ミロクの世に生きる101の方法コミュの観光神話、いい加減卒業しれ〜〜！

自分はよいが、世の中が悪いのぢゃと申しているが、その自分省みよ。自分が神の理（ミチ）にあり、真実であるならば、世の中は悪くないぞ。輝いているぞ。自分にふりかかって来る一切のものは最善のものと思へ。如何なる悪いことも それは最善のものであるぞ。この道理よくわきまへて下されよ。真の神を理解すれば、一切の幸福 得られるのぢゃ。世を呪ふことは自分を呪ふこと、世間や他人を恨むことは自分を恨むこと。このこと悟れば一切はそこからひらけくるぞ。十のもの受けるには十の努力。
ひふみ神示 第27巻　　春の巻 　　　第十三帖

　

久々に肉を食っちまったべ〜〜。いや〜、この映像の2：50ごろ。↓


この日はよ〜〜、カミさんの2連休で、ネットで見っけた北秋田市阿仁合のスノーキャンドルとかいうイベント見に行くことになったんだども、地元の出店に臆面もなく「熱燗くださ〜〜い」と入っていくカミさんを見て、おらはヤバサを感じとったんだべ〜〜。
案の定、「お〜〜よく来た〜〜！ま〜〜すわれ〜〜！」と言われて、「ほれサービスだ、食ってけろ〜〜！」ってすかさず出された阿仁合名物馬スジの煮込み。
予想通りの展開に、観念して食ったべ〜〜。「なんだ。ダンナは馬スジ嫌いけ〜〜。」とかって、気ぃ〜悪くさせたくなかったんでよ〜〜。
ま〜、神示にもこんただこと書いとるし。↓

獣の喰ひ物くふ時には、一度 神に献げてからにせよ、神から頂けよ、さうすれば神の喰べ物となって、何たべても大じょうぶになるのぞ、何もかも神に献げてからと申してあることの道理よく分りたであろがな、神に献げきらぬと獣になるのぞ、神がするのではないぞ、自分がなるのぞと申してあることも、よく分ったであろがな、くどう申すぞ、
ひふみ神示 第04巻 　　天つ巻　　　第五帖


だから、心ん中で「神様いただきます。馬さんおいしくいただくから勘弁ね〜〜。」と祈りながら食ったべ〜〜。
さすがにおらはまだまだ未熟な役員なんで、地元の人方の前で拍手パンパンと打ったりはできねがったども。そこまで腹が座っとらんのだべ〜〜。
っつ〜かもともと馬肉は大好物。角館に住むおらのおばちゃんの味噌煮は最高だべ〜〜！
そんただおらにとって不肉は、神様との固い約束とか戒律とか、そんただもんではね〜んだべ〜〜。
考え方としては、「肉食一回、魂の老化一日分」ってな感じで捉えとる。
魂の老化がどんただ形で表面化するのかはそれぞれの人次第。
抜け毛3本、シワ一本ってな感じで、わかりやすい形で現われる人もおりゃ〜、怒りっぽくなるとか怠け心が膨らむといった、内面的な形で現れる人もおる。
そんただ形で何らかの影響があるもんだと、おらは勝手に考えとる。
つまり、そんただリスクを覚悟していただけば、決して禁忌ではないんだべ〜〜。
（現代栄養学じゃ〜おらの考えと正反対に肉類は重要な栄養素になっとるども、おらは全く信じとらん。栄養学も信仰。現代科学っつ〜宗教の中の思想だべ〜〜。）
むしろ、今回のよ〜なケースの場合、振舞う人方の気持ちをなるべく尊重したかったんだべ〜〜。
そ〜すっと、今度は「酒もっと飲め〜〜！しゃけ汁も食え〜〜！」っと、あとからあとから御馳走してくれる。
結局、お金払ったのは最初のワンカップ一本だけ。もう飲めね〜〜っつ〜くれ〜振舞われて、土産まで持たされたべ〜〜。
そこまでやられちゃ〜、お返しせねばならんっつ〜ことで、映像をユーチューブ配信したんだべ〜〜。なんか、お供えされたお地蔵さんみたいだ気持ち。
まさに、神示に示されたとおり。↓

自分が生んだもの、自分から湧き出るものは、いくら他に与へてもなくならんぞ。与へよ、与へよ、与へてなくなるものは自分のものでないと申してあろう。無くなると思ふのは形のみ見てゐるからぢゃ。カラのみ見るからぢゃぞ。本質は無限に拡がるぞ。与へる程よりよく、神から与へられるぞ。井戸の水のようなもんぢゃ。汲めば汲むほどよくなる仕組。
ひふみ神示 第29巻 秋の巻第十五帖




と、ここまでは観光客としての感想。観光客としちゃ〜、こんただ感じで地元の人方と触れ合える機会っつ〜のは、なによりも嬉し〜こと。そんただ意味じゃ〜大満足。
したども、良いことずくめでしたちゃんちゃん、で終わらんのがおらだべ〜。こっからは、ちょこっときびし〜〜ことも書くべ〜〜。




正直言って今回の旅行、あんまし気が進まんかったべ〜〜。
カミさんは2連休とかいうと、必ずどっかへ行きたがるども、天気予報は秋田県全域に豪雪注意報。
何もそんただ時に、好き好んで行かなくてもよ〜〜。
スノーキャンドルと同日開催で、鷹巣駅前の商店街の7ヶ所で雛人形が飾ってあるっつ〜から、まずはそいつを見て回る。
一ヶ所目で拍子抜け。当たり前のおひな様ばっかじゃん。へたすりゃ〜、カミさんの実家に飾ってあるやつのほ〜が、よぽっどアンティーク。
っつ〜か、飾っとる店の人方も、それで客寄せになるとは全くあてにしとらん様子。
かえって、「明日から飾るつもりでした。ごめんね〜〜」っつ〜店もあったぐらい。
それでもカミさん、熱心に7ヶ所全部回って歩いた。とんだ物好きだべ〜〜。

ま〜、飾ってある雛人形が珍しくもなんとも無いっつ〜のは仕方ないとして、おらが言いたいのは、ない袖まで振ってまで観光客を呼びたがる、その気持ちが疑問。
町の活性化のために観光を当てにするのは、最近どこでも盛んに行なわれとるども、町にないもんまであるかのよ〜に見せかけて、そこまでして観光客を呼びたがるっつ〜、その心理は理解不能。
ま〜、その宣伝にまんまと嵌って、おらだは鷹巣駅まで足を運び、地元のもんをちょこっとは買ったども。
けどそれがなに？かえってお客の心象悪くしたら、後が続かないじゃん。
いやよ〜。おらがきつく言っとるのは、「騙された〜〜！」っつ〜気持ちからじゃね〜んよ〜。
そこまで観光をあてにして、すがって、それだけが寂れた街を新興する一縷の望みみたいだ、その気持ちが気の毒すぎるんだべ〜〜。
なしてそこまでヨソモンを当てにする？ヨソモンを当てにすること自体、ほかに何もあてがありませんっつ〜ことを暴露しちまっとるべ〜。
あらかた予想がつくども、このイベントはおそらく行政の差し金だべな〜〜。「地元が廃れる。何とかしてくれ〜〜！」って住民に言われて、無い頭を絞って出したのがこのイベントっつ〜ことだな〜〜。
っつ〜か、北秋田が他地域に誇れるもんって雛人形なのけ？おらはそ〜思わん。ぜんぜん方向がずれとる。なんかもっと違うもんがあるはず。それがわかっとらん。だから行政。


この手の地元の経済復興を観光に望みを託す幻想。観光神話。
観光神話だけが今や経済の切り札。
そんただ風潮自体が、資本主義経済の末期を如実に告白しとるべ〜〜。
っつ〜か、平泉の中尊寺みたいだ観光の目玉があるならともかく、何にも目玉がない地域はその時点で敗北が決定しとる。
それでいながらすがるもんが観光しかない。気の毒。気の毒すぎる。
いやよ〜、気の毒なのは観光の目玉がないことでねぐ、世の流行をなぞらえた観光にしか救いを見出せんこと。
そこしか目を向けられんっつ〜ことこそが、集団幻想の悲しき弊害なんだべ〜〜。
っつ〜か、観光産業だって、満ち潮に沈み行く孤島に過ぎね〜べ〜〜。
世の中仕事がなくなり失業者が増え、給料は減り、じさまばさまのたんす預金だけが頼みの綱。
それを、全国全世界の観光地が壮絶な分捕り合戦を展開するわけだからよ〜〜、辺鄙な北国の町にそこに割り込んで分け前を手にできる余地は全く無いべ〜〜。
いやいや。名のある観光地だって将来安泰とは言いかねる。平泉だって、４〜５年して今の震災復興機運がなえ萎んできたら、客足も次第に遠のいて行くべな〜。きっと。
テレビじゃ〜最近、宇宙旅行の話題が盛んに宣伝されとるども、あんたなのは何の益も無い宇宙開発（真相は核ミサイル開発競争）のカモフラージュ。不可能なことを可能であるかのよ〜に粉飾しとるだけに過ぎない。
なにかかすか、未来がある、将来は明るいと思えるよ〜な話題が必要だっつ〜だけのこと。あほらし。
結局、観光地なんつ〜もんの多くは人間の浅知恵の産物で、無理して足を運んで金を落とすほどのもんでね〜〜ことに、徐々に人々は気付いていく。集団幻想から醒めていくんだな〜〜。
真の美しさを知るまなざしにゃ〜、世界はいたるところ神秘に満ち満ちとるんだべ〜〜。何も遠くに行かなくても。毎朝夜明けを拝めばそれがわかる。





話を旅行に戻すべ〜〜。
鷹巣ですっかり肩透かしを食らったども、阿仁合の駅そばで飾ってあった雛人形はそれなりに風情があって、見るだけの価値はあったべ〜〜。っつ〜か、そんたなのが一つだけでもあって、ちょこっとほっとした〜〜。
予約しとった旅館についたのがＰＭ４時半頃。途中、町の人方が総出でスノーキャンドルの準備をしとった。１ｍ半ほど積もった雪の真ん中へんをスコップでえぐってろうそくを立てたり、バケツの雪を並べて即席ろうそく立てを作ったり・・・
旅館で少し休んでＰＭ６時ごろ。外に出ると、通りのそこここで、火を絶やしちゃいかんと手に手に着火マン持って、自宅の前を守っとる人がおる。
それが街の端から端まで裏通りまで、通行人一人もいなさそ〜なとこまで、ず〜〜っと続いとる。
年よりも子供も、総出でスノーキャンドルのために奉仕しとる。その光景が何よりも愛おしかったべ〜〜。
そんただ地元の努力に比べて、たしかに観光客はちょこっと少なすぎるよ〜には感じたども。


上述の映像にも写っとったども、馬スジを御馳走してくれた集会所じゃ〜地元の人が口々に、おらだに宣伝してくれ〜〜、チラシになってくれ〜〜って頼むんだべ〜〜。
おらはそのたんびに、「無理に人に来てもらうよか、自分達が心底楽しめるイベントであることがなによりなんでね？」って答えたべ〜〜。
観光神話っつ〜もんは、とにもかくにも、観客動員数とか収益とか、そんただもんでイベントの成功不成功を判断し勝ち。
したども、そんただくだらね〜もんで判断しちまうのは、イベントを立ち上げる人方が、観光客の心でものを見とるからなんだべ〜〜。
観光客の心。すなわち、よそ様のミタマ磨きの成果を感心して傍観する姿勢。
それに対し、観光の対象となるもんは全て、過去の偉業の芸術作品とか住民の努力の成果の舞踊や行事とかいった、ミタマ磨きそのものなんだべ〜〜。（ま〜他地域に比べ特出した自然の造形とかっつ〜のもあるども、それはここでは対象外としておくべ〜。）
自分のミタマも磨かずに、人の磨きを見てただひたすら感心しとる心にゃ〜、観光の目玉なんざつくり出せん。自分自身が光らねばよ〜〜。
だからおらだは、ありきたりのペットボトルに色を塗っただけのもんでさえ、街が総出でやっとるっつ〜ことに、強く感動を覚えるんだべ〜〜。
一人ひとりはなんら特別なとりえが無いとしても、町全体が一つになって一生懸命になる。街ぐるみで光ろうと心がける。それは立派なミタマ磨きだべ〜〜。

他のために行ぜよ。神は無理申さん。始めは子の為でもよい。親の為でもよい。自分以外の者の為に、先ず行ぜよ。奉仕せよ。嬉し嬉しの光さしそめるぞ。はじめの世界ひらけるぞ。
ひふみ神示 第24巻 黄金の巻 第九十三帖


町のためにって目立たぬ仕事しとる人方、ペットボトルに描かれた作者不明のアート作品。
知らぬ間に、そんただもんが観光の目玉になっとる。自分で光出しとる。
そりゃ〜、観光グルメの、有名地ばっか回るお客にゃ〜、そんなもんなんの見る価値も無いよ〜に写るかもしれん。
それでも、それらはそれら特有の美しさを放っとる。
スノーキャンドルも雪国じゃ〜どこでもやっとるありきたりなもんかもしれんども、そこだけの美しさっつ〜のは、必ず存在する。
それは、自分ら自身が自分自身を磨くことによって、自らが光ることによってのみ実現するんだべ〜〜。

百姓にもなれ、大工にもなれ、絵描きにもなれ。何にでもなれる様にしてあるでないか。役員も同様ぞ。まどゐつくるでないぞ、金とるでないぞ。神に供へられたものはみな分けて、喜ばしてやれと申してあろが。此の方 喜ぶこと好きぞ、好きの事栄えるぞ。いや栄へるぞ。
ひふみ神示 第12巻 夜明けの巻 　　第十三帖



とはいえ、このスノーキャンドル、確かに観光客は少ない。
少ないからといって、無意味だっつ〜わけじゃ〜決してない。↓

この神示（ふで）皆に読みきかして呉れよ。一人も臣民居らぬ時でも声出して読んで呉れよ、まごころの声で読んで呉れよ、臣民ばかりに聞かすのでないぞ、神々さまにも聞かすのざから、その積りで力ある誠の声で読んで呉れよ。
ひふみ神示 第02巻　　下つ巻 　　第八帖


キャンドルを楽しむのは、決して人間ばっかしじゃないんである。
神様はしっかり見てくれとるんである。人が喜ぶ姿が好きで好きでたまらないんである。
雪に生える色鮮やかな光。雪も喜んどるんである。
しんみりと語られる昔の思い出。懐かしい人や御先祖様の魂が喜んどるんである。
自分らだけで心の底から喜び合えたら、、他人の評価なんつ〜もんは。全く気にならなくなっていくんである。
観客動員数？収益？そんただもん、心にわきあふれる喜びに比べたら、屁みたいなもん。
観光神話がガラガラと崩れ去った時、最後に残るもの。それだけが肝心なんである。
ただやっぱ欠けとるな〜と感じるのは、西洋文明に駆逐されちまった、神様を祭る心だよな〜〜。
観光客を当てにしたイベントの多くが、精神的に底が浅く感じられるのは、神様不在だから。
国民の休日とか行政が勝手に決めた日時に合わせるんでねぐ、その土地土地に大切な日、大切な場所っつ〜もんがあるはず。
それらを軽視しとるうちは、本当の身○に魂ゝが入ったイベントにゃ〜ならんべ〜〜。
そんただことをもっと大切にしてほし〜〜の〜〜。



今日の神示。↓



お土拝みて米作る百姓さんが神のまことの民ぞ、神おろがみて神示取れよ、神のない世とだんだんなりておろがな。真通（まつ）ることは生かす事ぞ。生かす事は能（はたら）かす事ぞ。神の国には何でもないものないのざぞ、神の御用なら何でも出て来る結構な国ぞ、何もなくなるのは やり方わるいのぞ、神の心に添はんのぞ。
ひふみ神示 第05巻 　地つ巻 　　　第三十帖