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rufu's room るふの広がる部屋コミュの【14】rufu's room//2009-07-01[歴史(科学)] 鍍金--天も知る地も知る

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rufu's room//2009-07-01
[歴史(科学)] 鍍金--天も知る地も知る

「めっき」は、物に金属膜を科学付着(形成)させることだが、
漢字では「鍍金」と書く。古来の技術で、すでに奈良の大仏の造像時には用いられた。
金が水銀に溶け込む=又、金が水銀の表面に融けこむことを指す。
 ↑↑ このことから、「金が滅する」→「滅金」→「めっき」となったそうだ。

「めっき」は外来語ではなく、れっきとした日本語なので、ひらがなで表記する。
本来はカタカナで「メッキ」は間違いである。
諺(ことわざ)に、「めっきが剥げる」(外面の飾りが取れ、悪い中身(本性)が現れる)
とあるが、実際の工業製品は、めっきがなければ、自動車が走らないばかりか、
制御するコンピュータも動かず飛行機も飛ばない。

予断だが、私はかつて大手半導体工場で勤務したことがある。
パソコン用のチップや基盤、ゲーム基盤、様々な家電のマイコン=現代の生活に
関わっている製品の基盤のほとんどに、「めっき」が関わっている。
冷蔵庫も掃除機も炊飯器もみな、マイコン基盤は「めっき」で出来ている。
あの、小さなチップや細かく複雑な迷路のような基盤回路は、
シリコンウエハに対して気が遠くなるほどの工程(リソ、CVD、PVD、カッパー等々…)
を通過した、めっき製品なのである。
工場内では、眼以外の全身を全て多い、顔を掻いてもいけない、一粒の埃も許されない
緊迫した中での辛い作業だった(話が脱線してしまいました)。

 特に、スペースシャトルの底面は、日本のめっき技術が駆使されており、もし簡単に
剥がれれば、大気圏内突入の帰還時、船内は炎に包まれ、乗組員は焼死してしまう。
 そのため、20年以上も前に、業者の講義を受けて、国営放送(NHK)では
「めっきが剥げる」という言葉は禁句(放送禁止)となった。
しかし、どんな高度なめっき技術も「いずれは剥がれる」ことは必至の道理である。

似た諺(ことわざ)に、「馬脚をあらわす」=舞台にて、馬を演ずる役者がしくじって
覆い隠している布から、人間の姿をチラ見せしてしまうこと。包み隠している本性は、
何かの拍子にその姿を見せる性質がある。つまり、「悪事」は自ら露見する性質も持っている。
 尚、「美男におはす」の鎌倉大仏は、
(平安以降は)鋳造できないほど国産の銅が不足していたため、
多量に輸入できる「中国銅銭で作ったとしか考えられない」と、
別府大学が解明した/2008年6月21日。
 そんな昔の時代から、「国産」を妥協して「中国製」は流行っていたことになる。

日蓮大聖人 開目抄に曰く「我も知る人も知る、天も知る地も知る」。

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