ここで、簡単なテストです。上記の6つのタイプの中から、自分の好きなものやしっくりくるものをフィーリングで順番に3つ選んでください。その選んだタイプの英語の頭文字を順に3つ並べてください。たとえば、芸術的(A)、社会的(S)、慣習的(C)ならば、ASCです。これを、あなたのスリーレターコード(3つの性格タイプ:一般的には最初のレターが強く他はそれほど強くない)と呼びます。これがあなたの「動機の源泉」なのです。 米国には、DOT(Dictionary of Occupation Titles)という1万2,860の職種が掲載された職業辞典が作られています。ホランドとゴットフレッドソンは、職業選択を支援するためにその職業ごとにこのスリーレターコードをつけました。これにより、自分のコードとその職業のコードが合えば、その人はその仕事に満足感を持って働ける可能性が高いとされています。たとえば、CSEは銀行の金銭出納係り、ECRはファイナンシャル・プランナー、CSIはファイナンシャル・アナリストとなっております。日本人も米国人と大体同じような傾向にあるようです。(日本では独立行政法人労働政策研究・研修機構の「キャリアマトリックス」という公共のWEBサイトでホランドモデル職業選択の簡易診断が無料で受けられます)