ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

日本のエネルギー政策コミュのマグネシウム循環社会

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
マグネシウムをエネルギー通貨にして解決しようとい構想もあるようです。

『マグネシウム循環社会』というコンセプトです。

マグネシウムは原子番号12の金属元素。元素記号は Mg。
周期表第2族元素の一種で、ヒトを含む動物や植物の代表的なミネラル(必須元素)であり、
とりわけ植物の光合成に必要なクロロフィルで配位結合の中心として不可欠。

最初聞いた時は「常温核融合」みたいなトンデモネタかと疑ったのですが
調べてみたら、結構真面目で、これはとんでもないことだと解って来ました。

■検索キーワード: 難燃性マグネシウム マグネシウム 循環 燃料電池
などでネット検索されるとよろしいでしょう。

http://www.tsutsumi-s.co.jp/img/mg-1.pdf
http://www.mgciv.com/blog/what-is-magnesium-based-energy-cycling.html

1. マグネシウム(Mg)資源量は事実上無限にある: 海水中だけでも1,800兆トン
  地殻中の元素の存在度からいっても、炭素や水素よりも桁違いに多い。
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E6%AE%BB%E4%B8%AD%E3%81%AE%E5%85%83%E7%B4%A0%E3%81%AE%E5%AD%98%E5%9C%A8%E5%BA%A6

  リソスフェア上の存在度
  Mg: 2.09%
  C: 0.03%

  乾燥大気の組成でも、CO2は0.032%だそうで、偶然ですが地殻上の存在度と同じですね。

2. 発熱量は石炭に匹敵するが、燃やしてもCO2が発生しない(当然)。

3. 太陽熱精錬で金属マグネシウムにリサイクルできる。
  従来の精錬法ではエネルギー収支が悪すぎるので自然エネルギーを利用する。
  砂漠地帯の太陽光励起レーザーでマグネシウムを精錬して金属で輸送できる。
  備蓄が非常に容易である。原油と違って経年変化もない。
  太陽光以外でも、洋上浮体風力などの不安定エネルギーを燃料として固体化できる。

4. 軽量安価な構造材として既に実用化(比重はアルミニウムの2/3)
  従来、木・木材は人類の重要な燃料であり、循環可能な構造材だった。
  構造材かつ燃料(還元剤)の用途を持つ物質が木材以外にあっても問題無い。
  マグネシウムをそのように利活用することに不自然はない。
  密度 (室温付近) 1.738g/cm-3

5. 一次電池/二次電池が作れて、リチウムイオン電池よりも密度が高い
  難燃性マグネシウム合金(Mg+Al+Ca)を電極として使う。

6. 希少で高価なリチウムとか、レアアースとかを使わない。

7. 地球上に遍在しているので資源戦争の原因を永久に無くすことができる。

8. 備蓄性・安定性・安全性
  水素と違って保管や輸送が極めて容易である。
  発火するのは粉体にした時だけ。
  万一、マグネシウムインゴット輸送船が沈没しても油槽船と違って
  原油流出という環境破壊を起こさない。

まだどうなるかわからない部分もありますが、非常に面白いです。
世界中の原発なんかさっさと廃炉にすれば良いと思います。

ちなみに、マグネシウム燃料電池を使ったおもちゃも既に販売されています。
マグネシウム燃料電池カー JS-7900
http://amzn.to/ZKbvOC
ポチってしまいそうです。970円だし。

今年もよろしくお願いいたします。

コメント(1)

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

マグネシウム循環、イイですね、小銭入れも軽くなりそうです。
冗談はさておき、今年こそ色々な意味でのブレイクスルーがあることを祈ります。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

日本のエネルギー政策 更新情報

日本のエネルギー政策のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。