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女子大生 Girl's Meetingコミュの連載記事Vol.4「lowコスト highリスク」

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こんばんは、ハナジョブログ案内人の
来夢(らいむ)です。
前回は震災直後に更新いたしましたが、
今回は少し落ち着いてからの更新です。

今回の震災により、様々なことが
露呈しました。
首都圏の脆弱さ、いかに原発に
頼りきりだったのかということ、
日本が掲げた「市場原理主義」が幻想だったこと。

資本主義、新自由主義と謳い
徹底した効率化が図られ
グローバル化、ボーダーレスが掲げられ
競争は激化するばかり

経営するにおいては
コストダウンが一番手っ取り早くてわかりやすい
確かに無駄は省くべきでしょう。

しかし、無駄だと切り捨てた先に
待っていたのは
福島原発の水素爆発 住民避難 風評被害という
最悪の事態でした。

海外メディアは今回の地震に対する
日本の対応に称賛していたものの、
福島原発の一件以来 原発のリスクについて
改めて見直しを迫る報道をしています。

原子炉への海水注入が 冷却機能を
失ってから29時間後になったのも、
「廃炉」というリスクを恐れたが故の
遅れだったとも考えられます。

結局 上層部のコスト懸念により
判断は遅れてしまったわけですが、
就活生はこれを踏まえ 何を考えたのでしょうか?

このような事態があったとしても、
なおインフラ業界を志望しますか?

コストダウンを図るのは、市場原理主義に
おいては当然の行為でしょう。
しかし、インフラは「社会資本」です。
そこにあることが当然であり、
「安全」が第一条件なのです。

それゆえ会社の決定権はどこに
あるのか、社員でさえ把握しきれないのです。
書類、ハンコがなければ何もできない。
インフラ業界が机上でしか動けないなんて
他業界も志望しているあなたなら、
歯がゆく感じませんか?

社会資本であるインフラが、住民の
生活を揺るがすことは、あってはなりません。
しかし、原発をもつ以上、避けては通れない
事態だったとも考えられます。

安定しているから・・・
そんな理由でインフラを志望している
就活生、今一度考えなおしてみてください。
原発や計画停電で混乱の続く電力、
上層部の決定により終日運行できなかった鉄道、
放射能物質混入で大騒ぎの水道・・・

「責任」の所在がどこにあるかも
わからないまま、上からの指示に応え続ける
現場社員の悲鳴が、福島でこだましていることでしょう。



このコラムでは、皆様のご感想をお待ちしています。
ハナジョブログ案内人 来夢

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