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患者から見た歯科治療コミュの■ためして?ガッテンしない!

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何か有益な情報を得ようとして見たわけではなく、テレビでこういうことを取り上げるとどういう内容になるのかなぁ?と思って見た番組でした。

番組では、歯ぎしりを「口破壊」「全身破壊」「良い」の3つに分類。
「口破壊」は歯を擦り合わせるいわゆるグラインディング、「全身破壊」は食いしばるいわゆるクレンチングであり、両者は噛む力の強い歯ぎしり。
「良い」は噛む力の弱い歯ぎしり。
噛む力の弱い歯ぎしりは問題なく、むしろ健康に良い面もあるが、噛む力が強いと口腔内や全身に症状が出てくる、という説明になっていました。

全身症状に関しては、テレビでこういう説明をすると、安易に拡大解釈してしまう危険性を孕んでいるなー、とちょっと思いました。
歯科治療や代替医療が万病に効くかのように謳う医療者は実際にいますから。

それはともかくとして、現象面を取り上げた中身は、歯の咬耗や楔状欠損、またいわゆる不定愁訴と呼ばれるものも取り上げていて、まぁまぁ踏み込んだ内容になっていました。

この番組流の分類で言えば、私は「口破壊」「全身破壊」両方の現象・症状が出ていたことになります。
歯の咬耗や楔状欠損、慢性的な顎の痛み、頭痛、肩こり、耳鳴り、めまいなどですね。
「出ていた」と書いたのは、主治医の治療により、口腔内の現象に関しては進行が止まった、顎の痛みや不定愁訴に関してはほぼ消失したからです。


で、さて、では治療はどうすればいいの?の答えは、まぁ、想像の範囲と言いますか、やっぱりなぁ、でした。

「歯ぎしりは治らない」ので、「良い歯ぎしり」に変える。
どうやって?
マウスピースや矯正とかで云々…ムニャムニャ…で話は終わっていました。

登場されていた歯医者さんは教授さんでした。
おそらくテレビ用に説明を簡単にされたのでしょうね。
では、実際はとても高度で的確な治療をされているのか…と言えば、残念ながら、その説明からはそれは望めないことが伝わってきました。
おそらく、難症例を扱われて、そこそこには改善されているケースもあるんでしょうけど。

その治療が明確な理論に基づかないものである、ということは、歯科医の言葉や態度から伝わってしまうものなんですね。

口腔内や体を破壊するような歯ぎしりがどこから生まれるのか…?
そこに目を瞑ったまま、歯ぎしりという現象を治せないからと言って誤魔化そうとするから話がおかしくなる。
歯ぎしりはあくまで現象であって、治すべきものは他にあるんだけどなぁ…。

出演者の皆さんは、最後に「ガッテンボタン」を押されるのがこの番組の恒例だけど、ボタンを押さなかった出演者は今まで居たのだろうか?
私がスタジオに居たら、押さないんだけどなぁ、と思いました。

私は、かつて自分の治療について模索した挙句、主治医の言葉にようやく「ガッテン」した時のことを思い出していました。

患者の主観と術者の客観の一致によってのみ到達可能な「顎位の安定」。
治療のキーはそこにあります。

コメント(4)

その番組は私も見ていました。

出演されていたのは長年歯ぎしりの研究をされている先生ですから、もう少し専門的な話が聞けるものと期待していた視聴者は多いと思いますが、テレビではあそこまでが限界なんでしょうかしら・・・。

>「歯ぎしりは治らない」ので、「良い歯ぎしり」に変える。
どうやって?
マウスピースや矯正とかで云々…ムニャムニャ…で話は終わっていました。


テレビでチラリとだけ、スラビライゼーションタイプの材質が軟らかそうなマウスピースが映っていましたね。
画面に映し出されていたのは本当に一瞬でしたから、実際には私の想像とは違うのかもしれませんが、せめてこの点だけでももう少し詳しい説明とアップ画像がほしかったです。


>「良い歯ぎしり」・「悪い歯ぎしり」

歯ぎしりは何等かの事象による結果的行為ですから、歯ぎしりという断片的な情報だけでは歯ぎしりを誘引させているある事象の特定がとても困難になりそうですね。
熱が出た、という情報から推測される、発熱の原因となる事象を特定できないのと同じくらいの困難さだと思います。

その辺りの説明を抜きにしたり、

楔状欠損や骨隆起は、あくまでも歯ぎしりが及ぼす口腔内への影響を見るときの一応の目安であるということが強調されないままに、楔状欠損や骨隆起をもって、「良い歯ぎしり」・「悪い歯ぎしり」という断定のされ方は、いくら素人向けの番組とはいえ、安直すぎるように思います。
早速のコメント、ありがとうございます。
mosさんも見られていたんですね。

> テレビでチラリとだけ、スラビライゼーションタイプの材質が軟らかそうなマウスピースが映っていましたね。
> 画面に映し出されていたのは本当に一瞬でしたから、実際には私の想像とは違うのかもしれませんが、せめてこの点だけでももう少し詳しい説明とアップ画像がほしかったです。

ほんとに一瞬でしたね。
均質な厚みの、簡易なものに見えましたが…詳しく説明を聞いたら、余計にブツブツ言ってしまっていたかもしれません(^^;

> 歯ぎしりは何等かの事象による結果的行為ですから、歯ぎしりという断片的な情報だけでは歯ぎしりを誘引させているある事象の特定がとても困難になりそうですね。
> 熱が出た、という情報から推測される、発熱の原因となる事象を特定できないのと同じくらいの困難さだと思います。
>
> その辺りの説明を抜きにしたり、

意図的に説明を抜かれたのか、そもそも説明できないのか、よくわかりませんが、マウスピースでとりあえず歯ぎしりを抑える、とか、歯を修復したり、矯正したり…といった対応になるということは、軽度であればマウスピース、重度であっても歯をなんとかすれば解決できる、といったようなイージーな印象を受けました。

> 楔状欠損や骨隆起は、あくまでも歯ぎしりが及ぼす口腔内への影響を見るときの一応の目安であるということが強調されないままに、楔状欠損や骨隆起をもって、「良い歯ぎしり」・「悪い歯ぎしり」という断定のされ方は、いくら素人向けの番組とはいえ、安直すぎるように思います。

そうそう、骨隆起について触れていませんでしたね。
番組では「良い」「悪い」のボーダーは骨隆起の有無で判断するとなっていましたね。

私自身は自分の目で見てわかるほどの骨隆起は起こっていなかったんですよね…。
それでも歯の咬耗や楔状欠損、あとクラックなども顕著でしたし、先述したように症状としても様々現れていました。

なので、骨隆起がないからといって安心できる、って何なのだろうなぁ…?と思ってしまいました。
そんなことで安心できるくらいなら、そもそもさして重症ではないのかもしれませんが。

こういう番組が、広く一般に、こういう症状や現象が起こることがあるということを知ってもらうきっかけになるのなら、全くムダではないのかもしれませんが、内容を鵜呑みにされてしまうと色々問題がありそうですね。
長らくお休みされていたんですね。
おひさしぶりです。

テレビでは

『悪い歯ぎしり(この部分はうろ覚えですが)=楔状欠損+骨隆起

〇〇〇・・・(こちらをすっかり忘れてしまいました。磨耗だか、全身症状だったか、まったく違うものか。。わかりません。。)』

というような二段書きのフリップが放送されていたような覚えがあります。


他にも、
磨耗の話と一緒に磨耗しきった歯の症例写真の紹介もあったと思います。

私は、その症例写真の歯とそっくり同じような歯を持つ人を知っています。神経がむき出しになっているような気がして見ているだけでも痛々しいです。
その歯に蓋をしてあげたくなります。
でも、本人から歯ぎしりの話や、歯の痛さや肩こりなどの身体症状があるという話を一度も聞いたことがありません。
人体って不思議だなーとつくづく思います。

もしかしたら、虫歯の話はしたことがあるので、本人は磨耗している歯を虫歯だと思われていたのかもしれませんが。。。
> 長らくお休みされていたんですね。
> おひさしぶりです。

いつの間にか、時間が経ってしまっておりました(^^;
何度か、書きたくなったことがあったのですが、バタバタしているうちに機を逸してしまって…。

久しぶりのトピ立てだったので、独り言で終わるかなぁ…と思っていたら、mosさんが忘れずにいてくださって、有難かったですm(_ _)m


適切かどうかわからないのですが、番組をご覧になっていない方もおられるかと思いますので、NHKの番組サイトをリンクしておきます。
(内容を推奨する意図はなく、話題の前提とするためです(^^;)

http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20121114.html

> 他にも、
> 磨耗の話と一緒に磨耗しきった歯の症例写真の紹介もあったと思います。

かなり咬耗が進行して、歯が真っ平に削れ、歯髄がむき出しになっているのでは…と思うような写真でしたね。

以前、歯科雑誌で同様の状態になった写真を目にしたことがあります。
そのような状態からいかにして治していくか、については、問題の番組とは違って大変緻密に述べられていました。
一般向けのいわゆる娯楽番組と、専門家向けの雑誌の差…というのはあるにしても、それ以上に携わった歯科医のレベルに差があると言わざるを得ないでしょうね。

> 私は、その症例写真の歯とそっくり同じような歯を持つ人を知っています。神経がむき出しになっているような気がして見ているだけでも痛々しいです。
> その歯に蓋をしてあげたくなります。
> でも、本人から歯ぎしりの話や、歯の痛さや肩こりなどの身体症状があるという話を一度も聞いたことがありません。
> 人体って不思議だなーとつくづく思います。

うろ覚えですが、歯と顎関節の間に不整合が生じた時、人体が歯を削ることで解消しようと働くか、顎関節の位置を変えることで解消しようと働くか…によって、現象が顕著に現れる場所が変わってくる、というような話を聞いた覚えがあります。

いずれにしても、人体が解消できるような問題ではなく、自然治癒は無いのでしょうが、人体というのはファジーなもので、少々の不具合であれば折り合いをつけようとしてしまうものらしいですね。
ただ、どうにも折り合いがつかなくなった時に、症状として現れてくるのでしょうけど。


このトピを立ててから、ふと自分自身の発症〜悪化の経緯をぼんやり思い出していたのですが、今となっては遠い過去の話になってしまっていて、自分ではもうどうでもいいことという感覚しかありません。
長く患ってきた顎関節症が、主治医の治療によって治癒してから、治癒している期間が長くなればなるほど、過去のことはもうどうでもいいことになっていってしまっています。

ただ、私の発症〜悪化の経緯は、かなりイレギュラーな例なのかもしれませんが、専門家の方であれば面白い事例かもしれません。
※プロフィールから日記の冒頭に飛べますので、未読の方、ご興味があればどうぞ。

思い返すとあれはなんだったのだろう…と思います。

たった数日間の歯ぎしりで、顎関節が変形したなんて…。
今になると、自分でも信じられません。
おそらく、そんな単純な話ではなかったのだろうなとも思います。

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