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◆日本の神話と古代史と日本文化コミュの◆尾張・真清田神社例大祭・桃花祭と天火明命

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◆尾張・真清田神社例大祭・桃花祭と天火明命

◆◇◆尾張・真清田神社の例大祭・桃花祭と天火明命

 桃花祭(とうかさい)は、真清田神社の例大祭で、江戸時代までは陰暦三月三日の桃の節句(上巳の節句)に行われていたが、明治四十三年からは太陽暦の四月三日を例祭日となった。

 昔、神社の周囲は木曽川が流れ、その地域に桃の木がたくさんあり、「青桃丘(せいとうきゅう)」と呼ばれていたそうだ。

 霊力があると信じられているこの桃の枝をもって身のけがれを祓い、当時神社の近くを流れていた木曽川にこの枝を流して除災招福を折ったのがこの祭りの始まりとされている。

 参詣者はその桃の木の枝を木曽川の水で清め、短冊とともに神前に供えたので桃花会とも短冊祭ともいわれる。その後、木曽川の流れも西北に移ったので、桃の枝を神前に供えて祭りをするしきたりになったそうである。

 桃花祭は別名「馬まつり」とも称され、馬上に御幣(ごへい)、人形をのせた「馬の塔(うまのとう)」が、神輿渡御に供して勇壮、華麗に練り出す。

 特殊神事として、四月一日の短冊祭、二日には歩射神事と試楽祭が行われ、大祭の三日には流鏑馬(やぶさめ)と神輿渡御(みこしとぎょ)と献馬が行われる。


スサノヲ(スサノオ)

コメント(6)

◆真清田神社の桃花祭、尾張氏と天火明命

◆◇◆真清田神社の桃花祭、桃の木による祓い(春先の鎮花祭と豊作祈願祭)

 尾張平野、木曾川の扇状地の近くの愛知県一宮市清田に、尾張国一ノ宮・真清田神社がある。現在の祭神は天火明命(あめのひあかりのみこと)であるが、中世後期の『真清田古縁起』『真清田探桃集』では国常立尊、江戸時代初期の『大日本国一宮記』には大己貴命、同時期の『宗廟社稷問答』『神祇志料』によると天火明命)とする。

 祭神を天火明命とするのは、鏡作氏と同族とされる尾張氏の祖神・天火明命と考定するところから明治以降に定着した。

 また、真清田神社は水神(龍神)的性格を持っており、近在の農民たちから祈雨祈晴の神として篤く信仰されてきたようだ。

 真清田神社の龍神信仰はおそらく水神信仰に関わるものと考えられ、真清田神社の桃花祭の献馬もこの信仰と深く関係している。

 このことは、『真清田神社古縁起』に記された「真神田(真神母と誤記)」は壬申の乱の功臣の神麻加牟陀君(かむまかむだのきみ、三輪氏の同族)であり、同書に記された龍神信仰は大三輪の神・大物主神(大己貴命と同神とされた)が蛇と関係があったこととも、何らかの関わりがありそうだ。(※注1)

※参考Hints&Notes(注釈)☆彡:*::*~☆~*:.,。・°・:*:★,。・°☆・。・゜★・。・。☆.・:*:★,。・°☆

(※注1)現在の真清田神社の祭神は、天火明命である。またの名を天照国照彦火明命(あまてるくにてるひこほあかりのみこと)、天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊(あまてるくにてるひこあめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと)ともいう(『日本書紀』に「火明命、こは尾張連等が祖なり」「天照国照彦火明命と号く。是尾張連等が遠祖なり」)。

 神統譜としては天照大御神の孫、天之忍穂耳命の御子、そして天孫降臨した番能邇邇芸命の兄となる(天之忍穂耳命と万幡豊秋津師比売命との第一子)(海幸・山幸彦の兄弟神・火照命とも、)。

 しかし、神武天皇の時代、長髄彦と共にあった饒速日尊が天火明命と同神か、ということには疑問がある。天火明命は、愛知県一宮市の真清田の農業地帯を開拓した尾張氏(「尾張」とは土地を開墾するという意味があるとも、葛城地方の高尾張が移住したとも)の祖神で、当時、農業守護の神として仰がれた神様であったと考えられている。

 天火明命は、この尾張国を開拓した尾張国造の祖神として信仰されていた神である。また、その神名を「天火明命」というのは「天穂明命」のことで、稲穂が立派に育つようにとする由緒からくる農業神・太陽神(天照御魂神)であるともいう。


スサノヲ(スサノオ)
[しかし、神武天皇の時代、長髄彦と共にあった饒速日尊が天火明命と同神か、ということには疑問がある。           天火明命は、愛知県一宮市の真清田の農業地帯を開拓した尾張氏(「尾張」とは土地を開墾するという意味があるとも、葛城地方の高尾張が移住したとも)の祖神で、当時、農業守護の神として仰がれた神様であったと考えられている。            

 以上の説はスサノオさんの説ですが、勿論、スサノオノさんは『古事記・日本書紀』を一応お読みになって、上記の説を述べられていると思います。『日本書紀』には長髄彦と饒速日尊の関係を、「長髄彦の妹を饒速日尊は妃とし、宇摩志麻爾命を産む(物部一族はこの方の子孫である)」この長髄彦と饒速日尊の関係は『大日本史』にも、書かれています。
 この書かれた古事記・日本書紀・大日本史を信じないとおっしゃるのは自由ですが・・・

 次に愛知県一宮市の真清田神社の権禰宜の藤田昌宏氏をご存知ですか。私は藤田氏より頂いた『眞澄田神社社史上下』及び「田中卓文学博士著・眞澄田の神の誕生」によりますと、
 『大和に高尾張という地がありまして、ここで発祥してだんだんと東方に発展してこの尾張に定着した一族」とあります。

 この高尾張ですが、日本書紀巻第三(神武天皇東征前紀六年春二月20日)に、「高尾張邑に土蜘蛛がいた。生まれつきの身短く手足が長かった。皇軍は葛の網をかぶせて襲い殺した。そこで邑(むら)の名を改めて葛城といった」とあります。地名はその土地の人の名となります。高は高所で、高尾張邑とは、高い所にあった尾張
邑(むら)の意味です。ここから逃げた人が尾張一族になったと思います。私は初め電話で眞澄田神社の藤田氏と話した時、北葛城郡に住んでいるといったら話はすぐ通じたことがありました。

 私がかって住んでいた奈良県北葛城郡広陵町には、饒速日尊の妃を祀った式内社の櫛玉比女命神社がありました。
玉川上水の仙人さん、こんにちは!

『眞澄田神社社史上下』及び「田中卓文学博士著・眞澄田の神の誕生」の紹介、有難うございます。

>饒速日尊が天火明命と同神か、ということには疑問がある。

という点についてのご指摘、有難うございます。

日本書紀の巻第二の一書(第六・第八)や新撰姓氏録、先代旧事本紀巻五の尾張氏系図などでも、天火明命を尾張連(おわりのむらじ)遠祖としていますよね。

少し言葉足らずだったみたいです。
天火明命という神名は混乱を起こす神名ですね(特に系図に入ってくると混乱してしまいます)。

私見ですが、天火明命(彦火明命)や天照神、国照神と呼ばれる神々は、土地土地で祀られていた祭神が饒速日尊にまとめられる前の素朴な土地神であったのでは思います。

それがニギハヤヒ命を祖神とする物部氏の勢力によって統合されて、祭神がニギハヤヒ命になったのではと考えています。ですので、土地土地で祀られている火明命とニギハヤヒ命とは違うと思います(日本書紀一書の第八では、火明命を天照国照彦火明命としたりするが)。

天火明命(彦火明命・あめのほあかりのみこと)は、民俗学的に見て丹後半島の海洋民であった海部(あま)氏一族や、太平洋側へ移り住み海人氏などに見られるような太陽神・農業神であったのではと考えています。

そのような素朴な太陽神・農業神は他にも、鏡作坐天照御魂神社(奈良県磯城郡田原本町、国照日子火明命)、他田坐天照御魂神社(奈良県桜井市、天照国照火明命)、木島坐天照御魂神社(京都府右京区太秦、火明命)、水主神社(京都府城陽市山城国久世郡、天照御魂神)、新屋坐天照御魂神社(大阪府茨木市福井、天照皇御魂大御神)でも見られます。

これも私見ですが、このように地域ごとに天照(あまてる)神・火明神があったものが、ニギハヤヒ命のもとに統合され、それぞれの氏族が祀る始祖の連合神名として「天照国照彦火明櫛玉饒速日命」が出来たのではと考えています。

このようにして、ヤマト(原大和)を中心に海部氏・海人氏などが物部の系譜に入っていく中で、ニギハヤヒ命と天火明命が同一視され、祖神とさていったのではと思っています。系図はその後、こうした統合の歴史を踏まえ出来てきたのではないでしょうか。


スサノヲ(スサノオ)
我がルーツが、ワタツミであり、天火明命の尾張族である事が最近調べて見て、分かりました。但し、古代の事なので、明確では有りませんが。この神社に関係有るかは分かりませんが、美濃の高家寺にも、この神社の名前が出ていたので書きました。ここには家の姓の方が建てたと伝わり、私共の姓が船に深い関係が有ります。江戸時代には我が家の先祖は武士で有りましたが、それ以前はまだ不明では有りますが、尾張に三河に勢力を伸ばしました。渥美半島に拠点が有ります。
我が家の神社がワタツミ、本社は大山祗神社で有ります。古代は九州からおそらく移動したと考えてます。地名にはヒントが残され、龍、蛇は十分に考えられます。おそらく、現在の中国との関係も有るかと思います。我が家の姓ですと、京都の妙心寺も関係あったようなのでそこと関係が有るかは分かりませんが一応記しておきます

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