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「ひきだし」コミュの前回〈10.15〉のふりかえりです。

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たいへん遅くなりましたが、前回の「ふりかえり」を書きました。

一番印象的だったのは校種混合グループで「教材研究」のトークをしている時に
小学校の先生から高校の先生(社会科)に対して「秀吉ごっこ」なんかどう?という提案がありました。

それを受けた高校の先生が「自分にはそんな発想はなかった」ということで、研究・実践に前向きに取り組んでみるということでした。

提案した小学校の先生も、それを受け入れた高校の先生も、どちらも「スゴイ」と感じました。「頭の柔らかさ」というか「視野の広さ」というか。

これこそが「ひきだし」の目指している部分であり、藤井もとても勉強になるとともに嬉しかったです。

次回も新たな学びがあることを、今から楽しみにしています。


以下、前回のふりかえりです。






第27回「ひきだし」
                  2011年10月15日(土)  


<参加者>
     
    N先生(三重県立高等学校 社会科 男性)
    M先生(堺市立小学校  男性)
    M先生(岸和田市立小学校 女性)
    M先生(堺市立小学校 女性)    
    N先生(大阪市立小学校 女性)

    A先生(奈良県大和高田市立中学校 男性)    
    W先生(大阪市立中学校 理科 男性)        
    M先生(箕面市立小学校 女性)
    K先生(大阪市立中学校 数学科 男性)
    Y先生(貝塚市立小学校 女性)
    F先生(寝屋川市立小学校 男性)
    
    T先生(八尾市立中学校 数学科 男性)
    E先生(堺市立小学校 男性)
    O先生(羽曳野市立小学校 男性)
    I先生(吹田市立小学校  女性)
    M先生(和歌山県小学校 女性)
    
  【教員を目指しておられる大学生・大学院生】
    Yさん(男性)  Kさん(女性)
    Aさん(男性)  Nさん(女性)

   「ふ」

                        以上20名


<流 れ>

  アイスブレイク
    ・ペアコミュ  ・共通項   ・みんなで拍手

 
  45日間のふりかえり(私の満足度)
    ・各自がふりかえった後で、グループワーク
    ・「できたこと」「できなかったこと」 
     「なんでやねん」ということなど



  休 憩
  


  宮森先生の報告
    ・普段の子どもたちとの関わりの中で
    ・「学びの共同体」について


  テーマでトーク
    校種混合グループでの徹底トーク
      1 「席替え」はどうやってるの?
      2 「教材研究」で気をつけていることは?


  ふりかえり




【参加者の感想】



*子どものためにと思ってやっていたことの中には、たくさんの「自分にとって都合のいいこと」があるんやなぁと感じました。あれもしたい、これもしたいと欲張りすぎて、どれも中途半端になっていたので、今一度「徹底していきたいこと」を絞ろうと思っています。それと、こういう場で、志が同じメンバーがいることに感謝しました。これからもよろしくお願いします。




*席替えひとつでも、子どものヤル気につながったり生活指導にもつながるのだということに驚きました。教材研究についてもっともっと交流したいです。ここに来ると頭の中が整理されます。ありがとうございました。



*久しぶりに「ひきだし」に参加させていただきました。そこで、今回改めて感じたことは「ひきだしはいろんな人の意見を聴き、自分のタンスをいっぱいにする所」だということでした。もっと時間や機会があれば、自分も他の先生方より素晴らしい教師になれるんだろうなぁと感じました。今日はありがとうございました。



*いろいろな校種の方と関わらせていただいて、「教材研究にもやり方はたくさんある」ということを再認識した。型にはまったやり方は型にはまった授業しか産み出さないと感じた。他の先生から意見をいただいた「秀吉ごっこ」みたいなものは自分では考えつかない。もっと頭を柔らかくする必要がある。



*子どもとの関わりを「対にんげん」としてみるということを再確認できました。「2学期の折り返し点」で目指したことや実践したことを、自分で書いて意識することができました。またそれらをグループ内で共有できて、「こうしてきた」とか「こういうことをやっている」という生の話が聴けてよかったです。話し合いの中で、他の先生方の「子どもに対する真摯なまなざし」を感じることができたり、モチベーションを上げることができました。とてもいい時間でした。




*授業をトップダウン式に進めていくよりも、ボトムアップ形式を意識してやりたいと思いました。また、子ども一人一人を個別に観てやり、悪い所は「人格は悪くない、行動が悪いんだ」ということを意識して叱りたいと思いました(黒い部分の話から)ほめる時は「種まき」と思って、たくさん種まきをして、いい芽をどんどんと出していきたいです。




*自分がしている席替えは、自分のための席替えだったんだなぁと思いました、でも、先生が操作するのも悪くないなぁと自信になりました。夏休みが明けてからあわただしく過ぎてきた毎日ですが、明後日から子どもたちを落ち着いて観ていこうと思います。帰ってからは、少ない時間を有効に使って、教材や指導の方法を考えていこうと思います。






【5時間前と、あなたはどう変わった?】


*達成感というか、満足感、「あっ、これでいいんだ」という安心感

*同じような思いを持った先生が多いことが励みになった。

*気持ちがすっきりしました。

*「教材研究に力を入れよう」という気持ちが強くなりました。

*自分自身をふりかえり、意見をもらうことでやることが見えた。

*初心に戻ることができたのが一番の違いです。

*自分のやってることに自信を持ちつつ、周りから吸収していこうと思えたこと

*情熱や楽しいおしゃべり、実践に触れられて、気分が軽くなったり浄化されました。

*初心に返らせてもらえた。つながりを持たせてくれるコーディネーターの藤井先生はすごい。

*前向きパワーが少し充電されました。




【来週から「やろう!」と思うのは・・・】



*授業準備をよりしっかりすること。

*子ども一人一人を観て、たくさんほめる。言葉にしていこうと思います。

*ポイントを絞って一点突破で指導する。

*子どもの問題背景の後ろ側にあるものを考える。

*「秀吉ごっこ」の研究および実践

*授業への子どもの参加率を上げていく。

*子どもがクールダウンできる場所を作る。

*自分の目当てを持つこと。時間の使い方を考えておく。





【編集後記 「ふ」はこう考えた】


<span style="font-size:medium">1×4=10になる空間</span>


今回は、グループでのトークがほとんどを占めましたが、どれぐらいの時間をグループで話すことができるのだろうか、という以前からの問いが少し解決されました。答えは「時間に制限はない」ということです。もちろん、同じテーマで、同じメンバーでというわけではありません。そこには様々な工夫を加えてなんですが、時間にはさほど関係なく会話は続くということがわかりました。


今回は、ほぼ全員と何らかの形で関わっていけるという「ワールド・カフェ」というトーク形式を初めて取り入れました。また、前半は校種別・後半は校種混合という形にしました。参加者の方々の表情は概ね良好だったと感じました(笑顔と驚きの表情が多かったと思いました)「ふりかえり」を読ませていただき、「自分は〜やったな」「これも必要やな」というような知識以外の何かを獲得していることがうかがえました。


まさしく4人の知識を集めて「×4」ではなくて、その効果は「×10」以上になっていたのではないでしょうか。


「45日間のふりかえり」の中で、小学校グループから出た「子どもの中にある黒い物」は考えさせられるものでした。生徒指導などでよく言われる「悪いのは行為であって人ではない」ということだったと思います。


宮森先生が話してくれた内容の中にも、考えさせられるものが詰まっていました。「教師の錯覚」・・・。まさしくその通りですね。「ハッ」とさせられました。毎日毎日同じことをしていると見えなくなってくるんですね。コワイ・コワイ。「トラブルはその時に生じたのではなくて、必ずどこかにその種を蒔いていた」全くその通りです。逆に、いい種を蒔いたら嬉しいことが起こってくる。まさしく「因果応報」ですね。



「席替え」一つとってみても、あれだけの方法と考え方があるんですね。藤井の方法は一つのやり方として参考にして下さい。かなり阿漕ですから(笑)


「教材研究」の場面で「秀吉ごっこ」が出ました。小学校の先生が高等学校の先生に提案したんですが、高校の先生がふりかえりの中で「秀吉ごっこのようなものは自分では考えつかない。頭をやわらかくする必要がある」として、あさってから研究・実践していくことを書いていました。

「そんなん、小学校やあるまいし高校でできるわけないやろ」という発想にならないことが素晴らしいと思います。「自分を知り、他から取り入れる」ことこそ成長の糧だと感じました。


終了後、小学校の先生がメールをくれました。

「今日はありがとうございました。職場も愚痴の言い合いや、言いたいことすら言えない環境ではなく、自分の思いや教育観を伝え合える時間があればいいのになぁ〜と思いました」


とてもよくわかります。多くの学校の現状だと思います。とりあえずは、この「ひきだし」の場から、少しずつ輪を広げていきましょう。







コメント(4)

一度だけ半年ほど前にひきだしに参加させていただきました、立命館大学のまっくろだです!!

コミュニティーができてから楽しみに見ています。

毎月、行きたいとは思っているのですが、家からなかなか遠く、用事などもあり参加できていませんあせあせ(飛び散る汗)

私は学級経営について非常に興味があります。
席替えというと私の経験では一般的に男女それぞれにくじを引かせて決めたり、
教師が班長をまず決めてから、配分するというものだと思います。


しかし、席替えにはいくつものメリット・デメリットが含む難しいものだと考えています。

例えば、私が中学生のときは男女それぞれにわかれてくじを引き決めていたので、
前後にいじめっ子と内気な子が配置されてしまい仲間外れになったりしていました。
結局、その配置はいけないということでやり直しになったりも…


そこで、みなさんの実践を私にも教えて頂けないでしょうか?
よりメリットがある方法を探しています。
よろしくお願いします。
メッセージいただきありがとうございます。近況を知らせていただけるのは嬉しいですね。まっくろださんの物の見方がとてもよくわかります。「席替え」という本当に単純なものの中にも、いろいろな意図が含まれています。

これが良くてこれはあかんというものなど全くありません。大切なのは幅広い考え方を持つことだと思います。

藤井は前回に説明したんですが、基本的には自分で決めています(形は「くじ引き」という形をとっていますが)。子どもらは「くじで決まった」と思っていますが、実は藤井が全ての席を決めています。詳細はまた会った時にでも・・・。


せっかくのメッセージなので、他に答えてくれる方がおられたら嬉しいですね。


追伸

携帯のアドレスが変更されたのか、次回の案内を送信したら戻ってきました。よかったら今一度、藤井の携帯まで送信してもらえたらありがたいです。
> ふじっちさん

お返事ありがとうございます!
席替えによって学級経営はよくも悪くもなるといっても過言ではないと思っています。

そのため、席替えをする前の「事前指導」も欠かせないと考えます。
何か問題がおこることを想定して話さないと生徒の中で納得できない者も時にはでてしまうからです。

「事前指導」は何かの行事などで行われることが多いのですが、
そこにどんな意味を見出すかによって、子どもたちの「これからの取り組み」(どれだけ主体的に動けるかなど)も決まってくると思います。

例えば、ボランティアの事前指導では、見返りを求めてはいけないとか、
ボランティアといっても気持ちを優先し考えずに行動してしまうと、東日本大震災でもあったように迷惑をかけることもある。など…

様々な事前指導をすると思います。

学校の現場にいる方はどのような事前指導を心がけているのか、
機会があれば、いろいろな先生方にお聞きしたいと思っています。

またみなさんとお話できるときを楽しみにしています。
「席替え」が学級経営に影響するというのは確かだと思います。確実に影響します。だからみんな頭を絞って考えています(考えない教師は危機感が薄いと思います)たくさんの意見が聴きたいですね。


「事前指導」か・・・。なかなかできていないと思います(藤井の場合)が、必要なことですね。

「ひきだし」や「カフェ」でお会いできるのを楽しみにしています。

ありがとうございました。

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