みんなで仙人体操！コミュの【５】腕の内側を伸ばすポーズ

画像の動作の説明としては
まず左腕を真っ直ぐ前方に伸ばし
肘の内側が天井を向いた状態を保ちつつ
手首を外側に回して指先は上、
手の甲が自分の目に入るような姿勢を作ります。

そこから右手で左指先を掴んで息を吸って
自分の左の指先をぐーっと
自分のほうに近づけてひっぱります。

息を吐いて力を緩めて
右手を左の指先から離します。
自然な呼吸を行いながら
左の人差し指を親指に付け
中指を親指に付け
薬指を親指に付け
小指を親指につけます。

もう一度息を吸って腕はできるだけ伸ばしたまま
人差し指から小指まで親指につけた状態の左手を
ぐっと下向きに折り曲げます。
息を吐いて脱力です。

右腕に関しても同じ動作を繰り返します。

案外と難しいのは肘の内側をゆるめないで内側を天井向けたまま伸ばすこと、
自然な呼吸って何ってことと、
やってみると左右が同じようには動いてくれないってあたりでしょうか。

普段腕の筋肉をよく使っている人、
筋肉を鍛えている人の場合、
発達しているのは外側の筋肉＝屈筋になります。

肘の内側をゆるめないで内側を天井向けたまま伸ばす動作は
伸筋を使った動作のため
筋肉があまりついていない人、
伸筋を意識して鍛えている人にとっては意外と楽なのですが
伸筋と比較して屈筋が発達している人にとっては
少し辛い動作かもしれません。

使わないと固くなり縮こまりがちな伸筋を鍛えるためにも
がんばりましょう。

伸筋は鍛えても肥大しにくいので
筋力をつけたいけど太くはしたくない人にも
効果があります。

自然な呼吸とは何ぞやとティウ師匠に聞いたことがありますが
おしゃべりが出来る程度の呼吸という回答でした。

タイ舞踊のトレーニングですと殆どの動作において
延々と数をカウントしながら行います（タイ語で）
これは呼吸を止めないようにするためだそうです。

ワークショップではほぐしながら自己紹介をする、など
無茶ぶりもしていますが
いつかこの動作しながら自己紹介とかも
面白いかと思ったり。

・・・大人数だとダメですが～、、、

この動作は利き腕のほうがやりにくいことが多いようです。
普段の生活の中で特定の筋肉しか使ってないかということの
現れですね。最近はこの指がやりにくいだとか
自覚することが重要です。