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ラマゾパリンポチェコミュのゾパ・リンポチェ旅の空 台湾

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台北から高雄への道中、深夜のフードコートに立ち寄った。(時間が遅いのは、台北のセンターで可能な限り多くの事柄を済ませておこうと、詰め込んだ結果である。)

フードコートには沢山の屋台が出て、食欲を刺激する!しかしその時はほとんど閉店していて、開いていたのは豚肉専門店とコーヒー屋だけ。(深夜に、コーヒー飲む?)と言うことで、深夜の菜食主義者に許された選択肢、お茶・コーヒー、白パンの美味しいサンドウィッチにありついた。

リンポチェはお茶とサンドイッチを前にしてテーブルに陣取り、周囲のショッピング街を行き来する人たちを見ながら思索にふけっていらっしゃる。美味しいそうなサンドイッチには目もくれない。私たちはとても空腹だったので、長時間、サンドイッチのお預けをされませんように、と願っていた。

するとリンポチェは、悲しさと優しさの入り混じった表情でこう、仰った。

「もし来世のことを考えなければ・・・人々は放浪している、夢のように、夢の中で起きたことを100%現実だ、と信じるように。幻やまやかしの中にいるように、全てを本当だと思っている。」

リンポチェはその時、買い物に熱中している人達を見て、頭を振りながらそう仰った。

リンポチェの言葉は続く。

「考えてごらん、こんな風に歩き回って来世のことなど頭の片隅にもない。来世は自分で好きに選ぶこともできない、全て自分の為した行いにかかっているのに。虫やクラゲと大差ないね。なんと言う苦しみだ。だから、ダルマを知ると言うことは大きな、大きな利益なんだ。ワオ、ワオ、ワオ、ダルマに出会えたなんて、ほんとに、ほんとに、幸運だ。ダルマを知ると言うことは、大きく目を開かれること。この世で金を稼ぐことなど意味が無くなる。ダルマに出会ったのは、ほんとに、ほんとに、すごーくラッキーだ。」

ロジャー・クンサン師*寄稿
2013年3月2日、台湾

*ロジャー・クンサン師はFPMTのCEOで、FPMTの精神指導者、ラマ・ゾパ・リンポチェの随行僧。

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