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きゃぷてん がんばるっ!!コミュの〜第7章〜(儀式)

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「分かったよ、ミヤ…ミヤはもう十分に罰を受けてる。これ以上苦しまないで…」
 キャプテンは全ての懺悔を聴いた後、その太腿に顔を埋めて泣き続ける雅に、優しく語りかけた。
「でも…でも私、まだ神様からのお許しを貰ってないの…だから…サキちゃんが(代理人)になって」
「……ミヤ?」
 雅の信じる教義では、神から許しを乞う時、祭壇に供えてあるキャンドルの雫を体に受けるのだという。蝋の雫は神の涙であり、それを体に浴びて熱さに堪えながら許しを乞うのだ。この際、自分ではどうしても手加減をしてしまう為、主に懺悔を聴いた人間が(代理人)になって、儀式を進行するというのである。
「そ、そんな…それじゃ私がミヤに蝋燭を垂らすってこと!? できない…できないよ」
「お願い。こんなHな懺悔は神父様にだって話せないし、儀式を受けてお許しを貰わなくちゃ、私…永久に天国に入れて貰えない…」
 あくまで真顔で(代理人)の依頼をしてくる雅。キャプテンは困惑しながらも、その真摯な顔に圧倒され、チラリと雅の祭壇を見た。
 そこには高さ30センチ、直径10センチという巨大なキャンドルが一対あった。とても少女が片手で持てる大きさではなかった。
(こんなのをミヤに…)
 そう考えると、我がもの顔で鎮座するキャンドルが淫靡な悪魔の道具に思えた。
「お願い…サキちゃんが(代理人)になってくれないと、私、自分で蝋燭を垂らさないといけないの…それは(代理人)に垂らして貰う時の何倍も熱く感じるの」
「……み、ミヤぁ」
 キャプテンは自分が母親に受けた、線香のお仕置きを思い出していた。確かにあの辛い責め苦を、自分で自分に施すのは無理であった。
 キャプテンが可愛い『妹』に罰を与えるのも性格上できなかったが、しかしこのままなだめて置いても、雅は信仰を守るため、自身が桃子から受けた屈辱を忘れるため、自分で熱蝋を浴びて苦悶の懺悔を行うに違いない。
 それを思うとキャプテンは小さな胸が裂けそうになるほど辛かった。
「分かったわミヤ。私がミヤに罰を与えてあげる…」
 キャプテンは決断した。
「!……ありがとうサキちゃん…」
 雅が懺悔から初めて笑顔を見せた。
 キャプテンはその顔に無言で頷き、祭壇に近づいた。
 小さな象牙のマリア像に向かい、見よう見まねで覚えたお祈りの姿勢をとって、自分が(代理人)になる旨を報告する。その後、キャンドル・スタンドの傍らにあった外国製のマッチ箱から長寸のマッチ棒を取り出した。
 不器用に擦り点けようとしたが3回、空中を擦ってしまった。手の震えが止まらないのである。やっとの思いで火を点けると、余計にブルブルと震えだした手で火を庇いながら蝋燭に点火した。蝋燭を両手で掴むと、ゴトリとスタンドから外す。
「ふ、ふうっ」
 キャプテンはもう一仕事終えたような疲労を覚えていた。しかし意を決してベッドの方を振り返ると、既に全裸になった雅が、跪いてキャプテンに向かって両手を組んでいた。床には彼女の洋服がキチンと畳まれていた。蝋燭の灯りに照らされた雅の美しい裸体に、暫しキャプテンは言葉を忘れてしまっていた。
「じゃ、じゃあいくよミヤ…が、我慢してね…」
 キャプテンの言葉は震えていた。しかし雅は嬉しそうに微笑んで、組んでいた両手をダラリと左右に下げ落とし、体の成長の割りにほとんど膨らみを形成していない愛らしい両乳房を露にした。そこに垂らして欲しいという意味である。
(…ゴメン、ミヤ)
 心の中で謝るとキャプテンは両手で持っていた蝋燭を静かに傾けた。太い灯芯の根本に溜まっていた熱蝋が、表面張力の限界を突破して雅に降り注ぐ。
「!……」
 クリーム色の蝋涙は、雅の乳房からほぼ真っ直ぐに線を残して垂れ落ち、桜色の乳首の上部に溜まって再凝固する。
 蝋涙の通った箇所の周辺が、ほんのり赤く染まっていた。この蝋燭は原料が蜂蜜蝋で出来ているため、パラフィン製の一般の蝋燭より低温で融解する。火傷の可能性は低かった。
 しかしキャプテンは自分の受けた線香のお仕置きと、その熱さを思い出して戸惑った。
「止めちゃダメよサキちゃん、私がイイって言うまで続けて。さぁ、もう片方にも…お願い…」
 戸惑う『姉』の様子を察した雅はそういって身を捩り、まだ蝋燭の掛かっていない方の乳房を差し出した。キャプテンはここで中止するわけにもいかず、震える両手を抑えつつ、もう一方の乳房の上で蝋燭を傾けた。
「!……く、くふぅ…」
 雅は眉間に皺をよせ一瞬体を痙攣させた。たが、直ぐに体を硬直させ、何かブツブツと口中で呟きながら熱さに堪えている…呟きは懺悔の言葉であった。そしてその閉じた両目から涙がこぼれ始めていた。
 雅は嬉しかったのである。戒律を破り、その結果『姉』の恥部を明かしてしまい、さらに桃子によって汚辱にまみれた自分。その自分を大好きな、否、愛するキャプテンによって灼き清められていくのを、蝋涙の熱さを通して感じる事が出来た。その熱さを与える者と堪える者という関係によって、キャプテンと自分の絆が一層深くなるような気がするのだった。
「サ、サキちゃん…ここにもお願い…桃ちゃんの感覚を忘れさせて欲しい…」
(……そ、そんなとこにまで!?)
 雅は仰向けに床に寝ると、外側から両手を太股に掛けて内股を突き出していった。そこには呼吸に合わせて息づくお大事と、薄茶色で締まりのよさそうなアヌスが収縮を繰り返していた。
 雅のお大事に若草はまだ生えておらず、全くの無毛であった。さらに未熟な小陰唇が僅かに覗く秘裂からは、キラキラと滑光る愛液が臆面もなく溢れているのがキャプテンにも分かった。もともとマゾヒストの素質があった雅は、一連の儀式の中で、自分でも気づかぬ内に被虐の悦びに目覚めていたのである。
「は、早くサキちゃん…私のはしたないお大事に、罰を与えて…下さい」
「み、ミヤ…出来ないよ…そこは…そこは…」
 キャプテンは自分のお大事に、正確には母親に灼かれたクリトリスに、ムズ痒いような痛みを感じて、太股を擦り合わせていた。
 あの女の急所を灼かれた時の痛みを伴う強烈な熱さと恐怖、それにその後の精神的な衝撃を思うと、とても可愛い『妹』に行えることではなかった。
「早く、サキちゃんお願い!」
 雅はほとんど焦れたようにキャプテンに向かって哀願する。
 パックリと割れ見えたお大事がヒクヒクと震えていた。
「…………」
「……お願い……」
「ミヤっ、ゴメンね、垂らすよっ!」
 遂に決断したキャプテンは叫ぶように雅に宣言すると、素早く彼女のクリトリス包皮を剥き上げ、狙いも定まらぬままに蝋燭を傾けた。
「きゃっ……きゃあぁぁぁっ!!」
 クリトリスに蝋涙を受けるのは雅も初めてである。ほとんど断末魔のような悲鳴を上げて床で体を左右に転げてのたうったが、太股に掛けられた手は遂に離さなかった。
「ミヤっ!!」
 蝋燭を置くとキャプテンは雅を抱き起こし、膝の上に頭を乗せて顔を覗き込んだ。
 そして汗まみれの雅の額から髪を撫で上げつつ、暫し無言のままでいた。数分だったが、2人の間に2人にしか分からない濃密な時間が流れた。
「サキちゃん…ありがとう…私たち、ずっと姉妹(きょーだい)だよね…」
 苦痛が去り始め、やっと薄目を開けた雅がそう言った。まだお大事に張り付いた蝋は熱を保っていた。
「当たり前よ! 本当の姉妹(きょーだい)じゃなきゃ、できっこないことしたんだもの…」
 そう言って雅の顔をギュッと抱きしめたキャプテンの目からはまた、止めどもない涙が溢れていた。

(つづく)

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