変化球にも対応できそう。
 「低めから落とされても、くるくる回るバッターじゃない。センター方向へ打っていけば対応していける」
 −赤星氏が臨時コーチで走塁を指導した。
 「タイトルも取った選手だし、新たな発見もあると思う。選手もすごく吸収したいという目で見ていた。きっかけになれば」
 −監督自身も興味深く聞いていた。
 「同じ練習を反復しないと力はついてこない。本当の力になるように、(自分も)聞いて引き出しとして持っておかないと」
 −合流したマートンは動けていた。
 「体は動かしてたんだけど、子どもが生まれてから何日かは打撃練習をしていないということなので。次のクールは打撃練習に入っていく。動きは軽いし、体もできてる。やってきてるなという感じは受けました」
 −昨晩は本人と話したのか。
 「夜は遅かったし、朝はそこまでの話になっていない。話し出したら(議論が白熱して)大変だから(笑)。マートンとのコミュニケーションは、一切、心配していません」 −シート打撃で投げた投手の印象は。
 「この時期はどちらかというと投手の仕上がりが早いが、打者もそこそこ対応していた。これから上がってくることに期待したい」
2月9日
 (練習終了後、担当記者に囲まれ)
 −白仁田を指導したのは技術面か精神面か。
 「両方。一つの壁、殻を破るために、鳴くまで待つのか、鳴かすのかというところ。ブルペンではいい球を持ってる。昨日のシート打撃登板でも、メーン球場に来ると腕が振れない。11月(の秋季キャンプ)もそう。ただ、昨年最後のカープ戦でいいものが出てた。一進一退を抜け出さないと。自分で破れば一番いいけど、全コーチ、周りも何とか破らせてやろうという気持ち。オープン戦でも12日の練習試合でも投げると思うので、それなりのものを見せてくれればチャンスは出てくる」
 −城島ら主力野手がブルペンで目慣らし。
 「ジョーに関しては、自分の打撃をつくり上げる一環と、もう一つは投手陣が気になるんだろうね。自分のことだけで、行っていないと思うよ。投手を把握しておきたいんじゃないか」
 −状況に応じた打撃にも注目したのか。
 「そっちの方が大事。次のクールにはいろんな条件の中でのバント、エンドランが入ってくる。しっかり見たい」
 −伊藤隼は無安打。
 「今、フォームを変えているところ。そう簡単に毎日はヒットはでない。つくり上げていく段階。それができれば本物のものができてくる。うまくいったり、いかなかったりの繰り返し。やるべきことを信じて、打撃コーチも『これじゃプロでは』『こうしていこう』と。粘り強くやっていくしかない。今は結果うんぬんじゃない」
 −昨晩は外国人選手と会食。
 「打者2人とは去年までもよく話したが、投手の2人とはゆっくり話したことはない。彼らの考え、チームに対する思いを聞けた。お互いに有意義な時間だった」
 −ブラゼルが頑張っている。
 「彼に期待するものがある。昨年の成績以上にもっとできると期するものもあるだろうし、刺激になるものもあるだろうし。より一層ね」
2月10日
 −12日の日本ハム戦から実戦が始まる。内容と結果のどちらを重視。
 「両方。きれいごとで内容だけじゃなくてね。ただ、競争の中で結果を出そうと縮こまるんじゃなく、ゲームでらしさ、個性をどれだけ出せるか」
 −4番起用の中谷らにも、らしさを求める。
 「縮こまって打つ選手じゃない。持ち味、特徴を出してくれれば。守備も走塁もすべてにレベルアップしないと。シートでもいい守備はしてるけど、明後日の練習試合は分からない若い選手が相手。予備知識がない中でどういう動きをするか。それを経験するとスコアラーの資料の大事さも分かる」
 −伊藤隼の起用法は。
 「そっちの方が知りたいんだろ?固定せず適性を探す。大学時代は主軸、4番だったけど、プロではどういうタイプの選手になっていくか」
 −若手の外野争いは俊介がリードする形か。
 「今は白紙。外野手すべての選手にチャンスはある。まだ決めつける段階ではない。ファームの1軍クラスもいずれ合流して競わせる。今1軍にいるからといって、安閑としてもらっては困る」
 −日本ハムのソフトボール出身の新人・大嶋が注目されている。
 「すごいね。あそこまで飛ばすのは、力もあってタイミングも取れないといけないんで。それを引っ張ってくるスカウトの目に感心する」
 −12日は目立ってもらっては困る。
 「投げる投手はニュースで見て、感じるところはあるだろうから。それをどう料理しようかというね。そういう発想になってもらわないと。実戦にいろんなことを考えながら、感じながらになる。そういう力をつけていかないと」
 −キャンプで新しい発見はあったか。
 「大和にしても去年は内野を全部やったが、それプラス外野ということも考えないと。守備固めで使えるくらいのレベルかどうか、オープン戦で試していきたい」
 −12日は初陣という意識は…。
 「あるよ!!もちろんどんな試合でも勝ちたいけど、若手が思いきってパフォーマンスしてくれればいい。本当にこだわるのは3月30日以降。若手の成長、パフォーマンスを楽しみにしている段階」
2月11日
 (練習終了後、担当記者に囲まれ)
 −バントゲームは選手同士が考えて行った。
 「つながりという点で、どうやって1点を取っていくか。ルールの中で条件がついた中でどう動いていくか。指示として出ると受け身になる。自分たちで考えてやろうとすると、気持ちの入り方、プレッシャーも違ってくる。統一球の反省点でベンチも選手もお互いにしっかり考えながら、1点を取っていこうという練習」
 −昨季はチームのバント数も少なかった。
 「バントを増やすだけではない。進塁打やエンドランを積み重ねて1点を取らないと。今年はそういう野球をしていくというメッセージ」
 −クリーンアップのバントもある。
 「何が何でもバントとは言わないが、ここぞという1点ではそういうこともありうる。新井も、積極的に気持ちを込めてサインを出してくれた。チームの雰囲気もつながってくるし、意識付しないといけない」
 −バントゲーム後の円陣では何を話したのか。
 「枝葉の選手もクリーンアップも関係ない。全員が入ってやる。新井、鳥谷も自分でサインを出して、考えながらやるのもすごく大事」
 −初の対外試合で選手に求めることは。
 「内容にはこだわってほしい。結果も大事だが、打つ、打たないでなく、やるべきことを怠ったらアカン。先の塁を狙う姿勢とか。失敗しないよう無難に、はやめてほしい」
 −失敗を恐れない。
 「失敗の仕方もあるけど、思い切って前向きにやったことには、そこから反省も生まれてくる」
 −監督にとっても初采配。
 「采配というほど作戦が入ってくるかは別として、ゲームは初めてなんで、自分自身もどういう気持ちで試合に入っていけるか楽しみにしてる。反省点も出てくるとだろうし、私自身もいっぱい失敗して、開幕後にそういうことはないようにしていきたい」
2月12日
 (試合、練習後に報道陣に囲まれ)
 −初勝利、おめでとうございます。
 (右手で力強くガッツポーズ)
 −初回はいきなりバスターエンドラン。
 「流れを引き寄せる一打になった。ああいうことをやっていくよ、と。サインは昨日の夜から決めていた」
 −ストライクを積極的に打った。
 「打撃コーチからそういう指示が出てた。特に隼太はほとんどの打席でファーストストライクを振っていく積極性があった。ゲームになると変われる選手だな、というものを見せてくれた」
 −伊藤隼の2安打の内容については。
 「2本目なんか、嫌なタイプ(横手投げ)の左投手。腰を引かずに、壁を崩さず対応できた。これは左も打てる。右投手でも左でも自分のペースで打席に入れてた」
 −一回の攻撃は四死球も絡んだ。
 「逆にうちの投手は、四球が絡んで点を取られてる。得点圏に走者がいて、四球を与えて大量点を取られてしまっている。投手は四球を気をつけて、打つ方は選球眼を駆使して四球を取っていかないと。隼太も見逃し三振はあったけど、見極めはできていた。きょうは全体的にボール球に手を出さなかったんじゃないか。これは大きな武器になる。特に統一球では見極めが大事になる。1球見極めることでエンドランカウントになったり選択肢が広がる」
 −ベンチワーク、コーチ陣の連係は。
 「スムーズにいった。何の問題もなかった」
 −ウイニングボールはもらったのか。
 「(勝っている九回裏)打って終わることがないもんね。どっかいっちゃったんじゃない?公式戦でもらいます」
 (テレビインタビューで)
 −今後の課題は。
 「日本ハムの2番手、3番手は1軍クラス。ああいうスピードのボールにも対応できるようにならないと」
 「采配というほど作戦が入ってくるかは別として、ゲームは初めてなんで、自分自身もどういう気持ちで試合に入っていけるか楽しみにしてる。反省点も出てくるとだろうし、私自身もいっぱい失敗して、開幕後にそういうことはないようにしていきたい」
2月13日
 (練習終了後に担当記者に囲まれ)
 −フリー打撃に登板した球児は変化球が多め。
 「試しながらつくっていくタイプ。マウンドで変化球まで投げられるのはいい状態。真っすぐも手元で伸びてきている。バッターも『速い、速い』と言っていた」
 −真っすぐだけでも抑えられそうだが。
 「真っすぐを生かすための変化球。考えながらやっていると思う。バッターも気合が入るね、球児の打席に立って。セ・リーグでも速い部類のピッチャーに立てる機会はそうない」
 −1死一、三塁から右邪飛、左邪飛での走塁を練習。
 「前もってやって、予備知識を持っておく。あそこにフライが飛んだときにどれだけ反応できるか。急にコーチが指示を出してもできない。1年に1回も起こらないかもしれないが、逆にやられて負けるかもしれない。優勝争いをしていて、『この1勝が』という試合で出る可能性もある。そういうことを想定し準備だけはしておく」
 −鳥谷が好調。
 「トリは毎年進化しレベルが上がっていく。驚いてしまうほど。安定感、スピード、雰囲気も野武士的なところが出てきた。昔の広島・前田智みたいなね」
 −伊藤隼の14日の打順は。
 「もう少し、1番で見たいかな」
 −居残り特打の最後はかなり疲れていた。
 「でも隼太と中谷はバテ方が違うよね。隼太はまだまだいけそうな。打てば打つほど、フォームが固まっていくタイプだね」
 −広島打線は栗原ら主力も出場予定。
 「楽しみだね。うち(の主力)は段階を踏んでるところ。例年よりは早く出ていく。出てくると若手が使えないが、使いたい選手が増えてきたら活性化にもつながる。明日も若手中心だけど、何人かの1軍クラスのピッチャーの真っすぐに負けないように。昨日(の日本ハム戦)も各コーチから指示が出ていたが、明日は『速いストレートを前に飛ばす』」
2月14日
 (試合後、宜野座での追加練習が終了後、担当記者に囲まれ)
 −バントミスも出た。
 「失敗はしたが、その後に何とかしようという気持ちは出てた。ただバントは一発で決めなければ。今日出てる選手はそういうことができて1軍に残っていける。トータルではレギュラーに負けるかもしれないが、そういう部分ができないと。スペシャリストにならないと」
 −九回は8、9番の攻撃で得点。
 「若い選手も束になったら勝負できる。何とかしようという気持ちがあればゲームになる。ヒントがいっぱいあった。中谷なんて打つ方も守る方もミスが出たが、失敗のススメというか、思い切ってやった失敗ならしていい。腰を引いて見逃し三振したり、止めたバットで凡打したり、同じ失敗でも意味、内容も違う。中途半端なミスは直していかないと。(宜野座に)帰ってきてからの練習で、何くそという気持ちが出ていた。それがプラスになる。ゲームではどうしていいか分からない状態で、気持ちもなえてた。乗り越えていかないと。今は思い切りうまくなっていく。逆に1、2試合目に無難に守って打って、では彼のためにならない」
 −伊藤隼は無安打。
 「打席の中での内容は悪くない。見るべきものはあった。あとは際どい打球が来たときにどう動くか見たい。そんな打球が来れば」
 −中谷には今後もチャンスを与えるのか。
 「この2試合でどうのこうのはない。最初からうまくできるとは思っていない」
 −長い目で見る。
 「もちろん。これからの選手だし。ただ他に見ないといけない選手が出てくる時期はくる」
 −鶴は1失点。
 「良かった。塁に出してからも粘り強く投げていた。球も強い」
 −残留組の能見がシート打撃で好投。
 「打撃コーチから報告を聞いたが、かなりレベルが高い球が来ていていた。今年はブルペンでの球数も一番投げてるんじゃないか。後ろは球児がいるが、先発は彼が引っ張ってくれている」
2月16日
 (練習終了後、担当記者の囲み取材に応じ)
 −フリー打撃に登板した岩田が好投。
 「そうだね。きょうは確かによかった。球も動いてたし、重い球がきていた。力があった」
 −昨季は打線とのかみ合わせが悪く黒星先行。
 「打線うんぬんでなく、打たないときは抑えないと。防御率も大事だけど、勝てるピッチャーになってほしい。投手が粘るところは粘る。打者は点を取りに行く。岩田はもう一つ上を目指してほしい」
 −スライディングを練習。
 「キャンプで1回はやりたかった。タッチをかいくぐたったり、スピードでアピールするのが大事。若手はその部分でもスペシャリストにならないと」
 −右手首のガングリオンを処置した隼太は。
 「本人もスッキリした感じでプレーしていた。声も出ていたし。最後の守備でもみんなでワイワイやっていた。心配ないでしょう」
 −ブラゼルの試合出場も早そうか。
 「各選手に、これくらいをメドにと担当コーチが伝えてる。今の状態と照らし合わせてもう少し時間をください、という選手もいる。個人個人ゲームに入ってくる時期は違う」
 −ブラゼルと城島が一緒に特守。
 「そういう刺激をし合いながらね。ジョーなんかメーン球場で外野に入って。野球がしたくてしようがない。どっかやれるところがないか、気持ちが出ている」
 −どちらが正一塁手が注目されている。
 「オープン戦が進むにつれて見えてくると思う。どちらかが軸にと考えている。ただどっちかが出場機会が減るわけでもない。甲乙付けがたいし、使い方を考えていかないともったいない」
 −オープン戦も半々の起用か。
 「指名打者もあるんで、そこは半々かと言ったら難しい。ブラゼルに関しては、一塁は守れるわけだし、城島が守る機会が増えてくるからといって、ブラゼルの打席も減らしたくない。DHは金本もいるし有効に使いたい」
2月18日
 (試合後、担当記者の囲み取材に応じ)
 −打線が爆発して18得点。
 「2番手以前を考えたら、西はオリックスのローテ投手で、それくらいのピッチャーに対してどれくらいついていけるか注目していた」
 −小柄な上本と大和がパンチ力を見せた。
 「エンドランでヒットを打ってから、スイングがコンパクトになっている。試合に入ると練習とは違うキレの球が来る。タイプは違うけど、森田も中谷も振り回すだけじゃなく、練習が100なら試合は80くらいでいかないと遠回りする」
 −捕手の2番手争いでも岡崎がアピール。
 「藤井彰が主戦でいくと思うけど、2番手争いは3捕手がきていて特徴も違うし、抜きんでた選手もいない。打つ方では岡崎が結果が出ているし、守る中でも自信をつけてくれれば2番手に出てくる可能性もある」
 −黒瀬が五回1死一、三塁、岡崎の補邪飛で二塁へ進んだ。練習していることが試合で出た。
 「そういう姿勢がね。森田もいけるかな、というのがあったけど、いこうとする姿勢は出ている。雰囲気は出ている。浸透し始めているし、続けていきたい。2、3試合だけでなく、当たり前になるまで」
 −19日の巨人戦は主力が出る。
 「何人かはいく。それを見て若手が発奮してくれれば。オープン戦だし相手も相手なんで、いい野球をしたいというところで」
 −試合前、岡田監督とは話したのか。
 「長くはないけど世間話くらいで。オリックスの練習にすぐ入られたんで」
 −岡田監督は李大浩への死球の判定に怒っていた。
 「それは誰に対してもそう。オリックスさんからしたら、大事にしてる選手だから。ただ秋山もそういう(内角を攻める)テーマを持ってやっているんで」
2月19日
 (試合後、監督室で担当記者に囲まれ)
 −試合後はミーティング。
 「各担当コーチが気がついたことをね。毎試合後のことなんで」
 −監督からはどんなお話をされたか。
 「ちょっと今日はね。若い選手が、よそ行きというか。気持ちはあるんだけどよそ行きになっていた」
 −金本が出場。
 「志願して出てくるだけの仕上がりだった。彼の中でも見せたいというのがあったと思う。生きた球を数多くみてないので、完全についていけてるわけではないけど。早い時期に打席に立つというのは、今年に賭ける思いがゲームにも出ている。きょう出てない選手もこれから出てくる。全体的に例年より早い」
 −城島が一塁を守った。
 「ファウルフライも勢いよく追っかけてたし、打席でも結果が出た。打席に関しては不安を持っていないんだけど、守備は少しでも多く出たい。彼も自分の方から出ますということで」
 −今後もコンスタントに出て調整。
 「そうだね。ブラゼルもいるんで全部が全部ではないが、DHを使いながら、そこらへんは数多くやっていきます」
 −巨人の宮国は。
 「ほとんど知らないピッチャー。各選手が感想を持っている。イキがいい若いピッチャーが出てきてるんで、そこらへんがローテに食い込んでくることになると思って、こちらも研究していかないといけない。きょうは1本もヒットを打てなかったけど、公式戦で当たったときには、そんなことがあってはならない。しっかりスコアラーにも話を聞きながらミーティングなり研究をしていきたいと思います」
 −大和がセンター。
 「バリエーションを増やすという意味もある。打球は飛ばなかったんだけど、センターができるとなると、ポジション争いに十分入ってくる」

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