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患者から見た歯科治療コミュの技工物の精度について

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先日歯科コミュに技工士さんが立てられたトピに注目しています。
適切かどうかわかりませんが、リンクさせていただきます。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=66149137&comment_count=49&comm_id=175301

このトピを拝見して、私達患者の口腔内に入る補綴物について、現場の技工士さんと歯医者さんがどのようなやりとりをされているのか、そこにはどのような技術的な問題が存在し得るのか、といったことを考えさせられました。

いつも顎関節症の話になってしまい、申し訳ないのですが、顎関節症患者の中には、歯科治療をきっかけに発症したという人がかなり多いようです。
「歯を削られて(咬合調整?)発症した」という人もおられますが「補綴物を入れてから顎がおかしくなった」という話もよく目にします。

にもかかわらず、世界的な「エビデンス」とやらでは、顎関節症と歯科治療との因果関係は否定の方向、患者の歯がどのような状態になろうと「関係ない」とされているようです。

しかし、顎関節症を発症しているか否かに関わらず、補綴物の精度というのは、患者の口腔内に大きな影響を与えるものなのではないのだろうか?ということをこのトピを拝見して思いました。

技工士さんの技術の背景となる咬合理論についてまではここでは考えても仕方のないことかとは思いますが、印象採得ひとつ取っても、補綴物の出来を大きく左右するものであるようです。
自分が過去に受けてきた歯科治療を振り返ると、顎関節症発症以前に、私の口腔内には既に小さなヒューマンエラーの積み重ねが存在していたのでは、と思えてきます。

みなさんのご意見をお聞かせいただければと思います。

コメント(60)

トピ表題からは離れますが__、↓ の方が、yumiさんやmosさんにおける歯科への基本的違和感に応えているかなっ?

http://www.minnanoshika.net/wiki/index.php?plugin=attach&refer=%BB%F5%B2%CA%CA%DD%B8%B1%C0%A9%C5%D9%A4%F2%B9%CD%A4%A8%A4%EB&openfile=%BB%F5%B2%CA%CA%DD%B8%B1%C0%A9%C5%D9%A4%F2%B9%CD%A4%A8%A4%EB%285-1%29.pdf
>shimoさん

No.21でご紹介いただいたURLは

私がNo.4(以下)に書いたことにも何か関連するでしょうか?

”予防、保存のための治療には混合診療が認められているのか否かをもっと詳しく知りたい。もし否であれば、私にとっての混合診療のパラドクスは、予防、保存のための治療には混合診療が認められていない、ということも加わりそうです。”


聞いた話の受け売りなんですが、ようやく予防治療に目が向けられるようになったのが現在の医療だけど、未来の医療は予測治療が主体になる。」そうなる為にも遺伝子(DNA)の研究が盛んに行われているそうですね。

予測治療も予防治療が可能な時代になれば嬉しいなと思いながらも、患者の身勝手な思いとしては、今病気になっている人はどうするの、そんな夢のような時代を待っている余裕はないよ。。というのもありまして、やはり、患者には今現在日々の診療をされている先生方が一番の頼みになります。

歯科医療に関して、どこまでが保険適用かどこからが保険適用外になるのかの一切を知らない頃(今も同じようなものですが)、
受診先した某大学病院で、なんて理不尽な!歯科医療は医療にあらずなの!と驚くような体験をしたことがあって、自分の体調の悪さが気になりながらも、こんな理不尽な制度で歯科診療をされる歯科の先生方の苦労は並大抵ではないだろうな、患者は一体どうすればいいのよ・・・・と、医療制度を恨めしく思ったものです。

顎関節症になって以来、患者の誰一人こぼれることなく救い上げるのは不可能だとしても、網の目がもう少し小さければな・・・と思うことが増えました。
 歯科用語は未だにこなれていません。

 ≪顎関節症≫でさえ、「これは文字通りの関節症では無い」と言い切る歯科医も居ります。たしかに、≪咬合(位)由来不定愁訴≫という方が正確でしょう。
 なぜなら、人々には『咬合位の如何をきっかけとする“様々”な問題』が発現しているのであって、たとえば膝関節での「歩けない」というような「関節問題」にとどまらないからです。
 “様々”はもう本当に様々でして__、文字通りの「顎が開かない」「噛めない」という機能方面から、また疼痛や不快、沈鬱などの神経精神方面、そして頸椎や果ては歩行などのおよそ歯科とは遠いように見える整形系、加えて噛めないわけですから内蔵への負荷が重なりなど・・・書ききれません。

 そこでここでは括弧を外して≪咬合位由来不定愁訴≫という用語を用いて、今、私が思う事柄を正直に書きます。

 つまるところ__、2010年現在の歯科医学では、≪咬合位由来不定愁訴≫の分類さえ定まらず、よって症例蓄積は足りず(散在し)、治療方法は(確立どころか)極一部の歯科医によって内向的に蓄積されているに過ぎません。
 ですから、患者さんはあちこちで迷い、儘、心療内科への転診を勧められ、現に安定剤等を服用していると言われています。そんななか、稀な市民(患者)においては、幾多の困難を超えて「治せる主治歯科医」を見出し、自費を投じ、治った(治療観察継続中の)方が居ります。

 最大の問題は、(トピ元さんが指摘さえているように)≪咬合位由来不定愁訴≫のなかには相当数の歯科治療を発端とするものが含まれているということです。これは、医原病ならぬ「歯原病」というべきでしょう。
 そうした「歯原病」については、歯科界内部からも警鐘の声をあげた歯科医もおりました(居ります)が、残念ながら少数なのです。
===========
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?page=15&comm_id=323761&id=18830074
の#290を読んでみてください。
>shimoさん

ご紹介いただいたコミュは参加申し込みをしました。
感想などは後ほど。

あと、誤解されているといけませんので、一言、私のことを。

幾多の困難を超えて「治せる主治歯科医」を見出し、治った(治療観察継続中の)顎関節症患者の一人です。
shimoさん

>  http://mixi.jp/view_bbs.pl?page=15&comm_id=323761&id=18830074
> の#290を読んでみてください。

私も紹介いただいたコミュ、参加希望を出しました。
まだ承認待ちなので、上記についてはのちほど。

さて、相変わらずトピの流れについていけてませんが…(^^;

>  ≪顎関節症≫でさえ、「これは文字通りの関節症では無い」と言い切る歯科医も居ります。たしかに、≪咬合(位)由来不定愁訴≫という方が正確でしょう。

病名の問題は難しいですね。
私自身、顎関節症の悪化に伴って、様々な不定愁訴を経験しました。
しかしながら…私は「顎関節症」という病名が変わってほしいとは思わないのです。
私自身は顎関節に器質的異常を来した文字通りの「顎関節症」患者です。

もちろん、関節に明らかに器質的な変化がなくとも、著しい症状を訴えられる方はおられますし、そのような方の問題がどこにあるのか、その診断や治療についても、道筋は立てられるべきだと思います。
主治医は、「顎関節症」と「咬合関連症候群」は切り分けが必要だ、と言われていました。
ただ、その治療には共通する点も多くあるようです。

それと…主治医に関して言えば、不定愁訴は治療の主目的とはされていません。
過去に日記では書いたかと思いますが、主治医は「顎口腔系の問題に由来する不定愁訴であれば、治療の過程でオマケで治っていくもの」と言われています。
不定愁訴のみを主訴とし、自己の顎口腔系になんら問題を感じていない、治療の必要性を自覚していない患者に対しては、自身が治療の必要性を自覚・理解しない限りは治療をすすめられることはないと思います。
予防の観点から言えば、患者が自身の問題を自覚する前に、患者が抱える問題を歯科医が見つけてくれることが理想なのでしょうが、いざ、治療となった時、本人が必要性を充分理解していなければ、真摯な治療姿勢は期待できないのではないかと思います。
もっとも、私自身がそうであったように、患者本人が治療の必要性を痛感するに至った時点では、相当に悪化し、複雑化していることの方が多いようですが。

> つまるところ__、2010年現在の歯科医学では、≪咬合位由来不定愁訴≫の分類さえ定まらず、よって症例蓄積は足りず(散在し)、治療方法は(確立どころか)極一部の歯科医によって内向的に蓄積されているに過ぎません。

これに関しては「極一部の歯科医によって内向的に蓄積されている」と言えるかどうかはわかりません。
まだまだ少ないですが、後に続いて学ばれる歯科医は増えつつありますし。
ただ、学ぶ量が膨大かつ難解であること、国内では学べない範囲があること、学ぶためのコストなどの問題を考えると、それは「自ら学んだ歯科医のみが到達できる領域だ」としか言えません。
道は用意されていても、進んでその道を行く先生が増えてくださらないことには、現状は大きく好転はしないでしょうね。
「内向的に蓄積」とshimoさんが言われる意味は、私なりにわかる気がしますが、高度な治療を、聞きかじった程度で、実際にはできもしないのに「真似して患者にやってみよう」では、それこそ患者にとっては害でしかありません。
そういうことを考えると、むしろ傍からは「内向的に蓄積」していると思えるような姿勢を貫かれている歯科医ほど、患者の利益を最優先に考えられているように思えてなりません。

mosさん

> 今現在通院している先生は、私がこの治療は他の先生に診てもらいたいと思うならいつでも診てもらってください。自分(先生)としては、患者さん(私)が良くなったと満足してもらえることが嬉しいし、患者さんが歯科治療を受けて良かったと思えることが嬉しいので、他の先生に診てもらうことを躊躇われるのが自分に遠慮してという理由だったら、そんな遠慮はいりませんからね・・・と、こんなことを最初に言われております。実際に今の先生に通院しながら他の先生に受けた治療もあります。

私も、主治医には「地元でできる虫歯治療などは地元でしてもらってくださいね」と言われていました。
でも、顎関節症患者の扱い方をよく知らない歯科医にかかるのが恐くて、主治医に治療をお願いしました(^^;
「顎口腔系の問題に由来する不定愁訴であれば、治療の過程でオマケで治っていくもの」 ⇒ 至極名言だと思います。
>shimoさん

ご紹介いただいたトピックスを私が全部読み終えるには膨大な時間がかかると思われます。
ご紹介のトピックスを読む前と読み終わったときでは、また違う感想になるやもしれませんが、私自身が体験した顎関節症を通して患者なりに考える歯科医療、患者なりに思う歯科医療・・・歯科患者にとって理想の歯科医療はどんな姿なのかってことを顎関節症になって以来考えております。

私には、自分は歯科治療で悪くはなっているが、歯科の先生に助けてもらったという思いが強くあります。しかしいまだ歯科医療や歯科医に失望し続けるしかない顎関節症患者が多くいることも知っております。

ですから歯科医療には不満が多くありますし、歯科医の一部発言に失望することもあります。ですが、とかく制限が多い歯科医療のなかでも頑張っていらっしゃる先生方や、私という患者を見捨てることなく治療を引き受けてくださった先生方には、ありがたいの一言しかありません。

また、歯科患者の一部には身勝手な要求や歯科医を軽んじる発言をする者もおり、自分も同じ歯科患者とはいえ、身勝手な歯科患者の言い分には、腹立たしい思いをすることもあります。歯科患者のそれらの言動から多くの人が歯科の重要性に気付かない・気付こうとしない、これが歯科の現状なんだということにも思い当たり愕然とします。

歯科ってそんなもの?、歯科医ってそんなもの?
断じて違いますよね。

できたら、私のように顎関節症になる前に、多くの歯を失う前に、一人でも多くの人に、歯科医療の重要さに、歯科医療のありがたさに気付いてほしいと願っております。

とまあ、いっちょまえに偉そうなことを書いておりますが、私が腹立たしく思う他の歯科患者と私自身に大した相違があるわけではありません。私も同じく歯科患者の一人にしか過ぎません。

一介の患者にしか過ぎない私が考え・思うことが果たして一体何の役に立つのだろう、無駄なことに時間を費やしているんではないだろうか。ネットに記事を書き込むこと自体が無意味、時間が勿体無い・・・近頃はそう思うことが多くなってきました。
自分が顎関節症を体験しなければ、歯科の重要性に気付きもしなかったことを誰よりも一番良く知っているのは私自身なんですよね。

もっとも、だからこそ、ブツブツ文句言いながらも、歯科医や他の歯科患者に何倍もの期待をしちゃうんでしょうけど。

歯科医ではないにせよ、歯科医療者としてのshimoさんにはshimoさんなりの、歯科の将来を危惧、歯科の現状には忸怩たる思いがあって書き続けられているトピックスだと私は思っております。

あれもこれも、私という患者の勝手な思い入れにしか過ぎないのかもしれませんが、願わくば、歯科医療に携わる方達や患者達が自分達の思いや願いを個々にネットで発言するのではなく、今後は立場の違うもの同士であっても、烏合の衆になることなく、歯科がいかに発展しうるかの同時発信の場になるといいですね。


>yumiさん

>でも、顎関節症患者の扱い方をよく知らない歯科医にかかるのが恐くて、主治医に治療をお願いしました(^^;

私ももちろんyumiさんに同じです。
他の先生に治療を受けたのは、主治医公認です。
shimoさんに紹介いただいたコミュが承認されましたので、少し拝見しました。
mosさんが言われるように、全て目を通すには相当時間がかかりそうです。

インプットしきらずにアウトプットしていいのかという思いはありますが、まず思ったのは、このようなコミュを承認制にされているのはもったいないなぁ、ということですね。

拝見したコミュに書かれていた「歯科医師の学生の定員割れ」についてですが…。
歯科医師という職業が置かれている現状が、ここには少なからず反映されているのではないかと思います。

引用していいのかわかりませんが、shimoさんが書かれている下記について。

>  しかし、ながく歯科医師は“この部分”を蔑に扱い、結果「自己低下」の道を歩んでいる__と私は考える。
>  “この部分”とは、歯牙充填・歯冠修復・欠損補綴・歯科矯正の四分野である。
>  歯科医師は、ここに占める行為のマンナカを他者に委託した。委託している間はまだ良かったが、次第に他者に依存した。そしてそれを軽んじた。だから自己を軽んじた。

冒頭にリンクさせてもらったトピを拝見して私が思ったのもそのようなことだったと思います。
特に気になったのは、技工士さんと歯医者さんのやりとりの向こうに、患者の存在があまり見えなかったことですね。

>  歯科医師が医科風にふるまったところで、それはそれまでのことである。
>  歯科医師は、歯科医師本来の価値を自己尊重し、自責し、補完者をもそのように扱い、そのうえで医療専門職として「広義の医師」に進めば良い。

意味を取り違えているかもしれませんが…。
私は歯科医師には歯科医師にしかできない治療があると思っています。
特に顎関節症治療などは、整形外科で何を治すの?と思いますね。


歯科界を取り巻く現状を嘆けばきりがないし、患者としてできることなんて何があるんだろう、とも思いますが、頭の悪い患者なりに思うことは、せめて歯科の重要性を患者の立場で声にしていくことかな、と思います。

…と、このくらいにして、しばしインプットの時間にさせていただこうと思います。
一介の患者にしか過ぎない私が考え・思うことが果たして一体何の役に立つのだろう
 ⇒ 
 立方体ルービックキューブの“なかがわ”に居る者には、表層でどのような模様が表れているかが判らない。
 同様に、歯科の“なかがわ”に居る者には、表層でどのような模様が表れているかが判らない。
 だから、一介の患者にしか過ぎない方々こそが、社会に見える歯科文様を表現できる。
>立方体ルービックキューブ

そうですね。
仰るように私達患者には表層の模様しかわかりません。
そして患者は、自分が望む模様、見たい模様が分からないという人もいれば、その模様しか望んでいない、その模様しか見たくないという人もおります。

患者は自分のためにだけにではなく、患者全般が望む模様、見たい模様を考えるのはとても難しいことです。私は私なりにそのことを伝えようとしては何度も挫折しております。
患者曰く、「患者のあんたに何がわかるの?」「患者のあんたには言われたくない」・・・まあ、このような心境になるのは私も同じ患者ですから、よく分かります。

私は何も全部が全部を否定的、虚無的に捉えているのではないのですが、自分の限界も多分に知っているつもりです。

でも、心のどこかでは、shimoさんの目を見てみたい、shimoさんの目を借りたい・・そんな風にも思っております。
近いうちにお会いできる機会を持ちましょう!

私にできること・・・・なんだろう?
これまでは、自分が治ることで、歯科治療の素晴らしさ、重要さを、一人でも多くの人に知ってもらいたい、と思っていたんですけどね。
私にできること・・・・なんだろう?
 ⇒ たくさんあるさぁ。そして既に(こうして)実行されている。

 yumiさんもmosさんも、こうした公開の場で記し続けておられるわけですから、すでに社会活動だ。
 それが警鐘であろうと、訓示であろうと__、所詮は読者(接した者)のなかで判断されています。それ以上には、どんな啓示も届かない。イニシャティブは常に当事者のなかにある。
 その読んだり聞いたりしたことが(仮に)ウンコになったとしても、その過程で何かを体内に吸収していたり、何かを巻き込んで(供に)排出していたり、【何らかの作用】はあると思います。

 だから、このコミュもどのコミュも、どんどん進んでほしい。「歯科の高い価値」を伝えることと「歯原病」の告発は矛盾しないと思います。むしろ両方を求めるべきだ。
>その読んだり聞いたりしたことが(仮に)ウンコになったとしても、その過程で何かを体内に吸収していたり、何かを巻き込んで(供に)排出していたり、【何らかの作用】はあると思います。

別コミュにも書いたのですが、今日は久し振りに根管治療の本を読んでいました。(と言っても小1時間ほどですが^^;)

思えば、根管治療の本など読むようになったのは、自分はどうして顎関節症になってしまったんだろう・・・それが始まりだったのですが、歯科の本というのは、ある意味純粋な読み物としても面白いんですね。

先生方は普段から患者に分かりやすいように話されているので、本であっても読み手に分かりやすい口調が前面に出てまして、なんというか、わかりやすく丁寧だけど、たとえ話が多すぎていかようにも読めるので余計にややこしく感じるところもある、というところです。

結局のところ私が根管治療の本を読むというのは、それを読んで知ったからと言って何の役にたつわけでもありませんから、患者の趣味の範疇(読書)になるんでしょうが、実践的なこと・・・たとえば歯をもう少しきれいに磨こうとか、こんな風に歯は磨いたほうがいいかなとか、毎食時ごとに野菜をなるべく欠かさず食べようとか・・・セルフケアのためのモチベーション維持には役に立ちますね。

私のもう一つの趣味が”ウンコ”の文字に読み取れるものは何か、です。

こちらに関しては、shimoさんのトピのほうでお付き合いよろしくお願いします。
まだまだ消化不良のように思えますが(^^;開き直って、少し書かせてもらいます。

shimoさんが貼ってくださった画像ですが、私の奥歯がちょうどこんな感じになっていました(^^;

「立方体ルービックキューブ」
患者としては、技工士さんの目だからこそ見える世界もあるんじゃないかと思います。
“なかがわ”を知らなければ、表層にあらわれた模様が何故そうなっているのかも見えてこない、と言えばいいでしょうか…。
患者が本当の意味で「知る」なんてことは不可能かもしれませんが、「垣間見る」ことだけでもできれば、見えてくるものがあるように思います。
今後ともよろしくお願いしますm(._.)m


mosさん

> 私にできること・・・・なんだろう?
> これまでは、自分が治ることで、歯科治療の素晴らしさ、重要さを、一人でも多くの人に知ってもらいたい、と思っていたんですけどね。

先を行かれているmosさんに私はたくさん背中を押されてきました(^-^)

主治医がいつか言われていたことを思い出しました。
「体験した人だからこそ伝えられることがあるはずです」と。

歯科医はどれだけ素晴らしい治療をすることができても、自分自身で治癒を体験することはできないんですよね。
治癒を体験することは、患者だけが可能なことなんだ、と。

体験するほどに、それを伝えることの難しさも感じるようになってきましたが、私も自分なりに伝えていければな、と思っています。

「技工物の精度」というテーマで立てたトピですが、mosさんのコメントを拝見して、やっぱり技工物の精度を問う前に、「根管治療の精度」も問いたいなぁ、と。
でも、歯科コミュを拝見してると、このテーマになると決まって先生方の反応が険悪になるんですよね…(^^;

私ももう一度、手元にある数少ない本を読み返してみようかなぁ…。
>yumiさん

>私ももう一度、手元にある数少ない本を読み返してみようかなぁ…。

ぜひぜひ!
知れば知るほど自分の現実にがっかりするので、むしろ知らないほうが幸せかなと思うことのほうが多いですが、この先のことを考えると、ずっと知らないままでいるよりも少しでも知ったほうが、少なくとも知らないよりかははるかにマシだろうな・・・そう思いながら読み返しております。

yumiさんが持っていらっしゃる本にどのようなものがあるのか私には分かりませんが、患者のために根管治療を厭わないという先生が書かれた本だと思っております(^^)V


歯科治療はどれか一つが大事というわけではなく全部が大事。根管治療も技工物もどんな治療なんだろうってことは、患者にも気になりますよね。技工物のあれこれは折角のご縁だからshimoさんに二人で教えてもらいましょうね。
・・・とこの場で書いちゃって強制的にもshimoさんにはイヤと言わせない(笑)


>先を行かれているmosさんに私はたくさん背中を押されてきました(^-^)

背中を押したというよりも、どついたというか、蹴飛ばしたというか・・・痛かったらゴメン(^^;)
* #31の喩えにおいてご不快を与えたようです。申し訳ありません。

* #34『全部が大事』はまったくそのとおりで、当然です。
 そうした全部のなかでも、特に歯内療法は優先順位として“上”に在ります。何故なら、ウワモノ(歯科補綴装置)は後からでもやり直せるからです。

 ですから私は、弊社のスタッフや親戚には「今もしも費用が足りないなら、メタルコアだけは白金加金で行っておいて、ウワモノは社会保険適用にしておけば良い。数年度にウワモノを置換しよう」と言っています。
 また私はあちこちに何度も書いておりますが__、患者は「歯内療法への知見と歯科医による技能発揮」に投資しべきであって、「下手で雑な歯内療法を施された歯牙」へいくら高いウワモノを装着しても、何の意味もありません。患者は、歯科医療費の“中身”を凝視すべきです。

 
* #31の図がyumiさんの過去に近いのなら、このレベルは過失ではなく、私は犯罪であると思っています。このレベルの低さは、「技工の精度」という言葉を用いるべきではない、いわゆる論外(*)に位置します。

 こうした症例の問題は、この歯牙部位の悪化に留まりません。
? 対向歯牙への過剰圧
? 臨在歯牙への移動誘引
? ??を原因とする顎位変化のきっかけ
? ?による不定愁訴の発生
? ?の訴えを端緒とする、多様な二次歯科治療の開始
? ?による拡大再治療によって失われる患者古来の顎位
? ?への回帰と悪循環

 こうして≪咬合(位)由来不定愁訴≫が増えていく。
===========
(*)実はこうした論外は「歯科医自身による技工」において顕在しています。
 だってそうでしょう。仮にどんだけ安くても、こんなレベルの「製品」には誰でもお金は払いませんが__、自分で作って、自分で評価し、自分で装着するのなら“あり”だから。
>* #31の喩えにおいてご不快を与えたようです。申し訳ありません。

お気遣いされませんようにお願いします。全然不快には思っておりませんので。

こちらこそ、思わせぶりに私の趣味と書いてすみません(汗)
私のもう一つの趣味が”うんこ”=排泄=肛門期。
こっち系なんですが、まだまだ趣味の域を出ておりませんで、あまり大っぴらに書けないんですよね(と、言いつつ書いてしまっていますが^^;)


>そうした全部のなかでも、特に歯内療法は優先順位として“上”に在ります。何故なら、ウワモノ(歯科補綴装置)は後からでもやり直せるからです。

私個人的には順位をつけてはいけないんです。
同位置になければいけないんです。
咬合というのは、根管治療だけでは完成しないんです。


>(*)実はこうした論外は「歯科医自身による技工」において顕在しています。
 だってそうでしょう。仮にどんだけ安くても、こんなレベルの「製品」には誰でもお金は払いませんが__、自分で作って、自分で評価し、自分で装着するのなら“あり”だから。


「歯科医自身による技工」の問題はともかくとして。。。

写真だけを見ていると、こんな歯を入れられた患者は即座に違和感を訴えると思うのですが、ところが患者の全員が違和感を訴えるとは限らないんですよね。
むしろ噛み易くなったという患者もいるんですよね。
不思議ですね。
 数年前の実体験を申し上げます。
 義父が医科病院に入院しました。連携歯科医がやってきて歯科診療する制度になっていて(出入りの歯科医)、有床義歯を提供されました。社会保険点数は勿論、満額請求されていることでしょう。
 その義歯はその義歯は設計も形状も悲惨で、まったく(!)合わず、その装着によって(むしろ)食事が不自由になりました。その義歯は、食べることにも話すことにもマイナスです。
 このボロ義歯を作成したのは(歯科医ではなく)おそらくどこぞの歯科技工所でしょう。歯科医もその調整を成しておりません。装着したままです。

 そういう「消費者」が文句を言わない社会保険の実相もあるのです。
>そういう「消費者」が文句を言わない社会保険の実相もあるのです。

お義父さまはご苦労されましたね。

10年以上も前の話になりますが、shimoさんの書き込みを読みながら、 私の父のことを思い出しておりました。
shimoさんのお義父さまの入れ歯と私の父の総入れ歯はそう大差ないです。

初めて父の入れ歯を洗ったとき、ぎょっとしたどころじゃないです。この入れ歯が父に合うはずないじゃないの、何を考えればこんな入れ歯が作れるのかと、信じられない思いで一杯でした。入れ歯を見て泣けましたね。。。

父はその入れ歯になって数年後に亡くなりましたが、父が亡くなった後に私の顎関節症が悪化していろいろ歯科治療のことを調べていくうちに、だんだんに父の入れ歯があんな形になった謎のようなものがわかってくるようにもなりました。

どんなに入れ歯が合わなくとも、父の頭には転院の選択肢はなかったと思います。
何しろ父は古い人間でしたので、歯科医や医師は先生様でしたから、入れ歯が合わないのは先生様の腕が悪いのではなく、患者の自分に何か原因があると思うような人でした。
以前の私には父のそうしたところが理解できなかったのですが、今は父の気持ちが少し分かるようにもなっております。
私も私の仮歯を丁寧に調整をされている主治医に申し訳ないような思いを何度もしております。私の仮歯は出来が非常に良いので、父の入れ歯の出来とは天と地ほどの差がありますが(^^;)

おそらく父は合わない入れ歯にとても苦労しつつも、調整を一生懸命にしてくれる歯科医に申し訳ないような気持ちだったんだと思います。歯科医が本当に一生懸命に入れ歯を調整をしたかどうかが問題ではなく、自分のために先生が調整に苦労されているということが父には問題だったんだと思います。

もっとも父の入れ歯は、とにかくずぶの素人の私が見ても、全然父の口に合うはずないんですから、そりゃーそんな入れ歯じゃ先生も調整に苦労するわな、と思うし、今でもあんな入れ歯になったのはなんとしてでも納得がいかないけど、今の私の気持ちの半分では、仕方なかったんだろうな、と思うようにもなっています。

だから、患者は何も文句を言わないことが良いことだとか、食事にも会話にも不自由する入れ歯でもありがたいと思えということではないです。

消費者が文句を言わない・・・shimoさんのお義父さまが文句を言わなかったのは、病体で言えなかったことにもあるかもしれませんが、お義父さまは、私や私の父にも似た気持ちを持っていらっしゃっるかもしれませんね。

年を取り病気になるってこういう気持ちを持ってしまうということなんでしょうね。黙って見守るしかない家族には悲しいことだけど、父の気持ちは大事にしたいです。

患者や患者の家族がこんな感傷に浸ってしまうのと、入れ歯の精度には何の関係もありません。
shimoさんが、お義父さんの入れ歯を担当した歯科医にガンガン文句を言えなかったことが、私には納得いきません。
技工士の立場は、自分の取引先の歯科医でもない歯科医にも遠慮をしなければいけないほど、弱い立場なんだと、そのことに歯痒い思いがします。
ガンガン文句を言えなかった
 ⇒ あえて言わなかったのです。
 当然ながら私は、その歯科医をネットレベルで検索しました。すると彼は、ある特定の「水」を歯周病に効く魔法の薬のように自身のホームページに掲載しておりました。とてもとても勉強しているまともな歯科医なら記さないと私は考えている「水」です。
 そしてなによりも、あのボロ義歯を平然と装着できる歯科医には、相手として議論する価値はありません。言ったところで歯科医療は何も変わらないまま、一患者として医科病院側との関係が悪くなるだけと判断したからです。

 そうしてしばらくの間、動けずに且つ譫妄状態にあった義父ですが、一次的に転院しました。幸いなことに、その転院先の隣に有床義歯分野の名歯科医が居りました。そこで印象していただき、私の監理で義歯を作成しお届けし__、その後、快適な有床義歯で回復へ向かいました。

 市民の方々において特に知っていただきたいことは__、歯科医療の技能が低い者(歯科医)には、いくら金銭を投入しようが、その「低いなり以上の結果は無い」ということです。このトピのうえの方で、yumiさんの言葉を引用しつつ、自動車に喩えて記しております。
>ガンガン文句を言えなかった
 ⇒ あえて言わなかったのです。

納得です(><)

でも良かったですね。
お義父さまが転院されたのはラッキーどころじゃないですね。
私の父と違い、快適な有床義歯で回復されたことはとても羨ましいです。
お義父様には、持つべきものは技工士の義理の息子!の感謝で一杯だったでしょうね(^^)


>市民の方々において特に知っていただきたいことは__、歯科医療の技能が低い者(歯科医)には、いくら金銭を投入しようが、その「低いなり以上の結果は無い」ということです。このトピのうえの方で、yumiさんの言葉を引用しつつ、自動車に喩えて記しております。

これはもう自分の体と引き換えに体験しております。
でも、私が自分の体験を語ったところで、患者の多くには私の話など他人事です。
私だけが特別な体験をしているとしか思われません。

それとは少し話が変わりますが・・・
保険の治療では歯が良くならないと思っている人が多いらしく、歯の保険治療ではダメだと散々文句を言っておきながら、自費にすればしたで、その文句の大抵は、治療費が高いというものです。
いずれにせよ、治療内容のことで文句を言う人ってあんまりいませんね。

患者の口コミもあそこの歯科医院は治療費が高い、安いが多いかな・・・。
どこで歯科治療を受けるかを決めるときには、治療費がまず話題になります。

怪我をしたときに、どこの外科に行けば治療費が高いか安いかなんてことを話題にする人っていませんよね。
歯科は治療費のことが真っ先に話題になるというのも、考えてみればヘンな話ですよね。

でも、誤解しないで下さい。前述したように、私は金持ちではありませんから、私だって治療費のことは気になります。

私が言いたいのは、自分が本当に治りたいと思うときには、まずは自分の症状がどんなものかを知りたい、その上で自分が受ける治療がどんな治療内容かを知りたいと思うものじゃないかな、ということです。
 市民感覚は、一朝一夕にできたものでは無い。
mosさん

> yumiさんが持っていらっしゃる本にどのようなものがあるのか私には分かりませんが、患者のために根管治療を厭わないという先生が書かれた本だと思っております(^^)V

もう入手困難な本だったので、古書で見つけた時はうれしかったですね。
もっとも書かれていることはいくらも理解できず、主治医が「双璧をなす」と言われていた海外の某先生の技術を学ばれた歯科医のブログを拝見して、根管形成の根幹部分などはようやく少しイメージできたという有様ですが(^^;
ステップバック?なんじゃそりゃ?ですから…トホホ。

>背中を押したというよりも、どついたというか、蹴飛ばしたというか・・・痛かったらゴメン(^^;)

いえいえ、とんでもないです(^^;
でもまぁ、衝撃〜!ではありましたね。

shimoさん

> * #31の図がyumiさんの過去に近いのなら、このレベルは過失ではなく、私は犯罪であると思っています。このレベルの低さは、「技工の精度」という言葉を用いるべきではない、いわゆる論外(*)に位置します。

訂正と言いますか、装着した時点ではある程度の凹凸があったのですが、私が違和感を訴えたため、当時かかっていた歯科医が口腔内で削られて、その後自分で噛みつぶしたりした結果ツルツルになった、という経緯です。
そもそも顎関節症患者ですから、顎位が安定していない段階では補綴物の精度を問う以前の問題だったとは思いますが…。

ですので、shimoさんが書いてくださってた問題のすべてがこの歯のみによって誘発されたとは言えないかとは思うのですが、「臨在歯牙への移動誘引」これに関しては自覚がありましたね。

上の方に書きましたが、そのクラウンを見られて主治医が言われたのが
「こんな形の歯は自然界には存在しない」
という言葉でした。


お二人の義歯のお話に、そう言えば、なのですが、私の父は歯の丈夫な人だったのですが、糖尿を患って歯周病から何本か歯を失い、現在部分入れ歯です。
ところが、その入れ歯を入れると余計に食べにくいそうで、食事の時には入れ歯を外しています。
入れ歯は外出時に見た目のために着けているという状態です。
なんとかならないものかなぁ、と思うのですが、本人はまだ残った歯でなんとか食事できているので、そのままやりすごしています。
一方、亡くなった曾祖母は、入れ歯が良く合っていたそうで、硬いものでも何でも食べられたそうです。
この違いは何なのかなぁ?と思いますが、結局のところshimoさんが言われているように根本的な腕の違いがあったのだろうなぁ、と思っています。

shimoさんが貼られている画像を見て思い出しました。
このコミュのシンボル画像にさせてもらっているのは小野寅之助先生の根管解剖の本の画像なのですが、小野寅之助先生は木床義歯の研究もされていたそうです。時は大正〜昭和。
小野先生の経歴を拝見して、木床義歯!と思いましたが、実際の木製義歯を見ると、使い心地はどんなだったのだろう、とか、結構良くできているようにも見えて、日本人て器用だな、と思ったり。
洋の東西はあれど、歯科医療の発展を下支えしてきたものは何なのだろう?
そして、まだまだ旧態依然としているものがあり、一方で普遍的なものもある、変わるべきものと変わるべきでないものは何なのだろう、なんて漠然としたことを考えました。
 良好な部分床義歯の歯科提供は難しい。総義歯の方がよほど噛める__という結果を、私は複数知っています。
 まして歯科では患者個々の様態の差異は著しいので、お父様と曾祖母さまの義歯への感想の差異は、必ずしも「歯科医の腕の差」とは言い切れません。もちろん「歯科医の腕の差」だった__のかもしれません。今となっては(だれにも)判らない。

 ここのところは、患者さんらに是非知っておいていただきたいことです。
shimoさん

>良好な部分床義歯の歯科提供は難しい。総義歯の方がよほど噛める__という結果を、私は複数知っています。

そもそも、部分床義歯と総義歯を単純に比較はできない、ということなんですね。
患者感覚だと、総義歯より部分床義歯の方がまだ噛みやすいんじゃないかと思ってしまってましたが、ほんとに知らないことばかりです。
義歯については自分では未体験ですしね(^^;

できれば歳をとってもなるべく義歯にならずにいたいものです。
  母は81歳ですが、歯牙欠損は1歯だけ。歯科保健運動的に言うと8026ですね。
 当然、有床義歯は無し。ブリッジが一か所。歯冠修復は数ヵ所。80歳になって、息子に協力し、ジルコニアボンドの稀有な色調材料の歯科技工練習に協力してくれています。

 市民の皆さまにおいても、?基本的な肉体的器質(*)遺伝をもって生まれ、?当然の口腔清掃を保って育ち、?妥当な歯科治療を受けていて、?メンテナンスを欠かさなければ、歯科保健運動8020は十分に可能だと思います。
 つまり、有床義歯を用いずに生涯を終えることが出来ることでしょう。
==========
(*)肉体的器質;歯質(エナメル質等)の充実度、歯槽骨等の健全性、唾液の成分、呼吸習慣、ホルモン特異性、等々
shimoさん

>母は81歳ですが、歯牙欠損は1歯だけ。歯科保健運動的に言うと8026ですね。

素晴らしいですね!
shimoさんのお母様のお口の中を拝見してみたいものです。

>市民の皆さまにおいても、?基本的な肉体的器質(*)遺伝をもって生まれ、?当然の口腔清掃を保って育ち、?妥当な歯科治療を受けていて、?メンテナンスを欠かさなければ、歯科保健運動8020は十分に可能だと思います。

「基本的な肉体的器質(*)遺伝」これは非常に大きいと思います。
咬合の状態も含まれるでしょうね。

主治医が治療についていつか言われていました。
「神様が創り損なったものの修復。神様に創ってもらったのに、壊してしまったものの修復」と。
私はどちらなのだろう?と思っていましたが、どうもどちらもだったようです。
元々あった問題を、更に大きくしてしまっていました。

今は、「基本的な肉体的器質(*)遺伝」に問題があったとしても、適切な歯科治療が受けられれば、8026は可能なんじゃないかと思っています。
もちろん、メンテナンスも重要でしょうね。
>shimoさん

>市民感覚は、一朝一夕にできたものでは無い。

市民感覚は昔とするとかなり変わってきているように感じます。年配の人に比べると今の若い人達のほうが歯を大事にするようになっていますね。

市民感覚が変わってきたのは、歯科の先生方のご尽力があってのことでしょうが、何たってTVの影響が大でしょうね。

ただ、特に若い女の子が歯に持つ審美意識というのは、もうとっくに私の想像を超えており、彼女達が歯に持つ関心事と言えばホワイティングです。ひょっとしたら矯正もホワイティングと同じくらいの関心事かな。

虫歯の治療に出すお金は気にするのに、ホワイティングに出すお金は高くて当たり前のところがありますね。(もちろんこういった傾向は若い女の子に多いということで、若い女の子の全員がそうだということではありません)


>ここのところは、患者さんらに是非知っておいていただきたいことです。

総入れ歯の話になると体験していない分、想像もかなり入ってきますが・・・
私の実家の近所に住むおじさんは若い頃は、ものすごい出っ歯だったらしいんですね。ところが総入れ歯になった途端、出っ歯は直り、見た目も若くなったそうです。食事にも不自由することなく大抵のものは食べていたそうです。
合う入れ歯っていうのは、こういうものなんだろうなと思うのですが、ものすごい出っ歯を直したのに、どうすれば口に合う入れ歯が出来たのかは未だに謎です。(分かれば歯科医の助手くらいにはなれそうですね^^;)

天然歯だと自分に当て嵌めてオーバージェットやオーバーバイトがどうのこうので、なんとなくのイメージがつかめるんですが・・・って分かった風を書いていますが、もちろん患者なりのイメージです。


>yumiさん

>上の方に書きましたが、そのクラウンを見られて主治医が言われたのが
「こんな形の歯は自然界には存在しない」
という言葉でした。

shimoさんが載せてくださった写真のような歯だと、顎や関節に負担がかかりますね。



>主治医が「双璧をなす」と言われていた海外の某先生

あ・・・もしかして・・という心当たりはあります。
その海外の某先生の技術を学ばれた日本人の先生がいらっしゃるんですか。
知りませんでした。
もし差し支えがないようでしたらで構いませんので、機会がありましたら教えてくださると嬉しいですm(__)m
mosさん

>shimoさんが載せてくださった写真のような歯だと、顎や関節に負担がかかりますね。

確かに、このクラウンが入っていた方の顎関節は、もう一方よりダメージが進行していました。

ダメージの大きさを痛感したのは、主治医の治療で良くなってきてからですが、こんなにダメージが蓄積される前に治療を受けられていたら、もっと早く良くなったかもな、なんて思ったものでした。

> あ・・・もしかして・・という心当たりはあります。
> その海外の某先生の技術を学ばれた日本人の先生がいらっしゃるんですか。
> 知りませんでした。
> もし差し支えがないようでしたらで構いませんので、機会がありましたら教えてくださると嬉しいですm(__)m

こちらでお名前とか出すとご迷惑になってもいけませんので、メッセさせていただきますね。
私自身は主治医の治療を受けられているので、今後もご縁はない先生かと思いますが、その先生が書かれているものを見て、ある程度根管治療を勉強されている先生というのは、レントゲンを見られただけでも、上手い下手はわかるものなのだなぁ、と思いました。

それにしても、日本にも優れた技法があるのに、そちらを学ばれればよかったのになぁ、なんて思ったりも(^^;
どうも、主治医は「双璧をなす」その技法とも比較検討の結果、今の技法を続けられているようです。
 歯原病は、おおく歯冠修復への拡大再治療によって拡散していると思う。
yumiさん、shimoさん

>ダメージの大きさを痛感したのは、主治医の治療で良くなってきてからですが、こんなにダメージが蓄積される前に治療を受けられていたら、もっと早く良くなったかもな、なんて思ったものでした。

>歯原病は、おおく歯冠修復への拡大再治療によって拡散していると思う。

初期治療がいかに大事か、セルフケア(歯磨き)がいかに大事か、を何度も痛感しています。
患者にとって厄介なのは、ダメージが大きくなるまで自覚症状が持ちにくいこと、ダメージが大きくなるまでセルフケアの重要さや効果がわかりにくいことですね。
shimoさんの書かれた「歯原病」というのを「歯周病」と読み違えたまま、書きたいことを頭の中に貯めてしまっていました(^^;

いざ、書こうとしてトピを読み返して、勘違いに気付きましたが、mosさんの

> 初期治療がいかに大事か、セルフケア(歯磨き)がいかに大事か、を何度も痛感しています。
> 患者にとって厄介なのは、ダメージが大きくなるまで自覚症状が持ちにくいこと、ダメージが大きくなるまでセルフケアの重要さや効果がわかりにくいことですね。

から連想したことでもありますので、そのまま書いてみたいと思います。

私自身に関して言えば、主治医の治療を受けるまでは、歯茎の状態は結構悪かったです。
以前かかっていた歯科では定期的にスケーリングを受けていましたし、歯磨き指導も受け、「きれいに磨けている」と褒められてもいました。
それでも、歯茎の状態は一定以上は良くならず、頭打ちでした。
自分では「歯周病」なのだから、仕方ないのかな、と思っていました。

それが、主治医の元で顎関節症治療を受けていくうち、歯茎の状態が次第に良くなっていったのです。
その間、スケーリングはごく部分的に受けただけです。
何が奏功したか、は、主治医のスプリント治療以外に思い当りません。

歯周病の悪化の背景には、菌の問題だけでなく、患者の咬合の問題があることもある、という話を聞いたことがありますが、まさに私自身も、咬合の問題(と顎位の問題)から、歯茎にもダメージが来ていたのだろう、と思っています。

もちろん、だからと言って歯磨きが大切であることには変わりはないので、今も歯磨きはなるべく入念にするようにしています。
 歯磨き = 歯牙磨き + 歯茎磨き
>>>>>>>>>>>>>
 喩え話;
 脚が不自由なヒトが居て、歩行が不正常である。

 すると、筋肉の付着状況(更新如何)が偏り、骨の強度が下がり、間接や間接包(軟骨含む)に問題が起こる。
 運動不全によって、必然的に血液循環が滞り、皮膚(内皮・上皮ともども)の健康が損なわれていく。こうした際に、小さな発疹や傷を因子として、皮膚疾患が顕在することも稀では無い。まして、もしも当該部位が(湿潤で)常時多様な微生物環境であれば、そこが望ましくないサイトカインの起点となるであろう。( ⇒ 廃用性萎縮の悪循環へ)

 他方、「歩行方法」を訓練し、正常に近く歩けるようにすることを通じて__、筋肉が関節障害を補助し、脚における循環器効用も改善し、皮膚疾病も快癒して、妥当な歩行が可能となっていく。( ⇒ 好循環)
>>>>>>>>>>>>>
 顎関節患者や歯周病患者のなかには、こうした類型過程を経ている方々も居るのではないだろうか。
>顎関節患者や歯周病患者のなかには、こうした類型過程を経ている方々も居るのではないだろうか。

他は知りませんが私は違います。
shimoさんが言われていることの意味は、私なりにわかる気がするのですが…。

専門家のお話でも、顎関節を他の関節にたとえて話されることがしばしばありますが、その度思うのは顎関節の独特さ、です。
顎関節は、人間の関節の中で唯一「回転と滑走」をする関節だそうですね。
更にはその動きと連動して、20数本の歯が機能しなくてはいけない。
人間の体の中で、顎口腔系ほど複雑な機能を有している部位は他にはないのではないかと思います。

ですので、顎口腔系の治癒の過程にはshimoさんが書かれているような「歩行方法の訓練」に該当するプロセスも含まれるかとは思いますが、そこには顎口腔系特有の治癒のプロセスが必要になるため、他の関節に置き換えてのたとえ話にはしきれないものがあるのではないかと思います。

考えてみれば、人間の口腔内ほど、容易に人の手による改変が加わっている場所はないかもしれませんね。
だからこそ、技工士さんのお仕事が重要になるのでしょうね。
横から失礼いたします。

参考までにですが、yumiさんと同様、顎関節症の治療に大きく関わっているのは歯科技工士のように思います。
なぜなら、ほとんどの歯科医師は技工士に指示書を技工士に渡し、それを技工士が製作するだけなのですから。
歯科医は出来上がった保綴物を口腔内に入れるだけなので、歯科医と技工士の連携がいかないといいものが作れないのが現状です。そのために患者の印象採得は100%に近いものでなければならない。

歯は臓器と言われてるくらいですからね。

非常に奥深いですよ^^;
ふくちさん

コメントありがとうございます。
プロフィールを拝見しましたが、ふくちさんは歯科技工士さんなんですね。

>参考までにですが、yumiさんと同様、顎関節症の治療に大きく関わっているのは歯科技工士のように思います。

上のコメントは、顎関節症治療終了後の咬合再構築について書いたつもりです。

こと顎関節症治療に関しては、ほとんど歯科医の領域かと思います。
スプリントを技工士に依頼されるにしても、治療の過程での調整は歯科医の仕事になりますしね。

>なぜなら、ほとんどの歯科医師は技工士に指示書を技工士に渡し、それを技工士が製作するだけなのですから。

「ほとんど」ということは全てではない、ということになりますね。

主治医の場合は技工を大学で学ばれている世代です。
義歯などもご自分で作られるそうです。
ワックスアップなどは技工士さんが作られたものを必ず修正されると言われていました。

>歯科医は出来上がった保綴物を口腔内に入れるだけなので、歯科医と技工士の連携がいかないといいものが作れないのが現状です。そのために患者の印象採得は100%に近いものでなければならない。

ただ咬合面を作ればいいだけであればそうでしょうね。
問題はそれでは解決しません。残念ですが。

>歯は臓器と言われてるくらいですからね。

「歯は臓器」と言われている先生ご自身の治療に関しては残念ながらまともとは言いがたいものがありますが。

>非常に奥深いですよ^^;

歯科治療の未来を担われるのはこれからの世代の歯医者さんや技工士さんですね。
ぜひぜひ本当の奥深さを学び、知っていただきたいものです。
yumi様

僕もまだまだ患者様の期待に応えられるような技工物を作ることができいていないのが現状であります^^;顎関節症に関しましては経験上のアドバイスと歯科理論になってしまうのですが、少しでもお力になれればと思っております。

ご指摘ありがとうございます。





ふくちさん

> 僕もまだまだ患者様の期待に応えられるような技工物を作ることができいていないのが現状であります^^;顎関節症に関しましては経験上のアドバイスと歯科理論になってしまうのですが、少しでもお力になれればと思っております。

ありがとうございます。
私自身は根拠のある診断に基づく治療でほぼ治癒していますので、お気遣いなく。

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