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映画を語るコミュの大日本人

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「パイレーツ・オブ・カリビアン」を「よかったー!」とか思える人が、これを見てもドン引きするのは当然だけど、日経エンタ!の松本人志の連載や、従来の彼の作風を知っていれば、まともな映画を期待する方がどうかしているというもの。

「スター・ウォーズ エピソード1」の時に失望の声をたくさんきいたが、「帝国の逆襲」の直後がこれならいざ知らず、「ジェダイ」や「ハワード・ザ・ダック」だってルーカス作品だったのを知っている人達なら、別人の作風を期待してもしかたないのと、これはかなり似通っている。

以下、大日本人のネタバレ

日本には昔からたくさんのヒーロー番組があったが、子どもだましだとか荒唐無稽だとかくだらないと言われてしまうにはそれなりの根拠がある。大日本人はそこのところを絶妙にツッこむために作ったもので、その理念においては最後までつじつまがあっているし、きちんと計算し、考えて作っていて、行き当たりばったりや、感覚だけで適当に穴埋めするという、よく見受ける水増しもない。

最後に突然、それまでの話を語るのをやめてしまうのは、ヒーロー番組の矛盾指摘をやり尽くせなくなったためで、逃げやごまかしというのとは違う。

本人は、これが非難囂々なら、これまでの「ウルトラマン」とか「仮面ライダー」とかの方が、もっとひどいじゃないか!という心の叫びもよくわかる。

これを教訓に次回作はまともな映画を、という声もよく聞くが、それは彼に取っては敗北や迎合なのではないか。
そうするくらいなら、この第一回からそうやってたんだろうし。

コメント(2)

劇中の台詞にもあるように、松本人志の視点やモノの考え方は少しもぶれていないんですよ、それはよくわかりました。しかし「TVで笑いの仕事をやるのは終わったから映画を作った」と発言しているわりには何ら新しいものを取り入れていないのが非常に残念でした。内容的には「ごっつ」の延長線でありますし、観客が受けていたのもやはりその部分だけでした。かつての1万円ライブや写真でのコントなど、お茶の間の視聴者ではなく金を払った人だけが見に来てくれれば良いという彼の考えから今回の作品は出来上がったのでしょうが、それにしてはあまりにものお粗末な出来でがっかりしました。

私は彼にまともな映画を撮る事を期待してはいません。かといって武のように権威に媚びるような作家にもなっては欲しくないのです。笑いを常に追求しているのなら、更なる意外性を持った笑える作品を作ってくれる事を期待致します。
評価は次回作に持ち越しでしょうけど、私はあまり変わらない方に一票!
今日、2回目を見たけど、彼の作風というか臭いは、うそいつわりなく、これでしかないのでね。
『鷹の爪』の作者が、「笑うつもりで映画を観に来て、ほろりと泣ければ最高」とゴールを設定して、まだそこまでいけないのと同じ?で、松本も「映画を見終わって見る前と違う気分になったり、高揚できること」を目指してはいるらしいけど、それには道は相当に険しいからね。
本人は掟破りのドッグヴィルに衝撃を受けたらしいけど、そのトリアー監督はうつで映画が撮れなくなった。
あまり悩んでへたないじくりをすると、かえって持ち味を失う気がする。
今回の「大日本人」だったら、アメリカ大使館で話をあっちに持っていかないで、四代目の死で怒りに火がついた主人公が、北朝鮮から来た赤鬼を倒して、マネジャーからなじられる、という結びで秋を迎え、冒頭のバスにつなげば、かなりの完成度になったと思いますよ。

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